SIDEWALK TALK

殺人者の心理

taihoいきなりヘヴィーなタイトルだけど、
ここでいう殺人者とは、戦時や文明が未成熟だった過去のそれじゃなく、
現代社会における殺人犯の心理(もしくは精神)について書こうとしている。


とにかく猟奇的としかいいようのない、理解不可能な残虐な事件が多発してる昨今。
しかも、犯人が少年だったりする。
そういった事件がおこるたびに、
犯人の精神鑑定、犯人の生い立ちや性癖、犯罪遂行時の精神状態だとかが重要視され、
徹底的な捜査や検証がおこなわれる。


ちょっと乱暴なんだけど、四捨五入した僕の見解。


「殺人」なんて行為は、現代社会においては、
常軌を逸した非人間的な感性の持ち主しか実行に移せないと思う。
「殺人」を犯すこと自体が精神異常であり、まともな思考活動が不可能な人間であるとしか思えない。
つまり、殺人犯の精神が異常なのは当たり前で、
むしろ、殺人行為のとき、精神的にマトモ(冷静)だったというほうが恐ろしい。


殺人犯が死刑になっても、遺された家族はうれしくもなんともないだろうが、
精神鑑定に時間を割かれ、裁判が長期化したり、ましてや罪を問われなかったりするのはやりきれない。
殺人犯(とくに猟奇的な事件)の精神鑑定は必要なんだろうか?
やっぱり、必要なんだろうな...  

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コメント一覧

mami
初めまして。書かれていること、とても共感できま...
http://weezer.blog.ocn.ne.jp/rockshoessweetsanddarling/
初めまして。書かれていること、とても共感できます。精神鑑定を受けたり、長い裁判を続けたり、ということ自体がとても「丁寧な」扱いですよね。犯罪者、殺人犯なのに。今の法律も裁判も、「いかに罪を軽くしてやるか」「いかに犯罪者の人権(人権があるという前提になっている)を尊重してやるか」に尽力している気がして、歯がゆくてなりません。犯罪の内容もその動機も、法律を作ったころとはまったく違ってきてるはず。法律だけ昔のまま、というのは無理があると思います。
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