きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

シャワー

2021-10-11 13:04:02 | 韓国のこと

韓国ドラマを見ていると、毎日のお風呂をシャワーだけで済ますことに
気がつきませんか。
あるいは、風呂のシーンそのものが極端に少ないことを感じますか。
それは、なぜなのでしょうか。


昔から韓国では、日本のようにお風呂にひんぱんに入る習慣が
ありませんでした。
日本の場合は湿気が多くお風呂で汗を流すことが必要でしたが、
韓国は大陸性気候でむしろ乾燥していて汗もそれほど出ません。

そんなこともあって、1週間のうちに何回か軽く沐浴をする程度で、
湯船にじっくりつかるという習慣がありませんでした。
それは現在も同じです。
かんたんにシャワーを浴びて、お風呂を済ませてしまいます。
わざわざ湯船にはつからないのです。
ですから、家庭で湯船に入っているシーンが
韓国ドラマには出てこないのです。
それでも、湯船にゆっくりつかりたいときはどうするか?

みんな、サウナや銭湯に行って温まります。
つまり、「家ではシャワーだけで、湯船に入るときはサウナに行く」
というのがコリアンスタイルなのです。

日本と違って韓国にはアカスリの伝統があります。
どの家庭でも家族同士でアカスリをやりあうことが
1カ月に何回もあります。
アカスリはからだのアカを落とすとともに、
血液の流れをよくする効果があり、
韓国人なら小さい頃からなじみがあります。
ちなみに、アカスリをするときに使うタオルを「
イタリアタオル」と呼んだりしていました。
なぜイタリアなのか。
そのタオルをイタリアから輸入していたわけではありません。
古代ローマは共同浴場があったことでも有名ですが、
そんなイメージから「イタリアタオル」という名前が生まれたようです。
どこか舶来品のような雰囲気を味わいたかったのかもしれません。


日本のホームドラマだとお風呂のシーンがありますよね。
韓国は、本当に少ないです。
ご飯食べるシーンは多い・・・・
なかでも、ボールでビビンバや、鍋でラーメンというシーン
見慣れたシーンです(笑)

ソウルに行くと、
必ず韓国サウナ「チムジルバン」にいきましたよ。
友人は、「あかすり」にも挑戦してましたが、
私はパスです。
マッサージも苦手な人ですから、「あかすり」なんで無理無理~

最初にサウナに行ったとき、
真っ赤なブラとショーツをつけたおばさん軍団がいて・・・
この人たちは何だろう?って思ったら、
「あかすり」をお仕事にしているおばさんたちでした。

そうそう、いつも行っていたチムジルバンが閉店になっていて、
違うサウナに行ったとき、
初めてマッサージチェアに座ってマッサージ・・・
それがすごい強烈で、背骨が骨折するくらいの動きなんです。
笑うしかありません・・・
お風呂上がりにビールにゆで卵が定番(笑)
24時間営業なので、のんびり出来ましたよ。

最近のチムジルバンは、きっと変わっただろうな・・・
おしゃれになっているに違いない・・・・