先日ヨーロピアンアンテナを設置させていただいたお客様のところの
屋内配線の組み替え工事です。
CATVからフレッツに切り替えされておいででしたが、CATV用のブースターや通信用の分岐器などが
全て繋がっていたままでした。。。
備忘録としてまとめておきます。
建物は1階と2階に分かれた2世帯住宅で、それとは別にオフィスとしてお使いのお部屋が一部屋。
電気はそれぞれ別れていましたが、テレビアンテナの設備は一箇所に集中しています。
2世帯住宅の2階の天井裏に全ての同軸が集まっている仕様で、 そこにCATVブースターが設置されています。
今後は1階と2階を別々に賃貸に出すということですが・・・
2階にブースターを設置したままだと、2階が空き部屋になってブレーカーを落としてしまうと、
1階とオフィスでテレビが映らなくなってしまいます。><
元々個人の住居ですので、共用電源などもありません。
なので2階が空き部屋になっても大丈夫な対策を提案させていただきました。
まずはいろんな業者さんが触った配線を整理するところから始めます。
1階に3端子、2階はロフトがあるので4端子、そしてオフィスの端子に行っている同軸をきちんと分けて、
2系統に組みなおそうと思います。
トーンプローブを使って、同軸の行き先を特定して行きます。
これを8回繰り返しました。
アンテナからの入力はわかり易いです。^^
これが2階の分で・・・
こちらが1階とオフィスの分。
私以外の人が見ても分かるように・・・
こちらが1階の天井裏にある電源器です。
コンセントは洗面所の系統から分岐して取り出しました。
ここに同軸が2本通っていたので、それを使って電源部をつける作戦です。
アンテナから分配器の入力へいく分と、分配器からオフィスに行っている同軸でした。。。
てっきり1階の端子に行くラインだと思い込んでいたので、この2本が何者なのかを調べるのに時間がかかりました。><
2階の天井裏から一度1階の天井裏に降りてきて、もういちど立ち上がって2階壁面の引き込みとオフィスに行くなんて
思いもよらず。。。
最後に各テレビ端子でのレベルチェックを済ませて完了となりました。
1階と2階が空き部屋になってしまうとオフィスのテレビが映らなくなるのはご理解いただいています。
もしオフィスからも電源を送るのであれば、1階の天井裏で分岐を掛ければ対処できます。
ご依頼有り難うございました。