国民民主党とは、何者かのか。
自民党がIR疑獄で揺れる中、野党側では立憲と国民民主の合流話が渦を巻いています。
年始を経て、年末の自民党支持率低下は落ち着きを取り戻し、むしろ支持を回復させてきました。
正直、各社が出している支持率回復のニュースを私は疑っているのですが、
支持を集めるべき野党がこんなバタバタっぷりを見せている現状ではそら有権者は失望しますよね。
福山幹事長は記者会見で、「合流は20日までに決着したい。国民の期待がしぼむ」
といった発言をしていますが、やっぱりこの幹事長は政局下手だな、と思いますね。
そもそも合流に関しポジティブな印象を持っている有権者なんてほとんどいません。
私が前回の記事で書いたのは、「合流を決めるならば、それはそれで支持をする。
その代わり、覚悟を決めて、絶対にまとまってくれ。それだけが望みだ」
という事。しかし実際はそこまでに話が至っていません。そんな事ってあります?
昨年の8月に立憲が国民に対して衆院の共同会派の話を持ち掛けたときも、
国民の玉木代表は「衆参両院ならば」となぜか不必要にハードルを上げて立憲を苛立たせました。
結果は立憲が折れて、衆参両院で会派を結んだわけですが、
なぜ国民民主がここまで立憲の提案に対して条件を突き付けてくるのかが理解できません。
恐らくは、国民民主の中の「立憲に対して嫉妬心を持っている議員たち」が不必要な反発をしているのだと思います。
自民党ならば、そんな個人的な想いで発言したり反発をすれば、「お前何言ってんだ馬鹿野郎」と怒られ、
粛清されおとなしくなる事でしょう。意見を言う事と、ワガママを言う事の違いは大人ならば分かります。
煮え切らない玉木代表の苦悩はいかんばかりか。
並みいる曲者の先輩議員たちの意見を聞いていかなければ、国民民主は分裂してしまう。
それでもいい、という人もいるのでしょうが、代表としてそれだけは防ぎたいと思っているのでしょう。
枝野代表が共同会派や合流を提案して背景には、国民民主の参院選後の動きにあると思っています。
参院後に、国民民主と自民党が急接近した、という事が報じられました。
憲法議論をはじめ、もしかしたら連立も有り得るか?というレベルの報道が出て、
その後から枝野代表の動きは急加速し、強い共闘路線へひた走りました。
維新の会と共同会派を結ぼうとした参院国民民主の動きもありました。
つまりは、与党側へといつ転ぶか分からない。そんな危うさを国民民主に感じるのです。
おそらく枝野代表もそんな感じで受け止めているのではないでしょうか。
そんな事にならないようにつなぎとめておく必要がある。今回の動きの原因の一つだと思っています。
国民民主党って一体どういう政党なのでしょうか。
何を求め、何を目指し、何をしていきたい人達の集まりなのでしょうか。
これが本当によく分からないんです。ただ単なる労組の専属組織なんでしょうか。
労組が安倍総理や二階幹事長と接近すると同じように、国民民主も自民党にすり寄っていくんでしょうか。
もし、国民民主(旧民主党)が自民党とくっつけば、日本政治は終わりだと言えます。
立憲はさらに左・左へと突き進み、それこそ国民のニーズから乖離する存在となってしまう。
繰り返しますが、この国に必要なのは中道の政党。立憲が国民民主と合流するメリットと一番の効果はここにあります。
中道の政党へと発展していくこと。それこそが多様性に富む日本国民の声を代弁できる政党の必須条件だと思います。
玉木代表、まずは党内をまとめ、しっかりと自分達の在り方を定義づけしてから話に来てください。
あなた方が何をしたいのか、どうなりたいのか、自分達の実力と人気の現状に目を向けて、
そして協議に臨んでください。あなた方は何者なのですか?
自民党がIR疑獄で揺れる中、野党側では立憲と国民民主の合流話が渦を巻いています。
年始を経て、年末の自民党支持率低下は落ち着きを取り戻し、むしろ支持を回復させてきました。
正直、各社が出している支持率回復のニュースを私は疑っているのですが、
支持を集めるべき野党がこんなバタバタっぷりを見せている現状ではそら有権者は失望しますよね。
福山幹事長は記者会見で、「合流は20日までに決着したい。国民の期待がしぼむ」
といった発言をしていますが、やっぱりこの幹事長は政局下手だな、と思いますね。
そもそも合流に関しポジティブな印象を持っている有権者なんてほとんどいません。
私が前回の記事で書いたのは、「合流を決めるならば、それはそれで支持をする。
その代わり、覚悟を決めて、絶対にまとまってくれ。それだけが望みだ」
という事。しかし実際はそこまでに話が至っていません。そんな事ってあります?
昨年の8月に立憲が国民に対して衆院の共同会派の話を持ち掛けたときも、
国民の玉木代表は「衆参両院ならば」となぜか不必要にハードルを上げて立憲を苛立たせました。
結果は立憲が折れて、衆参両院で会派を結んだわけですが、
なぜ国民民主がここまで立憲の提案に対して条件を突き付けてくるのかが理解できません。
恐らくは、国民民主の中の「立憲に対して嫉妬心を持っている議員たち」が不必要な反発をしているのだと思います。
自民党ならば、そんな個人的な想いで発言したり反発をすれば、「お前何言ってんだ馬鹿野郎」と怒られ、
粛清されおとなしくなる事でしょう。意見を言う事と、ワガママを言う事の違いは大人ならば分かります。
煮え切らない玉木代表の苦悩はいかんばかりか。
並みいる曲者の先輩議員たちの意見を聞いていかなければ、国民民主は分裂してしまう。
それでもいい、という人もいるのでしょうが、代表としてそれだけは防ぎたいと思っているのでしょう。
枝野代表が共同会派や合流を提案して背景には、国民民主の参院選後の動きにあると思っています。
参院後に、国民民主と自民党が急接近した、という事が報じられました。
憲法議論をはじめ、もしかしたら連立も有り得るか?というレベルの報道が出て、
その後から枝野代表の動きは急加速し、強い共闘路線へひた走りました。
維新の会と共同会派を結ぼうとした参院国民民主の動きもありました。
つまりは、与党側へといつ転ぶか分からない。そんな危うさを国民民主に感じるのです。
おそらく枝野代表もそんな感じで受け止めているのではないでしょうか。
そんな事にならないようにつなぎとめておく必要がある。今回の動きの原因の一つだと思っています。
国民民主党って一体どういう政党なのでしょうか。
何を求め、何を目指し、何をしていきたい人達の集まりなのでしょうか。
これが本当によく分からないんです。ただ単なる労組の専属組織なんでしょうか。
労組が安倍総理や二階幹事長と接近すると同じように、国民民主も自民党にすり寄っていくんでしょうか。
もし、国民民主(旧民主党)が自民党とくっつけば、日本政治は終わりだと言えます。
立憲はさらに左・左へと突き進み、それこそ国民のニーズから乖離する存在となってしまう。
繰り返しますが、この国に必要なのは中道の政党。立憲が国民民主と合流するメリットと一番の効果はここにあります。
中道の政党へと発展していくこと。それこそが多様性に富む日本国民の声を代弁できる政党の必須条件だと思います。
玉木代表、まずは党内をまとめ、しっかりと自分達の在り方を定義づけしてから話に来てください。
あなた方が何をしたいのか、どうなりたいのか、自分達の実力と人気の現状に目を向けて、
そして協議に臨んでください。あなた方は何者なのですか?