こう(立憲パートナーズ)ブログ

政治についてあれやこれや語るブログです。

2020.6.20 離党問題

2020-06-20 10:40:22 | 日記
■山尾しおりと、須藤元気の離党について。

 この二人の離党について、私はtwitterで激しく批判を繰り返しました。
 山尾志桜里の離党に関してはあまり反対意見や批判を食らわなかったのですが、
 須藤元気の離党に関しては相当数の反論や批判を食らいました。
 「須藤元気は正しい。筋を通した。立憲が変節したのだ!」という反論です。
 おおむね、反論に対してちゃんと向き合って返事をしたつもりですが、
 一部の方の誤解は解けたようですが、一部の方はこちらの返事をスルーされておりまして、
 いやはや議員と支持者の性格って似るものだな、と驚嘆しております。

 山尾さんに関しては、不倫騒動以降、彼女の行動は疑問符がつくものが多かったです。
 まず立憲民主党に所属したのは、無所属で何もできないよりは立憲という組織に属して
 きちんと活躍できる場が欲しかったからです。実際そのおかげで質問に立つ事が出来ましたし、
 入管法の際には国対の最前線で与党と激論を交わしていました。
 彼女の離党の理由のひとつに、「古い国対政治からの脱却」が掲げられていました。
 立憲に入る事で委員会などにも所属できたはずですし、入管法も国対レベルでの対決がメインでした。
 これらの事実をまさになかった事にして、国対政治からの脱却を訴え出したので本当に驚きました。
 そして、党がコロナ対策で忙殺をされているときに、憲法改正の議論を持ち出して相手にされず、
 「議論が許されない閉塞したこの党は立憲主義に反する!」とまで言って離党をしたわけです。
 今、その憲法改正の議論のタイミングとして一番ふさわしいですか?という話です。
 彼女が民進党離党以降、憲法議論にご執心なのは知っていました。
 不倫相手の倉持弁護士の影響されて、それ以外は頭に入ってこないような状況だからです。
 誤解を恐れずいえば、彼女は付き合う男に影響される女タイプ。
 その彼からの影響を多分に受けている憲法議論ができないなら私出ていくわ!という女王様っぷり。
 しかし、その後も立憲などの統一会派には席を残したまま。これも不可解です。委員会に立つ土壌は確保しておきながら
 古巣には文句をつけるという自分勝手を炸裂させていました。
 そして国民民主党へ入党です。
 議論を聞いてくれる玉木代表とともに頑張っていきたい、と会見をしました。
 玉木代表が議論を聞いてくれなくなれば、また男を裏切っていくのでしょうか。
 彼女はとても優秀ですが、そばにいる”男”の影響をとにかく受ける。そして本人はそれに気づかない。これがとてもまずいです。
 現に、国民民主の古川代表代行は、「愛知県の地元の信頼関係が全くない状況での入党は慎重であるべき」と発言しています。
 地元とのコミュニケーションが全く取れておらず暴走しているんでしょう。容易に想像できます。
 彼女は立憲入党後も、「顔や考え方も知らない人の応援はできない。だから選挙応援などはしない」と言い放ち、
 応援要請が来てもそれを断ってやらないという傍若無人っぷりを発揮させてきました。
 無暗に街頭に行って不倫問題でたたかれるのが嫌だっただけでしょう。
 彼女の「私はまとも」という勘違いを正さなければ、とんでもないモンスターになってしまうと思います。

 須藤元気議員に関しては、その山尾しおりよりもさらに質が悪いと言わざるを得ません。
 まず、「消費税減税」「山本太郎氏を支持」など、そもそも立憲議員として当選してから、彼の言動は独自路線へ突き進んでいきました。
 立憲の中で議論を尽くし、仲間を増やし、党の公式な政党として成立させていく努力を全くしないまま、SNSで好き勝手に発言をする。
 極めつけは、東京都知事選で立憲が宇都宮候補を正式支援と決定したあとに、「私は対立候補の山本太郎候補を応援する」と断言したのです。
 それは党から「やめてくれ。取り下げろ」と怒られるのは至極当然ではないでしょうか。
 そもそも須藤元気は立憲の比例選出議員です。立憲擁立候補として比例名簿に名前が書かれ、個人名や政党名を比例で記入してもらって
 はじめて議席を得た議員です。つまりは立憲の議員であることが大前提なわけです。
 中には「須藤元気、と名前を書いて投票した人だっている。だから須藤元気は自由に発言をしていい」という意見をもらいました。
 全くの不勉強です。そもそも立憲の議員として名前を比例票に乗せてもらわないと、須藤元気なんて名前を書く権利すら与えられていません。
 立憲の議員として当選をする。これが制度上、比例選出議員の定義として認知されているものを独自の解釈をする人がいます。
 言語道断で、素人はいいから黙ってなさい。と言わざるを得ません。
 あげく、須藤元気は離党会見で「上の人のいう事を何で聞かなきゃいけないの!引退しろ、世代交代しなきゃいけない!」とまで言い、
 「なんで消費税減税って言っちゃいけないの!いいじゃないですか、言ったって」とまるで子供のように泣き出してしまいました。
 離党に至る経緯は、山本太郎候補という対立候補を支援すると表明した事によるものが原因なのに、そこは大した問題じゃないかのようにスルー。
 つまり都合の良い言い訳にすり替えたわけですね。
 消費税減税を訴える議員は党内にもいます。それはそれでいいんです。議論したらいい。可能性の一つとして党も排除していません。
 現状としては減税を是としない執行部なわけですから、議論をして戦ったらいい。そして代表戦があるんですから堂々と向かっていけばいい。
 それが怖くてできないのか、ルールを知らないのか。勝手な主張を勝手にして、勝手に離党していくわけです。
 ここ最近の離党する議員たち、それに同調する議員たちの低レベルさには本当にあきれてため息しか出ません。

 会社や組織に属する社会人なら、みんな同じような思いをしています。だから社内で議論し、戦って、決まった事には従う。
 もし、改善策やもっといい案があるのなら、自分が力をつけて、その立場を勝ち取ってからそれを実現していく。それが社会人です。
 自民党の議員はそれをちゃんとやっていますけどね。ずっと代表や執行部が変わらない維新の会などはもっとひどく偏っていますが。
 お子様レベルの人間、男に振り回される人間に政治家は務まりません。必ず報いを受けるでしょう。
 そして、そんな人間の本質も見抜けず公認し、所属議員としてしまった立憲民主党に対して最大限の非難をしたいと思います。

2020.6.14 民進党とは

2020-06-14 23:49:52 | 日記
■民進党がなぜダメで、最後に潰れたか。

最後の民進党代表選の前原vs枝野って、すごく意味があったと思っていて。
あの政党を真っ二つに割ると、前原と枝野がそれぞれの象徴になるようなもので、
そこにあの政党の多様性があると思う。
国民にも前原枝野くらいの幅はあると思っているから、あの幅くらいはないと多様性のある国民を包括できない。
だから、あの二人が手を携えて進むことに、民進党の意味があったのではないか。
そしてその意味をあの二人が本当の意味で理解していなかったから潰れた。
そう思っている。

前原枝野が、「我々こそが民進党を象徴している、いわば顔であり柱だ。
我々が共に理想を目指すことが、多様化する日本の未来を築きあげることができる」
くらいのスピーチを、代表選ではしてほしかった。
そうすれば、小池新党にぶつかる覚悟も決まったであろうし、
民進党は息を吹き替えした気がする。

でも、その自覚がなかったから、あの政党は割れて潰れた。
それはそれでいい。
そのお陰で立憲民主党が出来たのだから。

ただ、立憲民主党は今のままでは政権は絶対に取れない。
三桁の議席数も厳しいだろう。

2020.6.7 解散予想

2020-06-07 19:16:18 | 日記
■解散予想

2021,6か7 都議会議員選挙
2021 夏 予定ならオリンピック
2021 10 衆議院任期満了

任期満了ギリギリは政治的に野党が準備をする機会を与えることになり、切れるカードがない。
オリンピックをやるならば夏には出来ない。
公明党の反対があるから都議会議員選挙とバッティングはできない。
予算審議のことを踏まえ、年明け春にはなかなか踏み込めない。

やるならば年末、予算編成ギリギリのタイミング。予算で支持層に厚遇する仕組みを施しながら、コロナ後の日本の再建を自らに任せてほしいと訴える。

やるならば、10,11,12月。解散は年内。
ある程度、経済活動が戻りコロナの第2波が来る前のタイミング。
支持率も経済活動の回復に伴い、四割に上昇。
相変わらず野党は具体的な行動を起こせず、受け皿は作られない。

2020.6.7 政党支持率

2020-06-07 11:32:39 | 日記
■政党支持率
 一時期、維新が吉村知事の露出と分かりやすいメディアを使ったプロモーションによって
 立憲の支持率を超え、期待できるかもしれない政党として急上昇しました。
 しかしいったんはそのバブルを終え、またしても立憲が6~12%あたりの支持率を回復し、維新を超え始めています。
 風に頼る維新の手法は長続きしませんが、クロス選挙の時の支持率上昇もありましたし、この手法を甘くは見れません。
 いかに否定しても、維新は2019年参院選で議席を増やしたし、直近の支持率が議席数を占っていることになるからです。
 だから、「維新のやり方は長続きしないし、脅威に思う必要がない」という方はそれは願望にすぎません。
 あなたの願望よりも、一般国民がどう感じるかが一番大切であって、それが支持率に反映されるからです。

 自民党が下野しているとき、彼らはあの体たらくでも政党支持率は10%後半から20%中盤くらいまでは堅持していました。
 そりゃそうですよね、この国は自民党が作り上げた体制のうえで成り立っている。自民党ありきで生活している人が多くいます。
 いわゆる既得権です。その割合が少なくとも10%後半くらいは確実にいる。何が何でも自民党を応援する方々です。
 つまり、政権を担いうる政党として認知されるためには少なくともこの数値に到達しなくてはいけない。
 かつての民主党は政権を取る前までは支持率は高水準を維持し、政権時も10%中盤から高いときは50%を超えていました。
 今の自民党は安定政権のもとでも30%台。勝てないわけじゃありません。少なくとも野党第一党は10%後半から20%の支持率を目指すべきです。

 支持率を意識して活動するのは愚か、という人がいますが、それはその人の感覚。支持率は一般国民の評価を可視化したものです。
 前述しましたがこれをないがしろにして政権を取ることはできません。
 支持率上昇を意識しつつ、意識していないように思わせる誠実な活動をすることによって、支持率は上がっていくと思います。
 つまりはもっとずる賢く・狡猾に事を進めようということです。
 

2020.6.7

2020-06-07 10:08:07 | 日記
■立憲が進むべき道。
 野党議員の多くが、野党はまとまるべき。巨大自民党に相対するために大きな塊に。と言います。
 そう言いながらもお互いが抱く怨念や、政策の微妙な違いによってまったくまとまらず、
 ひとつの塊になるどころか、様々な協力すらできずに右往左往しています。
 昨日も、「大きな塊になる」ことは私も否定をしました。
 またあのバラバラな民進党や民主党政権の再来は本当にごめんであります。
 だからこそ将来的には連立を組める相手としてお互いを認識し、出来る政策協力を最大限行い、
 選挙に関しては総合選挙対策本部を無所属議員も含めて組織し、高位レベルの協力をする。
 これを最低限行うよう立憲と国民民主に求めたいと思っています。

 前原さんや、他の政局的動きをする議員の中には立憲に対する大きな不満があると思います。
 こちらからしたら、あなた方が民進党をバラバラにして立憲を排除したからこうなったんでしょうが!
 という強烈な思いがあるわけですが、もうそこらへんを恨んでも仕方がない。
 結果的に立憲というまっとうを掲げる政党が出来たからむしろ良かったと思っています。
 私の理想も、立憲が次期総選挙で大幅議席増を果たし、単独で政権を担えるようになること。これがベストです。
 でもそれは難しい。地方組織はなかなか強化されず、候補者も偏り、選挙戦略も多様性やパリテなどを押し出し、
 国民の安心を確保するには至らない。このままでは何十年掛かっても政権は担えません。
 だからどうしても、国民民主の政策に強い議員たちの力が必要なんです。前原さんもその一人です。

 彼らの不安、そして私の不安でもあるのですが、立憲は左に偏りすぎです。どんどん左に向かっていく。
 現実的に政権を担える政党として機能するのか本当に不安です。
 理想は理想で結構ですが、それでは政権は担えないのは民主党政権で痛いほどわかったはずです。
 だから経済でも社会保障でも外交安全保障でも中道であるべきなのです。
 そのためには、まず無所属の野田さんや岡田さん、玄葉さんなどに立憲入りしていただき、政策範囲を中道にぐっと引き戻すんです。
 まあ、熱狂的立憲支持者の中には、「そんなことをしたら立憲は応援できない。リベラルの旗を降ろされる」というのですが、
 その旗が立憲の支持拡大を阻んでいることに気づかない、まあ愚かな応援の仕方です。我々は社会党を応援しているのではありません。

 中道のまっとうな、政権担当能力のある政党として野党第一党として鎮座すれば、前原さんたちも協力せざるを得ません。
 国民民主は全面的に立憲に協力するほかなくなるでしょう。そうなれば維新が関与してくるような隙は無くなります。
 立憲に付け入る隙があるから維新などの不良政党に足を踏み込まれるんです。
 従来から主張していますが、立憲は頭を下げて無所属の皆さんを迎え入れ、ぐっと中道に政策的立ち位置を定めることです。
 そうすれば議席は増え、政局的にも力を得、政策の幅も広がり、そして国民の期待値も上がっていきます。
 もちろん理念政策の柱は失ってはダメですよ、立憲の良さですから。だから合流はしなくていいんです。

 立憲が、リベラルの名のもと、どんどん左に引き込まれるのは私も我慢できません。そんな政党は絶対に政権を担えませんから。