ユーミンの罪 (講談社現代新書)の感想
酒井さんとは同年代だけど、オシャレ系じゃなかった大阪人の私はユーミンに心酔することはなかったので、さらさらっと読了。この年代以上の人じゃないと読んでもピンとこないでしょうね。酒井さん、この新書や震災のレポート本など、新境地を模索中でしょうか・・・。
読了日:4月25日 著者:酒井順子
春、戻るの感想
春にぴったりのあたたかくてやさしい物語だった。結婚を控える36才のさくらの前に、とつぜん一回り年下の”お兄さん”が現れる・・・。突飛な話だけど、ほのぼのしていて登場人物がみんな良い人であたたかく、読みやすく、さくらの友人にでもなったような気持ちで読み終えた。たいしたときめきもなく、妥当な相手となんとなく結婚する・・・・そんな人も多いと思うけど、そこから始まるものもたくさんある。平和な日常の大切さ、ささいなことを一緒に楽しめる相手って大事だ。ときめきがないなら、これからいっぱい体験できるんだから。
読了日:4月23日 著者:瀬尾まいこ
豆の上で眠るの感想
「えんどうまめの上にねたおひめさま」は私も子供の頃に読んで、いろいろと印象深く記憶に残っている物語。結衣子の心に芽生えた小さな違和感、どうにも居心地の悪い感じ、というこのタイトルは上手い。内容はいつもの湊ワールド。真相は一体???とドキドキしつつ急いで読んだら、終盤イッキに種明かしが。結衣子が大人になるまで(しかも自分が行動に出て・・・)真相を明かされない、って家族としてどうかと思う。そして、当時小学3年生の万佑子に受け止められる事実だろうか・・・。
読了日:4月16日 著者:湊かなえ
よるのふくらみの感想
兄弟と女性1人の、幼馴染の三角関係・・・とも言えないような複雑な関係。女の”性”をいつものように赤裸々に描いているけど、テイストとしては軽めかな。羽化する直前のような、自分の中で膨らみうごめく抑えきれない衝動。この3人の心情を想像するとしんどくなってしまう。
読了日:4月11日 著者:窪美澄
あさひなぐ 11 (ビッグコミックス)の感想
旭の試合を見てて、なんだか泣けてきた。あの緊張感!!そして”薙刀が好き”と思えたこと・・・。成長しましたね! ”般若顔のやす子”に噴いた(笑)
読了日:4月1日 著者:こざき亜衣
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