ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

インドのジョードプルでオオトカゲと遭遇! 【山中清隆展 7月21日からです。】

2008-07-13 21:44:20 | 透明水彩画インド
Copyright2008 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 
「ジャグディシュ寺院となかまたち」透明水彩画 30号F 2006年作
インド・ラジャスターン州、ウダイプル 
※この作品は、今回の個展に展示されません。


【山中清隆展 開催のお知らせです。】
2008年7月21日(月)~8月2日(土) 会場:大阪・北浜 ギャラリーもず
■個展について詳しくはこちらからです。



メヘランガル城塞の裏側に昔使っていた貯水池が2つありまして、そこはとても静かなので、ジョードプルの騒がしさに疲れたらよく行ってました。
そこでは顔グロ尾長ザルがよく休んでいまして、3種類のタカとか色んな野鳥とか緑オオムのお家とかもあります。
そんなある日、いつものようにスケッチ散歩しにここに来ました。
崩れかかった城壁の階段を登りきると、上から貯水池を眺めることが出来ます。
何気なく眺めていたら、1匹の太い蛇が泳いでいまして、そいつが陸に上陸したら手足が出てきまして・・・・。

「えぇぇぇぇぇぇ!!!」


初めワニかと思いましたが、少しスリムで、どちらかって言うと1メーター以上ある巨大トカゲです。

その後すぐにオオトカゲさんは、草むらに入って行きました。
興奮してしまった私は、その日から貯水池が毎日の散歩コースになり、ついに2度目の遭遇です。
崩れかかった城壁の階段を登りきった所で、いきなりオオトカゲと鉢合わせ!
城壁の上に居るなんて~♪ めっちゃ驚きました。

「デケ~」かなりの迫力です。

そんなオオトカゲは飛び上がって驚き、命からがら飛んで逃げていきました。
「めちゃ早~ 結構臆病? お怪我ありませんか?」

残念ながら2ヶ月間のジョードプル滞在で、オオトカゲと会えたのは、この2回きりです。


翌年のカルナータカ州ハンピでもオオトカゲを見ることが出来ました。
やはりオオトカゲさんは、高速で逃げていきました。
地元の人に尋ねたら、このオオトカゲは美味しくて皮膚や関節によく、ノンベジのインド人は好んで捕まえて食べるそうです。
このオオトカゲの握力は強靭で、岩にしがみつくと、どんなに引っ張ってもとれないそうです。
昔の戦争時代には、城に忍び込むために、オオトカゲにロープを付けて城壁に放し、城壁の内側に行ったところでロープを引っ張り(へばり付いて動かなくなる)人が悠々登って行けたそうです。(食料にもなるしね♪)

そんでもって飛んで逃げるのか!


オオトカゲさんも楽じゃないみて~




コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インドのゴビ砂漠の夜は、糞... | トップ | インドのウダイプルに移動!... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (尼崎死。)
2008-07-15 07:34:28
日本人の感覚だと「おおきなトカゲか!」と思って興味津々だったり怖かったりするけど、こちらの地方では美味そうだったり便利だったり美味そうだったり美味そうだったり美味そうだったり美味そうだったり美味そうだったり美味そうだったり美味そうだったりするのですね♪ジュル。
返信する
尼崎死様 (ろくびー)
2008-07-15 08:51:31
オオトカゲはとても美味しいとインド人は言っておりました。ジュル♪
ちなみにインドのハンピではクジャクも食べるので、見つけてもすぐに逃げます。(美味しいらしい)
が、インドの動物園の鹿とかの柵中にいる野生のクジャクは逃げません(安全地帯)。
返信する
この絵、スキ!! (みどりん)
2008-07-16 08:18:15
おはよーございまする。
この絵、スキ!!!!
今回の個展には出展されないんですね~。残念。

大量のDMおおきにです!
配り歩いてますぜぇ。
返信する
みどりん様 (ろくびー)
2008-07-16 21:57:02
スケジュールと展示スペースの関係で、この作品は出展出来ず残念です。

「配り歩いてますぜぇ。」
おおーありがたや!
DMやっぱり多かったかな?ごめんね何時も。
余ってたら返品OKっす!
谷町の絵本作家さん、私も見に行きましたよ!
超満員でびっくりいたしました。あやかりて~

返信する
上記コメントの絵本作家さんは山田詩子さんです。 (ろくびー)
2008-07-16 23:24:00
山田詩子さんについて詳しくは、みどりんさんの
「みどりんの図書日記」で紹介されています。
宜しくどうぞ♪
返信する

コメントを投稿

透明水彩画インド」カテゴリの最新記事