お正月も過ぎたので、悪質な入居者へ訴状を送ります
今回の訴訟は、賃料滞納による「建物明渡請求事件」。
勤め先へ電話すると、「○○日に、○○円持っていきます。」
何度も信じた貸主が可愛そう。。。
相談を受け、最初に配達記録付き内容証明による督促と契約解除予告をし、
入金期限到来時に未入金でしたので、配達記録付き内容証明による契約解除通知。
この段階で何も動きが無ければ更に、
配達記録付き内容証明を証拠の一部とし、訴状の準備。
建物の評価証明の価格から、訴訟物の価格を算出し、印紙代を決め、
第1請求の趣旨、第2請求の原因等を文章で記載し、
物件目録、賃貸借契約書の写し、建物全体平面図に対象部屋を印し、
それと、督促した内容証明等を、「立証方法」の証拠として、
甲第1号証:賃貸借契約書
甲第2号証の1:内容証明郵便
甲第2号証の2:配達記録
こんな手間暇をかけて、やっと訴訟ができます、悪質な入居者へは必要だと思います。
その後も部屋に居座れば、強制執行の準備となります。
入居者にお金を渡して退去してもらうってオーナーもいますが、
平気で滞納し、同じことを繰り返す原因になるので、私はこの方法は避けたいな