おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

タゲリ

2014-11-10 20:20:51 | 

干潟に飛来していたタゲリ
ピンと延びて少しカーブしている冠羽、愛嬌のある顔でかわいいですね。色彩も思いのほかあって美しいです。
泥の中から糸ミミズの親分みたいな生き物を引き出して食べていました。



チョウゲンボウ

2014-11-09 16:28:22 | 
この鳥も比較的よく見かけます。猛禽類の中でも小柄なほうですがすっきりしたスタイルをしていて好みの鳥です。
観察しているとバッタをよく食べていますね。ほとんどバッタばかりのように思えます。時に雀や他の小鳥たちがすぐ近くに来ても襲う様子はまったく見られません。食べているのは大型のバッタで冬でもいくらでも居ますので食に困ることはないのでしょう。





彗星のような植物ホウキボシイヌノヒゲ

2014-11-08 15:34:57 | 日記
この植物は全国でも宮崎県新富町の一丁田池周辺だけで確認されているもので、ホシクサ科に属する植物です。
宮崎市の野生植物研究家の南谷忠志さんが1990年に発見し、開花したときの様子が彗星(すいせい)に似ていることから命名されたものだそうです。
苞(ほう)という長さ7-30㎜の葉が花序の基部に付いており、白く小さなはなを包み込んでいます。国内のホシクサ類では最も長い苞だと言われています。
色が付いていないためすごく美しいとか派手さはありませんが、その独特の形がまさしく夜空に光の尾を引く彗星(ほうきぼし)を連想させます。
数年前の10月に見に行ってこの写真を撮ってから、その後確認に行っておりません。しかし地元の住民の皆さんが保護活動を行っていると聞いております。
植物の説明文
ホシクサ科植物は、イネ科に近い一年草で湿地に自生。9月ごろ花を付け、10月下旬に結実する。根に近い部分の目立たない茎から花茎を伸ばし、雄花と雌花が集団で1つの花(頭花)をつくる単子葉類。花に白い毛を付け、遠目に星をちりばめたように見えることから「ホシクサ」の名がある。国内で確認されているのは約40種。




ヒカリモ(光藻)

2014-11-07 20:48:26 | 日記
野外に出られませんでしたので撮りための写真の中から私が初めて見たものを紹介します。
これは家から7~8分の所にある里山の谷間の田の脇を流れている小川(水流幅1m)での出来事です。
ここは私が昆虫や野草の花などを探しに時々来る場所で、ホトトギス・ショウジョウバカマ・ヒメノボタン・その他いろいろ見ることが出来ます。
ふと傍の小川を覗いてびっくりしました。黄金色に輝いているのです。名前は聞いていましたのでこれが話に聞く「ヒカリモ」だなとすぐに判りましたが驚きでした。2年前の8月31日のことです。

ウィキペディアによると「ヒカリモ(光藻、学名:Ochromonas vischeri)は、日本各地の水のきれいな洞窟や、山陰などの池に生息する藻類であり、暗所で光を反射させることで黄金色に光って見えることが和名の由来である。」とありそれほど珍しいものでも無いようです。しかしあれから何度か行っていますが、それっきりでその後一度も目にしません。条件が整わなければ見られないようでこの時はラッキーだったのでしょう。夏の乾燥期で水はほとんど流れておらずよどんでいました。



ヒヨドリジョウゴとベニバナボロギク

2014-11-06 21:56:43 | 日記
今日は障子張りの仕事があって野外に出かけられない。おまけに台風20号の影響か生憎の小雨模様で少しも乾いてくれません。
少しズルして一時間ほど抜け出しブログネタのためにヒヨドリジョウゴとベニバナボロギクを撮ってきました。ありふれた野草ですがよく見れば結構綺麗ですね。ベニバナボロギクなどこんなに綺麗なのに何でボロギクなどという失礼な名が付けられたのでしょうか。考えても判りませんでしたので、ネットでウィキペディアを見るとこうありました「その意味については、種子の綿毛の様子がぼろ布を散らかしたようだから、とする説も流布されているが、根拠は薄い。牧野はノボロギクについてサワギクの別名がボロギクであり、それに似た野生のものの意味でつけられたことを記しているため、これが元でその後にこの類にも適用された模様である。」「そーかなるほど」と一応納得しましたが「なぜサワギクの別名にボロが付いたのか」とつっこみたくなりました。でもあまりとんがらないでおきましょう。ここには更に「日本国外では野菜として利用される例もある。」とあり「柔らかくてアクもなく、食料とすることが可能でシュンギクに似た香りがあり、食料野草の優品」とありました。まだ食べたことが無いので今度試食してみましょう。私は野草を食べるのはとてもいいことだと思っています。今日昔と比べて野菜の栄養価が低下しているといわれていますが、そうではないという反論もあって素人の私には確かなことはよくわかりません。まあしかしビニールハウスでコンピューターにより温度、水、肥料など自動的に管理され大事に育てられた野菜は雑草と競争して広く根を張る必要がないため少ししか根を張らず従って土の中のミネラルも少ししか吸収しないという説にはなんとなく同意できます。愛読書であった「ビーパル」には南米での焼畑農業的な場所で育った、ひなこびたとうもろこしやジャガイモが日本産のものより栄養価が高かったという記事を読んだ記憶があります。春の七草とかよもぎ餅など野草を食べる習慣は昔からありますがでも限られていますね。家ではよもぎ、カラスノエンドウなどはよくてんぷらにして食べています。セイタカアワダチソウもてんぷらにして食べました。れんげなどは味噌汁に入れたりおひたしにしますがとても美味しくいただけます。今の野菜より野草のほうが栄養価は高いのではないかと思いますが、気分の問題かもしれませんね。



ベニバナボロギク