目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「こころの湯」 お風呂で歌うと気持ちいいね

2006年06月30日 | 映画タイトル か行
ずっと仕事が忙しくて疲れ気味な私に、
のんびりできるいい映画だと紹介していただいた
「こころの湯」(SHOWER 1999年 中国)

北京の下町で、銭湯を営む父と、知的障害のある弟。
そこへ、都会で働く長男が、父の体を心配して帰ってくる。
弟の描いてよこした絵が紛らわしかっただけで、
変わりなく元気な様子の父に、すぐに帰るつもりだった長男だが・・・。

中国にも銭湯があるんですね。
男湯だけなのかな??マッサージやあかすり、爪切りなんかもあって
下町の社交場って感じ。
闘コオロギ(なんていうの?)にムキになるお爺ちゃん、
妻と喧嘩中の男、風呂で大声で歌う男 などなど
人々との触れ合いが描かれます。

多くを語り合ったりしない親子だけど、
働く父親の姿を大人になって見つめると、
イヤだと思っていた家業もまんざらでもないように見える。
父親の銭湯が みんなの憩いの場だなんて、嬉しいじゃないですか。
「山の郵便配達」も よかったけど、
働く父親の姿、見てみたかったなぁ。

知的障害のある弟も、にこにこと銭湯で働き、
夜はお父さんと町内をジョギング。
さて、この先 この家族はどうなるんだろう・・・という気が
しないでもないけど、お風呂場に響く「オー・ソレ・ミオ」が
なんか明るい気持ちにさせてくれました。

銭湯って数えるほどしか行ったことないけど、
広い湯船に ゆったり浸かってみたくなりました。

”お父さん”はドラマ「大地の子」(私は観てない)で
日本人孤児の養父役だった俳優さんだそうです。

チャン・ヤン監督は、新作の「胡同(フートン)のひまわり」も 
なかなかよさそう。
しみじみ、ほのぼのな中国映画でした。
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6 コメント

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大きな湯船にザバーン! (sabunori)
2006-07-01 07:25:29
と浸かりたくなる映画ですよね。

大好きな映画の1つです。

kinoさんのおっしゃる通りこの監督の次回作「胡同のひまわり」も期待しているのですが、過去の作品で「スパイシー・ラブ・スープ」もかなりオススメです。

オムニバスなのですが、その中の「麻雀」という短編がこの「こころの湯」と同じようなテイストで私は大好き!

そちらももし機会があったらぜひ!

こういう作品に出会えるからアジア映画はやめられないの~♪
返信する
Unknown (Notorious♪)
2006-07-01 10:12:04
こんにちは♪



チャン・ヤン監督作品大好きですね~♪

(↑)でsabunoriさんもおっしゃって

ますが「スパイシー・ラブ・スープ」

お薦めです!!ボクは「初恋」だった

かな?そんあタイトルのエピが№1

でした。

父役の朱旭ってスクリーンで観るより

かなり大柄な人だったのでビックリし

ました♪
返信する
映画館で見ました! (のら)
2006-07-01 18:31:49
心安らぐとても素敵な作品でしたね♪

上の方が書いてらっしゃいますが・・

私も「スパイシー・ラブスープ」を

見ようと思いながら未見なんですよね。

見てみなくっちゃ。
返信する
地味だけどいい (☆kino)
2006-07-03 01:04:49
>sabunoriさん

なんてことない映画だけど、ほんと、お風呂に入ったみたいな気分の

イイ映画でした。

「胡同のひまわり」も「スパイシー~」も観てみたい!



>Notorious♪さん

へぇ~ オムニバスいいですね。

私も”私はアレが好き”って話に加わりたいなぁ(笑)

お父さん、小柄なイメージで見てました。

実際にお会いになったのですね!?



>のらさん

銭湯に行きたくなる映画でした。

皆さんの情報で、見たい映画がたまる一方です!
返信する
ほのぼの~ (Cartouche)
2006-07-03 08:40:54
私もこれロードショーでみて、ほんわかした気持りになりました。そして日本の忘れてしまった何か大切なものを思い出させてくれたような感じです。最新作も楽しみ~
返信する
ゆったりぽかぽか (☆kino)
2006-07-04 01:15:58
>Cartoucheさん

ほんと、ちょっと前の日本みたいな情緒と人情が

ありますよね。

女の人の憩いの場もあったんだろうか?気になります。
返信する

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