愛とは矛盾にみちたものです。
愛するがゆえに憎み 傷つけ 傷つくのが人間の愛だといえましょう。
愛さなければ 辛さも襲ってきません。
愛するということは 地獄の苦しみを味わうことです。
愛の深傷(ふかで)ほど なかなか癒されぬものもないでしょう。
それは 愛する自分というものがあるからです。
愛を捧げた自分のいとおしさが残るからです。
ファウストは 命まで遣(や)る といいましたが (母 ・・・335.)
結局は 自分自身を愛する気持を捨てきれませんでした。
愛する「我(われ)」をなくしきれなかったわけです。
そこに愛の矛盾が ・・・ しのびこんでくるのです。
* 2010.11 東ブータンで
愛するがゆえに憎み 傷つけ 傷つくのが人間の愛だといえましょう。
愛さなければ 辛さも襲ってきません。
愛するということは 地獄の苦しみを味わうことです。
愛の深傷(ふかで)ほど なかなか癒されぬものもないでしょう。
それは 愛する自分というものがあるからです。
愛を捧げた自分のいとおしさが残るからです。
ファウストは 命まで遣(や)る といいましたが (母 ・・・335.)
結局は 自分自身を愛する気持を捨てきれませんでした。
愛する「我(われ)」をなくしきれなかったわけです。
そこに愛の矛盾が ・・・ しのびこんでくるのです。
* 2010.11 東ブータンで