
チャン・グンソクとイ・ミンホ!同じ社会服務要員でもどう違うのか?
チャン・グンソクとイ・ミンホは徴兵検査で4級と判定されて社会服務要員となった。
イ・ミンホは2017年5月12日に兵役をスタートさせて
ソウル市内の社会福祉施設で服務を行なっている。
チャン・グンソクは2018年7月16日から兵役に入り、
ソウル消防災難本部で服務中だ。同じ社会服務要員の2人。
服務の状況はどのように違うのか。
徴兵検査の具体例
チャン・グンソクとイ・ミンホが社会服務要員になった経緯を知るために、
徴兵検査について詳しく見てみよう。
韓国男子は高校を卒業すると兵役対象者となり、
かならず徴兵検査を受けなければならない。
徴兵検査は、心理検査、身体検査、適性検査に分けて実施される。
心理検査では、兵役対象者の精神面での健康状態を確認する。
軍務の期間中に起こりうる精神錯乱による諸問題(自殺や殺人を含む)を防ぐ目的がある。
心理検査の結果、精密検査が必要だと判定された人は、
臨床心理士による細かい検査を受ける。
身体検査では、身長・体重・視力・血圧を調べ、測定胸部レントゲン、
血液および小便検査、心電図、麻薬反応検査、肝機能検査などが行なわれる。
基本的な身体検査が終われば、様々な科目の専門医師と1対1で精密な検診が実施され、
最終的に首席専門医が総合的に兵役対象者の健康状態を判定する。
さらに、適性検査がある。保持している資格・免許・専門学力・経歴などに基づいて、
個人の適性が報告される。
こうした各検査を経て、最終的な兵役等級(1級~7級)が決定される。
その等級はどのように分かれているだろうか。
4級と判定された根拠
徴兵検査で1級、2級、3級のいずれかに判定されると「現役兵」として入隊する。
4級と判定された人は補充役となる。
この場合は、入隊の代わりに公的機関で代替服務をする。
具体的には、国家機関・地方自治体・公共団体・社会福祉施設などで
公益目的のために働くことになる。2013年までは公益勤務要員と称されたが、
現在は社会服務要員と呼ばれている。
なお、5級は第二国民役(平時には入隊が免除だが、戦時には勤労召集の対象になる)、
6級は兵役免除、7級は徴兵検査の再検査となる。
ここからが大事なポイントだが、
チャン・グンソクとイ・ミンホは同じく4級と判定されたが、その理由が違っている。
イ・ミンホは過去に交通事故に遭って重傷を負っている。
その後遺症があって、厳しい軍務は難しいと判定されて社会服務要員になった。
チャン・グンソクは双極性障害(そううつ病)と診断されて徴兵検査の再検査を繰り返し、
それによって最終的に4級と判定されて社会服務要員になっている。
つまり、軍務が難しいと判定された根拠が「身体」と「精神」に分かれているのだ。
必然的に、社会服務要員として服務する機関に違いが出てくる。果たして、それは何か?
配属先の違いについて
社会服務要員として特に服務する人が多いのがソウル市の江南(カンナム)区役所だ。
ここでは、常に60人前後の社会服務要員がいる。
ただし、区役所は一般の人が多く訪れるので、
芸能人が社会服務要員になっていると目立ってしまう。
特に有名なスターの場合はなおさらだ。
そこで最近は芸能人の場合に社会福祉施設で服務する例が多くなった。
イ・ミンホもそれに該当する。
しかし、社会福祉施設での服務は人間関係が難しい面がある。
福祉を受ける人との密な関係は、ときに精神的な重圧を大きくさせる。
そうした面を勘案されて、チャン・グンソクの場合は
ソウル消防災難本部が選ばれたのではないだろうか。
状況にもよるが、一般の人との接触がほとんどないソウル消防災難本部であれば、
精神的な重圧が少ない部署で服務に専念できるだろう。
これは、芸能人だから特別待遇を受けているということではない。
精神面を理由に4級判定を受けた人は、誰もが配属先に関して配慮されているのである。
このことを理解しながら、チャン・グンソクとイ・ミンホの
今後の服務を見守っていきたいと思う。
ヨンジュンは兵役に行かなかったから・・・
6級だったのだろうか・・・・
ただ、ヨンジュンの世代は、ベビーブームで人も多くて・・・
少しのことでも、免除になっていたらしい・・・・
ヨンジュンは、小さい頃の目のケガで片目の視力が極端に悪かったのが原因らしいです。
その後、目の手術を受けて、視力がある程度回復したようです。