第六面の胴羽目 「法華経説話:千歳給侍」 加府藤正一作 (縦 127㎝、ケヤキの一枚板)
帝釈堂後面4枚の胴羽目は、中央の2枚が、少し幅が短めになる。
題材は、『法華経』巻第五 提婆達多品第十二「千歳給侍」
釈迦の前身(国王)が法華経の教えを受けるため、阿私仙(提婆達多の前身)に千年間給侍した説話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/97/9384d9ef4845cfcb25b2dd477fdb3f91.jpg)
右上 岩窟内で端坐する仙人(阿私仙)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/9e/2c5f0f43dc1ed56fa9813aaf2c7817c4.jpg)
右下 谷川の水を汲む者(国王)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0f/48482c4779e8f33addd917aa5afb05b1.jpg)
左下 薪を集める者(国王)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8f/f6df0089054f95f41859a142c6e5aef6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ac/0c9b9964d2088316b8b02706df840664.jpg)
左上 山中で木の実を採る者(国王)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ce/8fc239025b6d65d5092a5e863c819453.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f0/28889a21fcac32e4968e8502f0867d2a.jpg)
・模型彫刻(大客殿廊下) 作者 木島正夫
この模型は、加府藤正一没後、完成品の後に作られたと考えられる。木島正夫は第10面の模型彫刻(完成品は加藤寅之助)も製作しており、手水屋の建造に参加している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c8/0e0196a53d5b11b2025f7f5bcbe0eb20.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f2/9493c29f22044ef5cc88cc1d688b6baa.jpg)
・手水屋 銀次朗の刻銘の彫物はなし
・加府藤正一
本名を波三郎といい、加藤勘蔵(二天門)の弟子とされる。正一が胴羽目をほぼ仕上げた頃に、肺の病で亡くなり、仕上げを今関光治、石川信光とその弟子の大塚光造らが行った。加府藤正一であるが、加藤寅之助の類者か?寅之助の子は正春という。
・参考資料
『帝釈天題経寺建造物調査報告書』(葛飾区教育委員会発行、令和四年)
『帝釈堂 法華経説話彫刻』 (帝釈天題経寺発行)
帝釈堂後面4枚の胴羽目は、中央の2枚が、少し幅が短めになる。
題材は、『法華経』巻第五 提婆達多品第十二「千歳給侍」
釈迦の前身(国王)が法華経の教えを受けるため、阿私仙(提婆達多の前身)に千年間給侍した説話。
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右上 岩窟内で端坐する仙人(阿私仙)
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右下 谷川の水を汲む者(国王)
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左下 薪を集める者(国王)
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左上 山中で木の実を採る者(国王)
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・模型彫刻(大客殿廊下) 作者 木島正夫
この模型は、加府藤正一没後、完成品の後に作られたと考えられる。木島正夫は第10面の模型彫刻(完成品は加藤寅之助)も製作しており、手水屋の建造に参加している。
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・手水屋 銀次朗の刻銘の彫物はなし
・加府藤正一
本名を波三郎といい、加藤勘蔵(二天門)の弟子とされる。正一が胴羽目をほぼ仕上げた頃に、肺の病で亡くなり、仕上げを今関光治、石川信光とその弟子の大塚光造らが行った。加府藤正一であるが、加藤寅之助の類者か?寅之助の子は正春という。
・参考資料
『帝釈天題経寺建造物調査報告書』(葛飾区教育委員会発行、令和四年)
『帝釈堂 法華経説話彫刻』 (帝釈天題経寺発行)
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