SIDEWALK TALK

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空港の山笠

2005-11-30 09:00:00 | まち歩き
商談のため、福岡国際空港にいってきました。
到着ロビーには福岡らしく、「博多祇園山笠」の展示。

yamakasa


山笠はこういう場所より、やっぱり街角のほうが似合いますね!
  


永ちゃんのバスタオル

2005-11-29 09:00:00 | コスメ・ファッション
e_yazawaずいぶん前、『永ちゃん、トトロ、北の国から』っていうコラムに、
矢沢永吉さんのライヴにいくことがここ何年かの目標と書いた。
そのコラムを JC の後輩 カツノリくんが読んでてたらしく、
永ちゃんファンの彼が先日、ライヴにいったとき、僕のブログを思いだして、
「 E.YAZAWA 」のロゴのはいったバスタオルを買ってきてくれた。


この定番ツールを持ってライヴにいってくださいというエールと、
今年 JC を卒業する僕への卒業記念品の意味もあるそうだ。
なにはともあれ、カツノリくん、お心づかいありがとうございました!


彼がそのバスタオルを持ってきてくれたとき知ったんだけど、
永ちゃんって56歳らしい。
カツノリくん曰く、「まだまだパワフルさは損なわれてません」、てことらしいけど、
とはいっても、もうすぐ還暦。
いつまでライヴツアーができるかって思うと、僕にも時間がないんだよな。


カツノリくんは
来年、日本武道館でライヴがあればチャレンジしたい
といってたんで、あわよくば僕も…。


独墺紀行〈9〉 Ebony and Ivory

2005-11-28 09:00:00 | うんちく・小ネタ
salzburgチボーさんのザルツブルグを歩いている。
ザルツブルグ(Salzburg)を解字?すると、
「ザルツ(salz)=塩」、「ブルグ(burg)=城砦」なので、
「塩の城」ということになる。
その名のとおり、古代から塩が採掘されていて、塩の交易で栄えてきたまちである。


旧市街が、まるごと世界遺産に指定されている。
そこに足を踏みいれると、中世そのままの景観がのこっている。
そして、まちのどこらかでも、高台にあるホーエンザルツブルグ城を臨むことができる。


このまちの1番の名誉は、モーツァルトの生誕地ということであろう。
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、
1756年1月27日、カトリック大司教領の首都、このザルツブルグに生まれた。
僕はモーツァルトについては、1984年に封切られた映画『アマデウス』を観たくらいで、
彼の生涯を正確に説明する能力はない。
しかし、世界史上の天才作曲家ということぐらいは知っている。


mozaltsモーツァルトの生家にいってみた。
モーツァルトが生活していた当時のままの建物がのこされていて、
部屋はもちろん、彼がじっさいに演奏したピアノやヴァイオリンも展示してあった。
彼のピアノをみて、なにか違和感を感じた。
鍵盤の黒鍵と白鍵の色がさかさまなのだ。
この当時のピアノには、こういったものはめずらしくなかったそうである。
不思議に思って、帰国後、しらべてみた。
どうやら、ふたつの説があるらしい。


まずは、経済的理由である。
ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダーの名曲「 Ebony and Ivory 」でもわかるように、
黒鍵はエボニー(ebony)でコクタン製である。
いっぽう、白鍵はアイボリー(ivory)なので象牙でできている。
象牙は、現在 ワシントン条約で国際取引規制がおこなわれているが、
当時もひじょうに貴重で高価なものだった。
だから、黒鍵と白鍵の色を逆にすることで、象牙の使用料をおさえようしたらしい。


もうひとつの説は、乙女心に由来している。
当時、ピアノを習うような子どもは、主として貴族の子女だった。
その女の子の指がより白く、可憐に見えるようにするために、
コントラスト効果をねらって、白鍵を黒くしたという。


どっちが正しいか、もしくは、どっちもまちがいかは、皆さんの判断にまかせたい。


続出張雑記

2005-11-27 09:00:00 | テレビ番組
goldeneye今回の出張の宿泊は大阪。
友だちと会う約束もしてなかったんで、
夕食はひとりで、部屋でのルームサーヴィス。
夕食後、自販機で買ったウィスキーを飲んでると、
TV で『007/ゴールデンアイ』をやってたんで、何の気なしに観ちゃいました。
 
たしかこの作品は、ピアース・ブロスナンがボンド役になった最初の作品だったかな?
以前なにかに、この作品がジリ貧なってた007シリーズ復活の転機になった
て、書いてたような記憶もあります。

ストーリーは荒唐無稽ながら、そこが007っぽくてよかった。
冷戦時代さながらにロシアのオフィサーを悪者にしてるプロットもわかりやすく、好ましいですね。
  
見どころは、P・ブロスナンのカッコよさとサンクトペテルブルグ市街での戦車によるカーチェイスでしょうか。
とにかく、ボンドが駆る戦車が、ペテルブルグの街並みや敵方車輌を迫力満点に破壊しまくってました。
じっさいの街を壊すわけにはいかないでしょうから、セットだったんでしょうね。
だとしても、スゴすぎる。
劇場で観ても、よかったかな。
 
tenten2日目は、大阪市内で商談。
結果は、ボチボチでんな。
家路につくために、新大阪駅に移動。
待ち時間に構内をぶらついてると、おみやげ屋さんで「ひとくち餃子 点天」を発見。
今からしばらく、夜は家にいないくせに衝動買いしちゃいました。
 
この夜は、日韓親善協会の理事会に出席予定だったんですが、
仕事が長引き、時間に間に合わずにドタキャン。
大阪から、欠席の旨の懺悔 TEL 。
関係各位の皆さん、申し訳ございませんでした。
  


出張雑記

2005-11-26 09:00:00 | まち歩き
きのうまで2日間、関西方面に出張してました。

kamen_rider往きの新幹線に乗るまえに、KIOSK の本屋さんで目にとまったのが、
『仮面ライダー』。
いうまでもなく、故 石ノ森章太郎の名作中の名作。
1960年生まれ以降の日本の男の子で、このヒーロー・シリーズに影響を受けなかった子どもはいないといっても過言じゃないですよね。
僕は、この初代ライダー世代のど真ん中です。
  
とはいっても、もっぱら TV 放映で観てただけで、
石ノ森章太郎さんオリジナルは読んだことはありませんでした。
本郷猛から一文字隼人に主役がかわるのは、必然性があったんですね。
TV では、なんとなくかわった印象でしたが…(本郷役の藤岡弘、さんがケガをしたとのウワサが当時あった)。
 
omatase_okその『仮面ライダー』を読んでるうちに、新神戸駅に到着。
駅構内の柱に奇妙なものを発見。
新神戸駅には何度もきてるんですが、今まで気づきませんでした。
  
『お待たせ桶 -OMATASE OK!-』
  
もちろん、灘の酒蔵からインスパイアされたオブジェでしょうけど、
神戸にしてはかなりエキセントリックですね。
最近のニュースで、マンションなどの耐震強度が偽装されていた問題が取りざたされてますが、
これも補強の一環でしょうか(って、そんなワケねーだろ!)。
ともかく、コストカットばっかじゃなく、これくらいの余裕がほしいですよね。
「待たせて OK! 」っていうのも、
懐の深さっていうか、なにか余裕を感じます。

仕事のほうは、うまくいった部分もあり、イマイチ期待はずれもありってカンジで、
まぁ70点ってとこだったでしょうか。
  


コンプリケイション・シェイクダウン

2005-11-25 09:00:00 | アート・文化
『LOCOTAN SELECTION』(佐野元春編)の自作ライナーノーツ第8弾。
今回は、日本ではじめてのヒップポップ・ナンバー、
「コンプリケイション・シェイクダウン」


complication_shakedown日本ポップミュージック史上、初のヒップホップ、
またはラップいわれてるナンバー。
20年以上もまえに、ヒップホップに挑戦した佐野さんに敬意を表したい。


アルバム『SOMEDAY』の大成功ののち、
ニューヨークに1年間滞在してリリースされた。
1年以上新作の発表をまたされていた当時のファンたちは、
この曲を聴いて、正直ガッカリした。
それまでのシンフォニックなの70年代スタイルのR&Rを期待していたのに、
聴いたことのないワケのわからないサウンドに戸惑ったからだろう。
まだ、日本にはヒップホップやラップといった言葉すらなかった時代です。





コンプリケイション・シェイクダウン - Complication Shakedown -
アルバム『VISITORS』収録 (1984年5月発売)


アルバム『VISITORS』のオープニング・ナンバー。
1983年4月、佐野元春は単身ニューヨークにむかった。
当時のニューヨークでは、ヒップホップ・カルチャーのムーヴメントの
大きなうねりが生まれつつあった。
佐野さんはその真っ只中に身を置き、
ヒップホップ・カルチャーを“異邦人”の立場で、
非常ににジャーナリスティックに捉えた傑作アルバム『VISITORS』をつくり上げた。


オリコンで1位を記録したアルバム『VISITORS』は、
当時の音楽業界に大きな衝撃を与えた。
これは日本人ミュージシャン初のヒップホップ(ラップ)といわれており、
現在の国内ラップミュージシャンからも、大いにリスペクトを受けている。

エリザベスタウン

2005-11-24 09:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
elizabethtownオーランド・ブルーム主演映画『エリザベスタウン』を観ました。
こういう癒し系?の映画は得意じゃないので…。
でも、BGM はよかった!

シューズ会社のデザイナー、ドリュー(オーランド・ブルーム)は、開発したシューズが原因で10億ドルもの大損害を招き、会社をクビになってしまう。
恋人エレン(ジェシカ・ビール)にも捨てられ、生きる望みを失ったドリュー。
自殺を図ろうしてるところに妹ヘザー(ジュディ・グリア)から TEL があり、故郷を訪れていた父親が心臓発作で亡くなったという報せが届く。
父の葬儀のためにケンタッキー州の小さなまち、エリザベスタウンへと向かうドリュー。
失意の彼は飛行機の中で、陽気でお節介焼きの客室乗務員クレア(キルステン・ダンスト)と出会い…。
人生に絶望した主人公が、亡父の故郷である南部の小さな田舎町で経験する純朴な親戚たちとの触れ合いや、あたらしいロマンスに心癒されていく姿をエモーショナルに綴っている。

jessica_bielストーリーについての感想はさておき、今回は出演者がよかったですね。
男の僕がいうのもなんですけど、オーランド・ブルーム、かわいかったです。
今まで観た作品がヒゲ面のオーランドばっかりだったんで、意外なカンジがしました。
最近の僕のお気に入り、ジェシカ・ビールが出演してたのもうれしかったですね。
母親役のスーザン・サランドンはあいかわらずウマイ。
妹役のジュディ・グリアも独特のいい味だしてました。

映画ではよく、南部の人たちのあたたかさが描かれてますが、
今回もケンタッキーの人たちのヒューマンタッチはハートフル。
これって、そのまんま善意に受けとめていいんですよね。
田舎モンって、バカにしてるワケじゃないですよね…!?
  


独墺紀行〈8〉 まちの風景

2005-11-23 09:00:00 | うんちく・小ネタ
mcdonalds海外にいくと、僕らは日本人のくせに、すぐアメリカ文明にたよってしまう。
(文明と文化の定義については煩雑になるので、ここでは精査しない)
なんのことをいっているかというと、
マクドナルドやスタバ、コンビニ、コーラなどに安心感をおぼえるということである。
とくに英語圏以外の国にいくと言葉がまったく通じないため、
お昼時にマックをみつけるとオアシスにたどり着いたような気分になる。


ドイツやオーストリアのまちをぶらついていると、コンビニがないことに気がついた。
不思議に思い、ガイドさんにその理由をたずねると、
「夕方6時半までしか営業できないので、コンビニとして成り立たないんです」
と、いうことだった。
かろうじて高速道路の売店が、コンビニにちかい施設といえるかもしれない。


ザルツブルグは、旧市街全体がそのまま世界遺産である。
その世界遺産エリアにもマックがあるのだが、
万国共通の赤ベースに黄色の「 M 」のあのハデな看板は規制されているらしく、
まちの鍛冶屋さんが鎚打った中世風のオブジェにひっそりと「 M 」の文字が浮かんでいた。
世界遺産エリア外の街並みにも景観に配慮があり、
ヨーロッパの人びとには、まちは共通の財産という認識があるかと思われる。
景観とはちがうが、タバコのポイ捨てもついぞ見なかった。


mac昨年だったか、わが国に「景観緑三法」といわれるものが成立した。
「景観緑三法」は、良好な景観を「国民共通の資産」として位置づけた初の基本法で、
「景観法」「景観法施行関係整備法」「都市緑化保全法の一部を改正」
の3つをセットにする通称である。
法令のこまかい説明はここでは省略するが、
今まであった「○×市景観条例」などとはちがい、
あるルールによって認定されるまでは、工事の着工そのものができなくなるという、
極めて強い規制である。


あまり景観にナーバスになりすぎるのもいかがなものかと思うが、
この法令を有効に活用して、わが国もうつくしい街並みを構築してほしいと感じた。
蛇足だが、ザルツブルグの歩行者信号は、青の時間がビックリするぐらい短い。
お年寄りなら、わたってしまえないくらいだった。
このことと景観保護の因果関係はわからない。


ON THE ROAD 2005 MY FIRST LOVE

2005-11-22 09:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
hamasho浜田省吾ライヴツアー
「 ON THE ROAD 2005 MY FIRST LOVE 」福岡公演に参加した。
いい意味で、浜省は変わんないな。
いつのライヴでも、どの曲も聴いても、どこを切っても、
丸ごと浜省ってカンジで安定感がある。
  
クサすぎる MC 、うまいのかヘタなのかよくわからないダンス、タイトなブルージーンズ、
まさにパーフェクトなロックスター。
このシンプルさが、ダサカッコイイっていうか、持ち味なんだよな。
 
僕的にうれしかったのは、バンドのメンバー。
まず、ドラムスの小田原豊さん。
彼は元 The Hobo King Band のドラマー。ていうより、元レベッカっていった方がわかりやすいか。
髪をのばしてヒゲを剃ってカワイくなってたけど、あいかわらずクールなスティックさばき。
それでいてパワフル!
  
もうひとりは、ギターの長田進くん(失礼!僕より年上です)。
彼は、佐野元春大先生のかつてのバックバンドで、日本のロック史にその名を刻む
The Heartland の3代目ギタリスト。
自己陶酔して不機嫌に掻き鳴らすギターソロは健在。
まさに、聖者が来ないと不満を告げてるエレクトリックギター!
たしか最近は、藤井フミヤやパフィーのバックをつとめてるんじゃないかな。
 
しかし、あいかわらず浜省のライヴは長すぎ。
今回も4時間を超えるパフォーマンス。
52歳でこのパワーは尋常じゃないよな。
オーディエンスもかなり高齢化してますんで、もう少しみじかくてもいいような…。