静岡県吉田町にある小山城(こやまじょう)に行ってきたよ。実は博物館で正式名は吉田町展望台小山城だけど、なかなかどうして立派な外観でしたよ。
さて、先週の土曜日にテケは車を走らせて広い駐車場に到着しました。売店の右を見ると入口があり、進んで行くと能満寺(のうまんじ)の門がありました。
今回、載せる予定の画像は27枚と多く、縮小したサムネイル画像を多用するので、小さい画像をしっかり見たい人はクリックして大きくしてね。
駐車場側から小山城へのコースは能満寺の境内を通るようです。どんなお寺なのか想像しながら門をくぐると立派なお寺です。で、能満寺をぐるっと囲っている塀と門があったけど、この門の透かし彫りが立派!
能満寺って調べると、吉田町によれば『鎌倉建長寺開山蘭渓道隆二世の法孫定門は、弘長2年(1262)4月、亀山天皇の許可をえて、 生国初倉庄片岡郷に一寺を開き、吉祥山能満福智禅寺と命名した。 元寇の役が起こると、勅願寺として官寺に列せられた名刹である。』って、歴史あるね。ところで「勅願寺として官寺に列せられた」とあるけど、天皇から国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のことみたいね。こんなところも歴史をたどるうえで面白いかも知れないと思ったよ。
門をくぐると本殿かな。右を見れば、樹齢1000年のソテツで「日本三大ソテツ」に数えられていて国指定の天然記念物となっているって。
左に進路をとって行くと真っ直ぐ過激に急な階段と右側に緩い勾配の「女坂」という道路。緩いと言っても階段よりも緩いだけで、実は急ですが。。^^;
テケは階段。上り終えてしばらく行くと看板がありました。ふむふむ、これで全体が俯瞰できた。
で、いよいよ小山城です。まずは空堀がお出迎えです。
堀から小山城を望んだ風景です。でも、今のところ天守閣が存在した事実は見つからず犬山城天守をモデルにした架空模擬天守のようです。もともと今川氏の砦があって規模的には天守が無くても不思議ではないかな。
城に入ると受付のおじさんに入館料200円を支払いました。テケが写真の許可を頂いて撮っていると、いろいろ教えてくれました。
地形の模型はわかりやすかったよ。現在の大井川は水量がダムなどにより極端に少なくなってますが、昔は川幅が3倍ほどあって水量は10倍はあったようです。なにしろ雨が続き水量が増えると「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川。」って言うくらい戦略的に橋を架けない時代は足止めを食らってたからね。なので台地の東側には大井川が流れていたんじゃないかと思います。そうして削られた突端部は急な斜面になっていて戦闘は西側正面に限定させる構造ですね。北側は覗いてないのでわかりませんが、三重の三日月堀をはじめ堀がみんな西側にあることを考えればたぶん、西側以外は断崖だと思う。
そんな地形だから、武田、徳川氏の陣取り合戦で13年間も攻防が繰り広げられたのかも知れません。そんなことを考えると天守が無かったとしても興味深い城です。
3層5階建て、高さ21メートルから見た風景です。
武田流の「三重の三日月堀」です。
復元された大手門をくぐると西側にでて茶畑が見えました。
元来た道を帰って南側から小山城を見上げた風景です。
上の写真を撮ろうと売店裏や道路で撮影構図を下手ながら探していると、どこからともなく香ばしい良い匂い。。ときはお昼時。鰻を焼いてる匂いです。見渡してもそんな店はなさそうです。そう言えば、ココ吉田町はウナギの養殖で有名だよね。来る途中、うなぎ屋を良く見かけたしね。
スマホで調べると駐車場入り口の方に「うなぎ 八木秀(やぎひで)」ってのがある。口コミも悪くない。よしっ、春の土用の丑の日は鰻を食べなかったしたまには良いかって感じで財布のひもが緩んでしまいました。
ハイッ。あっと言う間に到着。
入りま~す。
メニュー。店員さんに聞くと、うな重のかば焼きはどれも一緒みたい。吸物・漬物付き+αで値段が変わります。
【特上(税込み4,600円)】うな重+かば焼きor白焼き+吸物・漬物
【松 (税込み3,100円)】うな重+刺身+吸物・漬物
【竹 (税込み3,000円)】うな重+フルーツ+吸物・漬物
【梅 (税込み2,600円)】うな重+吸物・漬物
テケは梅をチョイス。10分程で来たよ。
柔らかくて美味しい。鰻稚魚不良のご時世、この値段でこの味なら文句なし!
ご馳走様でした。
【地図】能満寺山公園住所:榛原郡吉田町片岡2519-1
クリックしていただけると励みになります(*゜▽゜*)
紫陽花は良いね~
大阪城を見て圧倒された
静岡市の美術館巡りと霧下そば 戸隠でランチ
岡部宿大旅籠柏屋(かしばや)は江戸時代の歴史が感じられる良い所
さて、先週の土曜日にテケは車を走らせて広い駐車場に到着しました。売店の右を見ると入口があり、進んで行くと能満寺(のうまんじ)の門がありました。
今回、載せる予定の画像は27枚と多く、縮小したサムネイル画像を多用するので、小さい画像をしっかり見たい人はクリックして大きくしてね。
駐車場側から小山城へのコースは能満寺の境内を通るようです。どんなお寺なのか想像しながら門をくぐると立派なお寺です。で、能満寺をぐるっと囲っている塀と門があったけど、この門の透かし彫りが立派!
能満寺って調べると、吉田町によれば『鎌倉建長寺開山蘭渓道隆二世の法孫定門は、弘長2年(1262)4月、亀山天皇の許可をえて、 生国初倉庄片岡郷に一寺を開き、吉祥山能満福智禅寺と命名した。 元寇の役が起こると、勅願寺として官寺に列せられた名刹である。』って、歴史あるね。ところで「勅願寺として官寺に列せられた」とあるけど、天皇から国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のことみたいね。こんなところも歴史をたどるうえで面白いかも知れないと思ったよ。
門をくぐると本殿かな。右を見れば、樹齢1000年のソテツで「日本三大ソテツ」に数えられていて国指定の天然記念物となっているって。
左に進路をとって行くと真っ直ぐ過激に急な階段と右側に緩い勾配の「女坂」という道路。緩いと言っても階段よりも緩いだけで、実は急ですが。。^^;
テケは階段。上り終えてしばらく行くと看板がありました。ふむふむ、これで全体が俯瞰できた。
で、いよいよ小山城です。まずは空堀がお出迎えです。
堀から小山城を望んだ風景です。でも、今のところ天守閣が存在した事実は見つからず犬山城天守をモデルにした架空模擬天守のようです。もともと今川氏の砦があって規模的には天守が無くても不思議ではないかな。
城に入ると受付のおじさんに入館料200円を支払いました。テケが写真の許可を頂いて撮っていると、いろいろ教えてくれました。
地形の模型はわかりやすかったよ。現在の大井川は水量がダムなどにより極端に少なくなってますが、昔は川幅が3倍ほどあって水量は10倍はあったようです。なにしろ雨が続き水量が増えると「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川。」って言うくらい戦略的に橋を架けない時代は足止めを食らってたからね。なので台地の東側には大井川が流れていたんじゃないかと思います。そうして削られた突端部は急な斜面になっていて戦闘は西側正面に限定させる構造ですね。北側は覗いてないのでわかりませんが、三重の三日月堀をはじめ堀がみんな西側にあることを考えればたぶん、西側以外は断崖だと思う。
そんな地形だから、武田、徳川氏の陣取り合戦で13年間も攻防が繰り広げられたのかも知れません。そんなことを考えると天守が無かったとしても興味深い城です。
3層5階建て、高さ21メートルから見た風景です。
武田流の「三重の三日月堀」です。
復元された大手門をくぐると西側にでて茶畑が見えました。
元来た道を帰って南側から小山城を見上げた風景です。
上の写真を撮ろうと売店裏や道路で撮影構図を下手ながら探していると、どこからともなく香ばしい良い匂い。。ときはお昼時。鰻を焼いてる匂いです。見渡してもそんな店はなさそうです。そう言えば、ココ吉田町はウナギの養殖で有名だよね。来る途中、うなぎ屋を良く見かけたしね。
スマホで調べると駐車場入り口の方に「うなぎ 八木秀(やぎひで)」ってのがある。口コミも悪くない。よしっ、春の土用の丑の日は鰻を食べなかったしたまには良いかって感じで財布のひもが緩んでしまいました。
ハイッ。あっと言う間に到着。
入りま~す。
メニュー。店員さんに聞くと、うな重のかば焼きはどれも一緒みたい。吸物・漬物付き+αで値段が変わります。
【特上(税込み4,600円)】うな重+かば焼きor白焼き+吸物・漬物
【松 (税込み3,100円)】うな重+刺身+吸物・漬物
【竹 (税込み3,000円)】うな重+フルーツ+吸物・漬物
【梅 (税込み2,600円)】うな重+吸物・漬物
テケは梅をチョイス。10分程で来たよ。
柔らかくて美味しい。鰻稚魚不良のご時世、この値段でこの味なら文句なし!
ご馳走様でした。
【地図】能満寺山公園住所:榛原郡吉田町片岡2519-1
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紫陽花は良いね~
大阪城を見て圧倒された
静岡市の美術館巡りと霧下そば 戸隠でランチ
岡部宿大旅籠柏屋(かしばや)は江戸時代の歴史が感じられる良い所