<本稿は、ウィキペディアの「チャルーン・サティ」をベースとさせていただきましたが、テキストはナラテボー師のご指導内容を加味し、加筆修正いたしました。なお、図版はパブリックドメインです>
まず、リラックして座ります。
座り方は正座でも、あぐらでも、結跏・半跏趺坐でも、椅子に座ってでも、OKです。
(番号は上の図と対応しています)
- 両方の手のひらを、ふとももの上に置く。
- 右の手のひらを垂直に立てます。止めます。気づきます。
- 右手をもち上げます。止めます。気づきます。
- 右手を腹部にあてます。止めます。気づきます。
- 左の手のひらを垂直に立てる。止めます。気づきます。
- 左手をもち上げる。止めます。気づきます。
- 左手を腹部にあてます。止めます。気づきます。
- 右手を胸にあてます。止めます。気づきます。
- 右の手のひらを開くようにして、腕がからだと垂直になるように動かす(3の位置と同じ)。止めます。気づきます。
- 右手をふとももまで降ろし、手のひらを垂直に立てた状態で止めます。気づきます。
- 右の手のひらをふとももの上でふせます。気づきます。
- 左手を胸にあてます。止めます。気づきます。
- 左の手のひらを開くようにして、腕がからだと垂直になるように動かす(6の位置と同じ)。止めます。気づきます。
- 左手をふとももまで降ろし、手のひらを垂直に立てた状態で止めます。気づきます。
- 左の手のひらをふとももの上でふせます。気づきます。
2~15の動作を繰り返していきます。
ひとつひとつの動作は、自然なスピードで行い、「今ここ」のひとつひとつの動作に、パッ、パッ、と「気づいて」いきます。
ナラテボー師は、「止めるたび、手の位置確認をしていく感じ。ここにあるな、(次の動きを完了し)うん、あるな、というように」 という説明されることもあります。
動作を伴う瞑想法には動きに言葉を伴わせるものもありますが、
この「気づきの瞑想」法では、言葉を使う必要はありません。
ただ、ただ、ダイレクトに、「気づき」ます。
「気づきの瞑想」動画では、プラユキ・ナラテボー師ご本人が丁寧にわかりやすく説明しています。