きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

自転車

2020-06-06 13:30:13 | 韓国のこと

韓国で自転車をあまり見かけないのにはどんな理由がある?
たとえば、ソウルの街を歩いていて感じるのは、「自動車が右側通行」
「道路が広い」「坂が多い」といったことだ。
さらに、注意深く見ていると、自転車に乗っている人をあまり見かけない。
そこが日本の各都市との大きな違いだ。
ソウルだけではない。韓国ではどの都市に行っても自転車が少ない。
その理由は?
自転車に不向きな大都市
韓国では自動車の多さと比べて、自転車に乗る人が少ない。
その理由は、交通事情が関係している。
経済発展にともない、韓国は完全に自動車優先の社会を築いてしまった。
それゆえ、自転車が街を走るのはとても大変なのだ。
何よりも、大通りになると横断歩道が少なくなっている。
この場合、自転車の走行を想定していない通りが本当に多い。
車道の下に作られた歩行者用の地下道も、
入口には階段しかない場合が多く自転車は通れない。
また、歩道も自転車の通行を想定していない。

このように、韓国では自転車の走行に向いていない通りがあまりに多すぎる。
さらには、地形の問題がある。

ソウルは特に起伏の激しいところで、街のいたる所に坂がある。
このため、ソウルを自転車で移動しようとすると、
かえって歩くより疲れたり時間がかかったりする。



わかりやすくいえば、ソウルは自転車に不向きな大都市なのだ。
それゆえ、出前もみんなバイクで行なっている。
さらに、韓国らしい理由がある。それは、韓国人の自転車に対する意識が
日本とはまったく違うということだ。
韓国人の中には両班という意識が強い人が多く、自転車に乗ることに抵抗がある。
「見た目がチマチマしている」
「クルマが買えないみたいで、世間体がよくない」
そんなふうに見なされる傾向がある。
要するに、「乗るならば自動車に乗るべし。
自転車で必死にペダルをこぐ姿は見栄えが悪い」と思われがちなのだ。
それは、大都市でも地方でも同じ。
かくして、韓国人の多くは、クルマに乗るか悠然と歩くか、
という選択肢になり、自転車に乗らない。
ただし、若者にとって自転車は、青春の躍動感をあらわす乗物として
いいイメージもある。
これからは、少しずつ韓国でも自転車が増えてくるかも。

私の住む秋田の田舎でもそれほど自転車は多くないです。
中学生の頃に通学が自転車だったくらいで・・・
高校になれば、街の高校に行くので、自転車は無理・・・
会社に行くにも、スーパーに行くのも自動車です。
お年寄りが自転車に乗ることが増えていますが・・・
これがケガや事故が多くて、たいへんです。

最近は、通勤、通学の密を避けるために・・・・
自転車通勤、通学を進めているようですね。

みなさん、自転車は気をつけて乗りましょう・・・