ついにでた!コレを知らなきゃ、J-POP を語る資格なし。
今回は、佐野元春さん不朽の名作「サムデイ」です。
1982年の春、大瀧詠一の呼びかけで『 NIAGARA TRIANGLE VOL.2 』に参加し、
「A 面で恋をして」のスマッシュヒットにより、ようやくシーンに名前がでた元春。
その直後にアルバム『 SOMEDAY 』がリリースされ、
イッキにメジャーの仲間入りをはたします。
このアルバムの成功で、吉川晃司や NOBODY 、尾崎豊に代表される
多くのフォロワーたちがシーンに登場することになったといわれてます。
アウトロのフェイドアウトの部分で、
「 Now we're standing inside the rain tonight 」
とシャウトしてるのは、ボブ・ディランへのオマージュか?
サムデイ -SOMEDAY-
アルバム『 SOMEDAY 』収録(1982年5月発売)
都市の若者たちのための新しい時代のシンフォニー。
「サムデイ」は新たな時代を先導するパワフルな可能性の種子だった。
「荒廃した都市の中に息づくイノセンス」というテーマのナンバーで 、
「サムデイ」を超えた楽曲はまだない。
日本のポップミュージック史のエバーグリーン的存在で、
元春の作品のなかでもひときわ崇高な輝きを放っている。
リリースされた1982年当時、ヒットチャートで80位にもとどかなかったこの曲が、
時代(とき)をこえて、これほど多くの人びとに愛されつづけているのも不思議な気がする。