東京でも公園の木立からセミの鳴き声が聴こえてきました。まだ数えられるほどの鳴き声ですが・・・。銀座のフォトギャラリーで「なりきり家族の写真展」を観てきました。四人家族が被写体になりきって、40点もの集合写真がギャラリーの壁を隙間なく埋めています。写真家の次男の発案らしいですが、ある時は畑仕事に精出す農家であったり、漁師一家でもあり・・・おゃ、海女さん?に扮したり、閉店後のラーメン店で撮影したり、病院ではドクター・ナースになりきって・・・セルフタイマーでの撮影ですが・・・消防車の前で全員が消防士というのは、そこまでやるの?でも、70歳台のお父さんや60歳台のお母さんの消防士姿は妙に似合いますねぇ。それぞれの撮影シーンに一家総出で取り組んでおられます。はた目には馬鹿馬鹿しくもあり、可笑しくもあり。でも、写真に写る表情ひとつひとつに家族の強い絆が伺えます。皆揃ってハイ!ピースも家族のかけがえのない思い出ですが、「なりきり家族の写真」からも、一家の心が通う情景がほのぼのと伝わって・・・心に清々
しさが残る写真展です。
しさが残る写真展です。