この会は、「中津市を日本有数の桜ともみじの名所にする」ことを目的としている。
で、きのうが、その発会式。
市長が名誉会長、商工会議所会頭が会長、わが NPO 法人中津まちづくり協議会の理事長が副会長…etc
そうそうたるお歴々が役員になっていただいていて、官民一体でこの事業を推進していくとが確認された。
で、具体的になにをするかというと、
10年かけて、桜1万本、もみじ10万本を市内各所に植樹しようという事業。
その発会式の最後に、ある副会長から興味深いお話を聴けた。
なんでも12年後の2018年は、「耶馬溪」命名200周年とのこと。
「耶馬溪」は、それまで単に「山国谷」とよばれていた山国川の上・中流域の渓谷を
1818年に頼山陽が訪れ、無数の奇岩がそそり立つ景勝に感動し、「耶馬渓天下無」(耶馬溪天下に比べるものなし)と漢詩に詠んだのがそのはじまり。
耶馬溪という雰囲気のいい字面は、
漢詩をつくるにあたり、山国谷をもじって中国風の文字を宛てたんでしょう。
むろん、邪馬台国とはなんの関係もありません。
ともかく、この「桜ともみじの里づくり」事業が10年間で完遂できれば、
12年後の命名200周年に大きな花を添えることができる。
もうひとつの大きな意義をいただいた気がして、めずらしく身が引きしまりました。
最新の画像もっと見る
最近の「うんちく・小ネタ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 旅行記(32)
- 桐箱ブログ(21)
- インポート(1)
- ギャンブル(1)
- まちづくり(130)
- 写真(42)
- オランダ・コラム(4)
- 音楽(23)
- テレビ番組(148)
- アート・文化(74)
- 佐野元春(76)
- うんちく・小ネタ(272)
- アニメ・コミック・ゲーム(71)
- 本と雑誌(12)
- 社会・経済(9)
- ブログ(49)
- 日記(0)
- 学問(13)
- 映画(9)
- 食・レシピ(18)
- 健康・病気(60)
- 国際・政治(54)
- 青年会議所(22)
- まち歩き(260)
- 悩み(52)
- ニュース(156)
- スポーツ(152)
- 日記・エッセイ・コラム(184)
- コスメ・ファッション(34)
- デジタル・インターネット(101)
- 旅行(9)
- グルメ(5)
バックナンバー
人気記事