12月の浅間山

2011年01月10日 | 風景
「富士には月見草がよく似合う」と誰かが言ったが、この山には雪化粧がよく似合う。
それも中腹までの薄化粧。

今日の絵は、長野県の東、群馬県との県境にデンとそびえ立つ活火山の浅間山。
この山は長野県、とくに東北信地方にお住まいのみなさんには他の多くの山に比べても、また一段と違った思い入れがあると思います。
と言うのも、この山の南裾は古くから交通のの要所で、各時代の街道や鉄道が、時代ごとに場所を変えながらも狭い地域に密集したように通っています。
現在も北陸新幹線に国道18号、少し離れて高速御の上信越道が通っており、東京方面に進学就職し、この地を離れる者が必ず車窓より眺めた山だからです。
長野県人がこの地を離れる時一番最後まで見送ってくれる山、また帰る時に一番最初に迎えてくれる山、それが『浅間山』です。
県境を分けながら長野県人には『浅間山』=『長野県の山』なんです。

とわ言うものの、現在も噴煙あげ、ときたま小爆発繰り返す要注意活火山。列車や車の窓から眺めてると、ドンッという音とともに黒煙モクモクなんて時に遭遇します。
ただありがたい事にいままで観光用の小爆発で大爆発には遭遇してませんが、かの昔には山半分も吹っ飛ばす大大爆発も!
その時吹っ飛んだ山の残骸の外輪山が長野県小諸市周辺からよく見えます。
この絵も佐久市から小諸市に向かう上信越道からの眺めです。
左手に外輪山の黒斑山、中央左手の剣ヶ峰、右中腹に石尊山。
そして中央奥に雪をかぶり白煙あげる浅間山。
わが家からは小噴火時の噴煙は見えますが、残念なことに山容はぎりぎりで前の山に隠れて見えません。もし吹っ飛ぶ前なら山頂がみえたかもね。

しかしなんだな浅間山・・・
今山容が変わる程の大爆発したら、群馬や長野は壊滅的な被害、いや風下の東京はじめ関東一円は・・・
いやはや噴煙は絵画を飾る程度がいいですね。
山は動かざることが一番エエ。

どーか神様、この先数百年は爆発しませんよぉ~にぃ~~~
ついでにうちのかあちゃんも爆発しませんよぉ~にぃ~い~ ^^;。

中谷美紀 『JIN』より花魁野風

2011年01月06日 | 人物
今回はTBSドラマ『仁』に花魁野風役で出演した中谷美紀さん。

正月スペシャル番組で芸能人がピアノとか剣道とかで優劣を競い合う番組を見た。
その番組内で、着物姿に日本髪、和傘さした花魁さんか芸者さん。そんな女性の鉛筆で描かれた絵をみた。
うひょ~ 着物姿♪
描きたぁ~~い♪
で 誰を?

そのとき頭の中に浮かんだのが、テレビドラマ『JIN』ご出演の花魁姿の中谷美紀さん。
マンガが原作で、幕末時代の江戸に飛ばされた現代医師の話なのだが、その時に出演された中谷さんの花魁姿が色っぺーのなんの。 あはは虜になってました^^;
年末にも二日にわたり総集編を放映されたね。

でも、きものって難しいね。
前にレースのこまかい模様に苦戦したが、着物も難しかった。
無地だと思っていたらかすかに浮かび上がる様に模様が織り込んであったり、柄の金糸銀糸に絹織物の光沢模様・・・
白塗りの顔に影塗れば日焼け芸者になっちゃうし、影入れないと白一色ののっぺり顔で立体感でない。
なんしろ芸者さん花魁さんとは無縁の生活、家にもいなくちゃ近所にもいず。
資料はネット上の小さな画像。

あはは われには荷が重かった。
中谷さんゴメンナサイ。m(__)m

老人と海

2011年01月04日 | 風景
いつぞや千葉県市原の港に行ったときに見た風景である。
堤防上には数人の釣り客。
こちとらも釣りは好き。
堤防上に並ぶ釣り客の後ろに立ちしばし見ていた。

と… その中の一人の釣りが落ち着かない。
年齢見りゃぁおよそ五十代後半か。
投げちゃー、ウキも沈まないうちに竿立てる。
素人の私に言わしても、ありゃー私より下のド素人、ウキも見ずに釣れてる隣の男性の方ばかり見ている。
連れてる隣の男性はベテランなのか、型は小さくともちゃんちゃんと釣果。
男性は自分のウキを見ずにそちらばかり見てる。
かの釣れない男性は、思うにきっと早期退職か定年になったばかりで、暇つぶしにでもと思って釣りを始めたばかりじゃないのかな。
初老の釣れない釣り師・・・
あはは あの姿はまるで鏡に映った私自身(笑)

描きつつ当時の様子が思い浮かび、つい絵を描きながら言っちゃった。
ガンバレ♪ と。

リタイヤは第二の人生の始まり!
神がくれた絶好のチャンス。
老人よ!赤いチャンチャンコ脱ぎ捨て海に行こう!
釣りに行こう!
投げてりゃ釣れる大物が♪

そーいえば老人と海って、化け物カジキと老人の死闘を描いたヘミングウェーの小説。
彼自身も大の釣り好きでフロリダの海で大物釣りしてたみたいで、そんな経験からこの小説書いたみたい。

さー 年明けだ!
新たな釣りシーズンの到来だ!
さー 釣るぞ!
昨年は不漁でも今年は大漁♪

って、私の釣りは年に似合わぬルアー釣りなんだけんどね。
えっ!カジキのレジャー釣りもルアーですか^^;
あはは 一度挑戦してみたいが、哀れリタイヤ、暇はあっても金がネーェ(笑)

年末年始にテンテンテン・・・

2011年01月03日 | 風景
いやぁー 正月から目が点になっておりますWa

というのもね、年末年始の3日を費やして点画に挑戦したんですよ。
絵の題材は前回の絵の続きで、数年前の3月に列車を利用して富山より帰宅した時に車中より撮影した写真の一枚。
場所はちょう長野と新潟の県境です。

手前に見えるのが県を分ける関川に架かる国道18号の旧橋で、奥の高速の高架みたいなのが新橋。
旧道は長野よりの曲がりくねった下り道、おまけに豪雪地なのに南面山肌日蔭道、トンネルならぬ鉄の檻のスノーシェードに覆い包まれた難所道。
真冬にこんな道をと思うと・・・

ありがたい事に、谷越えで地上はるか高く峠より直線でかけたいただいた新ルート。
大変便利になりました。
新橋の影で描き込まれていませんが、同時期にさらに便利にこの奥に高速道路が平行して開通しました。
旧橋の手前にはもう一つ、北国街道関川関所跡へ橋もかかってます。

まっ 場所の説明はこんなもんで絵の話に。
いやぁー 点画は難しいですわ。なにしろ直線もテン、曲線もテン、おまけに色の強弱もテンの数、ほんとテンテンテンの繰返し。
面倒くさがり屋の私はところどころごまかしちゃった

車窓より妙高山

2011年01月02日 | 風景
本年最初の絵はJR東日本信越線の車窓より眺めた妙高山。
場所は新潟県の関山駅付近だったと思う。

この付近は日本でも有数の豪雪地帯、場所によっては2メートル、3メートルの、いやそれ以上の場所も。
そんな豪雪地帯ももー少し経てば北陸新幹線がここ経由で金沢まで伸びる。
そーなると平行在来線の廃止か切り離し。
便利で快適も好いが、のんびり旅もまたいいもんなんだがなぁー・・・