きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

冬至

2020-12-21 11:50:01 | 美味しいもの

韓国の冬至 
冬至とは1年で最も夜が長い日

二十四節気の一つで、日本でもおなじみの「冬至(韓国語で동지、トンジ)」。
冬至とは、大雪と小寒の間、毎年12月22日前後にやってくる、
1年で最も夜が長い1日のことです。
冬至と言うと、日本ではかぼちゃを食べたり柚子湯に入ったりする
風習があります。
また、旧暦では最後の節気にあたるため、ぎんなんや、れんこん、みかん
など、いろはの最後の「ん」のつく食べ物を食べると良いともいわれます。

ところ変われば文化も変わる、今回は韓国の冬至についてご紹介します。
韓国の冬至に欠かせない食べ物「小豆粥」



韓国における冬至の風習、その代表的なものが「小豆粥」です。
近年は、あずきと米を一緒に炊くものが多いですが、
あずきスープの中にもち米団子のみを入れて炊く伝統的なものもあります。



小豆粥の中に入っているもち米団子は「セアルシム」と呼ばれ、
歳の数だけ食べると1年を無事に過ごせるといわれています。
冬至の日に小豆粥を食べるのは、あずきの赤色には
厄除けの効果があると信じられてきたためです。
昔の中国の歳時記には、次のような逸話もあります。
ある村で、ろくでなしの息子が冬至の日に亡くなります。
それ以来、息子の悪鬼が家に出るので困った父親が、
赤い小豆粥を作って家の中にまいたところ、
無事追い払うことができたという話です。
韓国でも以前は、小豆粥を家の玄関の柱にかけたり、
部屋にまいたりしていましたが、家の中が汚れてしまうこともあり、
最近では行われなくなりました。

韓国には、食べ物以外にも冬至にまつわる様々な言い伝えが残されています。
その一つが、「蛇」の字を書いた紙を逆さにして壁や柱に貼っておくと
家の中に悪鬼が入ってこない、というもの。
天気に関するものでは、冬至の日が暖かいと翌年は
病気で多くの人が亡くなり、
逆に雪がたくさん降って寒いと豊作になるといわれています。

今日は冬至ですね。
私もカボチャと小豆のいとこ煮を作ります。
といっても、ここ数年我が家は白小豆ですが・・・

ところが、今年はこの白小豆が野菜センターにないのです。
もう少ししたら出回るかな・・・・

冷蔵庫の奥に去年の白小豆があって、それを煮ました。



白小豆は珍しいかも。
去年のでも、綺麗に炊けましたよ。