ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

のどかな島③

2010-02-26 00:04:08 | 透明水彩画小浜島
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「庭あそび」 透明水彩画 4F(352×243) 2009年作 小浜島



小浜島に着いて初めのころは、大将の船でよく、釣りに連れてってもらいました。
全開通した鼻の中に入ってくる海の香りは珊瑚の匂いで、磯臭い本土の海より幾分軽い感じがします。

船で小浜をグルリと回るとけっこう時間がかかるし、また違う表情が見えるもので、
島はあんがい大きい。

海がめは船からだとよく出会います。マンタにも一度出会いました。

もちろん
絵の制作をサボって遊んでいた訳ではなく、「遊ばしてやるからこの後、必ず小浜のいい作品を描いてみせろよ!」的、先行ご褒美系充電と言うやつです。
ま~遊びました。もずく採りにも行きました。貝とりにも熱中しました。海の恵みを、おもいっきり満喫させてもらって、とっても楽しかったです。
もともと狩猟採取が大好きな私ですから、ビンゴ♪なんです。

これで絵が描けるようだったら、ずーと住んでもいいな~ 船舶免許取りにいかなな~
とか夢に思いつつ遊んでいました。


ひたすら遊びつつ、絵心が沸騰してくるのを、実は気づかれないようにチラ見しながら、手ぐすねを引いて待っているのでした。
フフフフフ・・・・


余談ですが
大将の船で
小浜島の南側海岸線から1.5キロほどの海上で、もずくの成長具合を観察していましたら、
大将の携帯が鳴り、

相手
「きょうは風もないしいい天気さ~」
「で、そこでなにしてんだ?」
「で、横にいるのは誰だ?」
大将
「あ~今度来た新しい従業員♪」

電話が切れた後、どこから見てたんだろうと周りの船を探しましても何も見えません。

まさか小浜じゃないだろうと思いつつ、遠く島の林の方に目をやると、
林の隙間から一瞬!白い軽トラが走り去るのを見てしまいました。(※ちなみに私の目は2.5♪です)

島はあんがい・・・・・小さい。





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コメント (4)
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