昨年は奄美から21世紀枠で大高(だいこう)こと大島高校の初出場で島が盛り上がる。沖縄の2校と合わせて南西諸島から3校出場の記念すべきエポックメイキングな2014年であった。昨秋の九州大会準優勝の糸満高校、選抜は初出場となり、本日午前に関係者が表敬で来社された。上原監督に県高野連会長、野球部員3名。インタビューに答えた監督曰く「まず、生徒に感謝。甲子園球場ではバント、盗塁、エンドランなど機動力を駆使した野球を目指したい」「監督としては通算4回目の甲子園だが、過去3回は勝利していないので、まず1勝。選手には緊張感で試合を楽しんでほしい」と仰った。野球部はかつて県内地区予選大会でコールド負けを喫したことがあり、監督や選手は自信を喪失していたが選手たちからゼロからの挑戦と奮起され、以来猛特訓で取組み、試合を重ねる毎に力をつけてきた。海人(うみんちゅ)の町、糸満市の高校。校則にある「怒涛」精神で晴れ舞台を飾って欲しい。