ラズベリーパイって小型最安値のコンピューター。で、ラズベリーパイ・ゼロはわずか5ドル(約610円)の超廉価版。
日本人にしてみればわずかな値段ですが世界にはまだまだ600円でも買えない人が大勢います。この貧困層までコンピューターを届けてすそ野を広げることが大切なんですね。。いろんな可能性を広げてさらに発展していく。これがコンセプトかな。
>このラズベリーパイ・ゼロは完全なコンピューターではない。厚さ5ミリのサーキットボードで構成され、ブロードコム製の1GHzマイクロプロセッサーで動く。512MBのオンボードメモリを持つが、この容量はiPhone4Sと同じだ。ソケットがあるので、キーボード、マウスやモニターをつなぐことができる。このほか、USBのデータポートや、電力、ビデオ、Wi-Fiドングル向けのソケットもある。40ピンのGPIOヘッダーピンがあるので、センサーや他のコンピューターなど、あらゆるタイプの外部ハードウエアとつないで、データを送受信できる。
新しい価値やシステムを開発していく上では重要な方向性だと思う。あと、各国に秋葉原のような多様で格安な電気店街ができてくれば更に発展していくんですね。
素晴らしい発想だと思う。発展途上国のやる気のある若者に行き渡るといいな。
【Raspberry Pi 2 ModelB】2015年2月1日発売最近機種!RaspberryPi2(ラズベリーパイ2)モデルB 英...
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ラズベリーパイ、610円のコンピューターを発売 ウォール・ストリート・ジャーナル 11月27日(金)13時7分配信
必要最小限の機能を持つコンピューターを製造する英国の非営利団体ラズベリーパイ財団は26日、同財団としては最安のコンピューター製品を発売した。わずか5ドル(約610円)のコンピューター「ラズベリーパイ・ゼロ(Raspberry Pi Zero)」だ。
ラズベリーパイ財団の創設者で代表を務めるエベン・アプトン氏が米アルファベット傘下グーグルのエリック・シュミット会長にたまたま出会ったのは、今から3年近く前の2013年1月だった。この出会いが、当時35ドルで人気だったコンピューター「ラズベリーパイ」の高価格版を作るというアプトン氏の計画を捨てさせることにつながった。
英ケンブリッジに本拠を置く同財団は13年当時、グーグルから100万ドル(現在のレートで約1億2300万円)の寄付金を受け取っていた。自分で組み立ててプログラムできるラズベリーパイ・コンピューター1万5000台を学校の生徒たちに届けるためだ。
この寄付の発表イベントの際、シュミット会長は偶然英国にいた。同会長はラズベリーパイ財団が次に何に取り組もうとしているのかを聞いてきた。
アプトン氏はそのとき、「将来のラズベリーパイ製品は価格を(35ドルから)少し上げて50~60ドルくらいにし、処理能力を少し上げようと考えているとシュミット会長に伝えた」という。26日、ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで明らかにした。
アプトン氏によると、シュミット氏は、それは間違っていると述べ、可能な限り安いコンピューターを作ることを目指すべきだと言ってきたという。
インタビューでアプトン氏は「シュミット氏は、低価格品と競うのは非常に難しいことだと言い、非常に説得力のある説明をした。それは人生を変えるような会話だった」と語った。その後、アプトン氏は財団の研究所に戻り、価格の高いラズベリーパイを開発する計画を全て中止したという。同氏は「(35ドルという)同一価格でもっと処理能力の高いものを作り、その上で同じ処理能力を持つものをより安く作ろうと考えるようになった」と述べた。
実際、同財団は今年初めに、処理能力のより高い新型コンピューター「ラズベリーパイ2」を「ラズベリーパイ1」と同じ価格の35ドルで発売した。
そして、アプトン氏がシュミット氏と会話してから3年近くたった今月26日、同財団としては最安の商品を発売した。それが5ドルのコンピューター「ラズベリーパイ・ゼロ」だ。
このラズベリーパイ・ゼロは完全なコンピューターではない。厚さ5ミリのサーキットボードで構成され、ブロードコム製の1GHzマイクロプロセッサーで動く。512MBのオンボードメモリを持つが、この容量はiPhone4Sと同じだ。ソケットがあるので、キーボード、マウスやモニターをつなぐことができる。このほか、USBのデータポートや、電力、ビデオ、Wi-Fiドングル向けのソケットもある。40ピンのGPIOヘッダーピンがあるので、センサーや他のコンピューターなど、あらゆるタイプの外部ハードウエアとつないで、データを送受信できる。
ラズベリーパイ・ゼロはマネークリップ(財布の一種で、お札をはさむ留め具)ほどの大きさ。1万台は、同財団が26日に発売した雑誌「マグパイ(MagPie)」12月号の付録として英国で無償提供された。
このほか、ウェールズ南部にあるソニーの工場で製造した2万台は26日に英米の業者が販売し、全て売り切れた。アプトン氏によると、注文は殺到しているという。同氏は1台当たりのコストを明かさなかったが、「これで赤字になるとは予想していない」と付け加えた。
このコンピューターでゲームの「マインクラフト」や、コーディングを学べるプログラム「スクラッチ」を楽しむことが可能。このほか、音楽プレーヤーとして使ったり、ロボットを動かしたりといったことにも使用できる。
ラズベリーパイ1は2012年2月の発売以来、合計約450万台が販売された。ラズベリーパイ2は今年2月に発売され、現在までに250~300万台を販売。10月の1カ月間だけで25万台を売っている。「今年、販売は急増している」とアプトン氏は語った。
By AMIR MIZROCH
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日本人にしてみればわずかな値段ですが世界にはまだまだ600円でも買えない人が大勢います。この貧困層までコンピューターを届けてすそ野を広げることが大切なんですね。。いろんな可能性を広げてさらに発展していく。これがコンセプトかな。
>このラズベリーパイ・ゼロは完全なコンピューターではない。厚さ5ミリのサーキットボードで構成され、ブロードコム製の1GHzマイクロプロセッサーで動く。512MBのオンボードメモリを持つが、この容量はiPhone4Sと同じだ。ソケットがあるので、キーボード、マウスやモニターをつなぐことができる。このほか、USBのデータポートや、電力、ビデオ、Wi-Fiドングル向けのソケットもある。40ピンのGPIOヘッダーピンがあるので、センサーや他のコンピューターなど、あらゆるタイプの外部ハードウエアとつないで、データを送受信できる。
新しい価値やシステムを開発していく上では重要な方向性だと思う。あと、各国に秋葉原のような多様で格安な電気店街ができてくれば更に発展していくんですね。
素晴らしい発想だと思う。発展途上国のやる気のある若者に行き渡るといいな。
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ラズベリーパイ、610円のコンピューターを発売 ウォール・ストリート・ジャーナル 11月27日(金)13時7分配信
必要最小限の機能を持つコンピューターを製造する英国の非営利団体ラズベリーパイ財団は26日、同財団としては最安のコンピューター製品を発売した。わずか5ドル(約610円)のコンピューター「ラズベリーパイ・ゼロ(Raspberry Pi Zero)」だ。
ラズベリーパイ財団の創設者で代表を務めるエベン・アプトン氏が米アルファベット傘下グーグルのエリック・シュミット会長にたまたま出会ったのは、今から3年近く前の2013年1月だった。この出会いが、当時35ドルで人気だったコンピューター「ラズベリーパイ」の高価格版を作るというアプトン氏の計画を捨てさせることにつながった。
英ケンブリッジに本拠を置く同財団は13年当時、グーグルから100万ドル(現在のレートで約1億2300万円)の寄付金を受け取っていた。自分で組み立ててプログラムできるラズベリーパイ・コンピューター1万5000台を学校の生徒たちに届けるためだ。
この寄付の発表イベントの際、シュミット会長は偶然英国にいた。同会長はラズベリーパイ財団が次に何に取り組もうとしているのかを聞いてきた。
アプトン氏はそのとき、「将来のラズベリーパイ製品は価格を(35ドルから)少し上げて50~60ドルくらいにし、処理能力を少し上げようと考えているとシュミット会長に伝えた」という。26日、ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで明らかにした。
アプトン氏によると、シュミット氏は、それは間違っていると述べ、可能な限り安いコンピューターを作ることを目指すべきだと言ってきたという。
インタビューでアプトン氏は「シュミット氏は、低価格品と競うのは非常に難しいことだと言い、非常に説得力のある説明をした。それは人生を変えるような会話だった」と語った。その後、アプトン氏は財団の研究所に戻り、価格の高いラズベリーパイを開発する計画を全て中止したという。同氏は「(35ドルという)同一価格でもっと処理能力の高いものを作り、その上で同じ処理能力を持つものをより安く作ろうと考えるようになった」と述べた。
実際、同財団は今年初めに、処理能力のより高い新型コンピューター「ラズベリーパイ2」を「ラズベリーパイ1」と同じ価格の35ドルで発売した。
そして、アプトン氏がシュミット氏と会話してから3年近くたった今月26日、同財団としては最安の商品を発売した。それが5ドルのコンピューター「ラズベリーパイ・ゼロ」だ。
このラズベリーパイ・ゼロは完全なコンピューターではない。厚さ5ミリのサーキットボードで構成され、ブロードコム製の1GHzマイクロプロセッサーで動く。512MBのオンボードメモリを持つが、この容量はiPhone4Sと同じだ。ソケットがあるので、キーボード、マウスやモニターをつなぐことができる。このほか、USBのデータポートや、電力、ビデオ、Wi-Fiドングル向けのソケットもある。40ピンのGPIOヘッダーピンがあるので、センサーや他のコンピューターなど、あらゆるタイプの外部ハードウエアとつないで、データを送受信できる。
ラズベリーパイ・ゼロはマネークリップ(財布の一種で、お札をはさむ留め具)ほどの大きさ。1万台は、同財団が26日に発売した雑誌「マグパイ(MagPie)」12月号の付録として英国で無償提供された。
このほか、ウェールズ南部にあるソニーの工場で製造した2万台は26日に英米の業者が販売し、全て売り切れた。アプトン氏によると、注文は殺到しているという。同氏は1台当たりのコストを明かさなかったが、「これで赤字になるとは予想していない」と付け加えた。
このコンピューターでゲームの「マインクラフト」や、コーディングを学べるプログラム「スクラッチ」を楽しむことが可能。このほか、音楽プレーヤーとして使ったり、ロボットを動かしたりといったことにも使用できる。
ラズベリーパイ1は2012年2月の発売以来、合計約450万台が販売された。ラズベリーパイ2は今年2月に発売され、現在までに250~300万台を販売。10月の1カ月間だけで25万台を売っている。「今年、販売は急増している」とアプトン氏は語った。
By AMIR MIZROCH
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