アラフィフが見えてきた私と年の差育児

中学1年の娘と5歳の息子との育児や毎日の生活で感じたことを綴ります

ありがとう

2011-03-26 13:22:24 | Weblog
24日に一つ年をとりました。

こんな時だから…と言いつつも両親にケーキを買ってもらい、

ささやかに祝ってもらいました。

笑うことができる。

生きてると実感します。


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秋田に移動してきてから驚いたことは、

仙台と同じく、スーパーに物が無いことでした。

高速が閉鎖され、宅配便も配達を中止された東北地方には、

なかなか物資が届きませんでした。

秋田に行ったら、買えるだろうと軽く考えていたのがオムツ。

一袋はあるものの、それだけでは一週間も保ちません。

ドラッグストアを見ても既に売り切れ、入荷も見通しが立たない状態。

替わりになるトレーニングパンツやライナーを買い込みました。

時間は保たず、たまにモレもあるけれど、それでも、今無いという訳ではなく、

替わりになる物があるだけでも贅沢だと思いました。

そして買い込んだ次の日。

友達は自分も子どもに使っているのに半分分けてくれたり、

母の友人も、家の中を探してくれたりして、電話をくれました。

その次の日には、隣りのおばさんが、テープ式しかなかったけど…

と言いながらも、わざわざ買って来てくれました。

いろいろな方々に支えられ、みんなの愛情を感じる数日間でした。

私たちは、なんて恵まれてるんだろうと思わずにはいられません。

いつか、必ず恩返しをしたいと思います。

そんなことを思いながら、有り難くいただきました。

奇跡

2011-03-25 14:28:33 | Weblog
大震災から二週間。

時間が経つほどに今こうして生きていられることが奇跡のように思えてくる。

地震当日、部屋の中にいてリビングと洋室のドアの境目に

娘を抱っこしながら座り込んでいた。

後から、部屋を見回してみると、そこのあたり以外はほとんど物が落ち、

どこにいても恐らく落下物に当たっていたと思う。

また、トイレに入っていたら、倒れた棚が引っかかり、

外に出ることすら出来なかったはずだ。

そんなことを考え出すとキリがない。

無傷だったこと、外に出られたこと、娘と2人でいたこと、

そして、今私の実家にいて暮らしていること…すべてが奇跡のように思える。



夫の実家がある気仙沼の方にも電気が復旧したということで、

お義母さんと電話で話すことができた。

夫の両親もまた奇跡的に助かった。

お義母さんと弟が家の二階に避難していた。

津波が来て、一階がだるま落としのように、どこかへ飛んで行ったという。

そして二階が波に乗って流されたのだそうだ。

引き波が来て、衝撃とともに止まったとのこと。

ベッドに何とか荷物を乗せて、一晩過ごしたということだった。

お義父さんは家に帰ってくる途中で、たまたま海の方を見たら、

壁になって向かってくる波を見て、慌ててUターンして丘の方へ向かったとのこと。

流される家を見て、お義母さんが波にのまれたな、と思ったらしい。

そして、次の日。

水が引けたのを確認してお義父さんが家の方へ様子を見に来て、

お互いに生きていることを確認し合ったとのこと。

その時、お義母さんは「あ、私たちは大丈夫だ。やって行ける」と思ったらしい。

元々たくましいお義母さんだけれど、さらに磨きがかかったよう。


私たちはこの地震で助かった身。

この地震で亡くなられた多くの命を無駄にしないためにも、

今ここに生きているという奇跡を大切に生きて行こうと思う。

大震災

2011-03-16 03:12:41 | Weblog
私は仙台市に住んでいます。

地震から4日目に、電気が戻りました。

家の周りは水も少しは出ているし、とても恵まれていました。

そして、5日目に地元の秋田に移動してきました。

ガソリンがないと言われている今、
仙台と秋田を往復出来たことが未だに信じられません。

私と娘が移動してきたのは、気仙沼出身である夫が、
地元を助けることに力を入れたいということもあったのですが、
逆に秋田に来てみると、私も仙台に残り、ライフラインが滞っている方たちに、
お手伝いする事が出来たのではないかという気持ちになりました。

仙台市はだいぶライフラインが戻りつつあるものの、
まだ不便を強いられている地区もあります。

わずかに開いているお店で物を買うにも、
すごい行列が出来るほどです。
食べ物はほとんど購入できません。

それを考えるととても胸が痛みます。

今、私に出来ること。

秋田の地でそれを考え、少しでも実行しながら、
娘と暮らして行きたいと思います。

ぱぱままコーチング

2011-03-09 21:40:38 | Weblog
コーチングって言葉だけ聞いたことがあったけれど、

あまり良いイメージがなかった。

でも、ある日「ことば」の大切さについて考えることがあり、

子どもへの声がけのことについての本を読んでみた。

その中で出会った子育てコーチングの本。

コーチングにとても興味が出てきた。


それを夫に熱く語った2日後くらいに、

「ぱぱままコーチングをやるみたいだよ」という情報を持って来てくれた。

土曜日の朝早くか夕方の2回。

朝なら何とか行けるかも。夫も協力してくれるとのこと。

お言葉に甘えて、朝の講座を受けることにした。


初日はドキドキしながら向かった。

緊張しながらドアを開くと、「おはようございます!!」の元気な声。

みんな朝からテンション高い!!

そのパワーにちょっと呑まれ気味。

話を聞くと、ほぼみんな認定コーチとして登録している人ばかり。

新しく受講したのは私だけだった。

みんなコーチングの面白さを熱く語る。

土曜の朝からこんなに熱い場があるなんて。嬉しくなった。

2回目、3回目と続くにつれて、講座の内容も面白くなっていく。

主に子育てについて学んでいるけど、夫婦間の話、仕事の話に逸れて行く。

それも、「ぱぱまま」のどちらもいるから話しが盛り上がる。

濃いなぁ~~。でも、すんごい楽しい

もう終盤に入る。

次の講座がとても楽しみ


ボランティア仲間

2011-03-01 16:57:02 | Weblog
私と夫は、国際交流ボランティアで知り合った。

私たち夫婦のどちらも知っている友達3人の子どもが、

偶然同じ学年であることが分かった。

すごい親近感。

嬉しくなって、みんなに電話をしてみた。

みんな育休中で4月から仕事復帰との事。

これは今しかチャンスはない!と思って、みんなで会う計画をした。

子ども連れで行けるということで「のびすく」へ。

よく考えてみると、学生の時以来だから実に15年ぶりに会う。

当日は少しドキドキしながらのびすくへ。

集まってみると、そのドキドキはすぐに消えた。

当時、10代後半から20代半ばまでで、けっこう年齢差を感じていたけれど、

今はみんな30代。

しかも同じ年齢の子どもを持つママ同士。

昔よりももっと身近に感じる。

15年というブランクは感じられないほど話しが弾む弾む。

あっという間に午前中が過ぎた。

子ども達がグズリ始め、そろそろお開きにしようか~となり、解散。

ちょっと名残惜しい。

でも、また計画すれば会えるね。


今回の企画も、マメな夫が年賀状で毎年やり取りしていて実現できたこと。

改めてすごいなぁ~と感心した。

今度は土日に家族みんなで会うのもいいな。

またつながりができて、楽しみが増えた