昨日、民主党の合流協議が大きく進展しました。
綱領や基本政策の骨子が、両党の幹事長および政調会長から正式に出された事を受けて、
国民の玉木代表は臨時役員会を開き、これを協議。最終的に合流賛成・反対が割れた事を受けて、
国民民主党を分党し、自身を含めた反対派の議員たちは合流をしない。という事になったようです。
玉木代表は以上の事を記者会見で発表しましたが、すぐさま泉政調会長は「分党は了承していない」と否定。
津村議員も「玉木さんの暴走」と突き放し、みんなが大好きな民主党の内輪もめが再び姿を現していました(笑)
この合流新党に対する私自身の意見は、消極的賛成です。
もはやこの流れは止まらないし、相当の議論を経て決められた結論。そして無所属議員も参加できる器になった事。
そして、何より正式に出された綱領や基本政策の骨子をみても、立憲民主党の党員となった自分の中で
なんとか飲み込める内容になっていると感じたから、賛成を決めました。
だたし、消極的な賛成です。
消極的にならざるを得ないのは、やはりプロセスに問題があったからです。
唐突に出てきた合流構想をはじめ、党の支持者や地方議員、候補予定者を置き去りにしてきた混迷した交渉過程は
本当に苦痛以外の何物でもなく、何より次々ハードルを上げてくる玉木代表に対する立憲の譲歩の姿勢は
身を切り裂かれんばかりのつらさがありました。
合流するなら反対はしない。でもやるならまとまれ。まとまれないのなら、やるな。
これは私が当初から言ってきた事です。トップが決めた事ならば従う。ただし、まとめろ。責任を持て。という事です。
これがどうも出来そうにないと思わされた交渉過程でした。だからこそ、破断を望みましたが形には収まったと思います。
本当にどうしようもない人たちの集まりが民主党だと心から軽蔑をしていますが、自民党を倒せる可能性があるのも民主党だけ。
ここが苦しいところなのです。
私は立憲民主党を応援する党員パートナーズです。
相容れない急進的な支持者もおられますが、候補予定者の方々を含め、支持者の中にも仲間や同志がたくさんいます。
どうか、もう、過去の怨念と決別し、なんとか立憲の理念が残った新綱領を受け入れ、軽蔑すべき交渉過程に関しても飲みこみ、
一緒に戦抜いていけませんでしょうか。
もう二度と、こういうつまらない事を延々と繰り返すような事態を起こしてはいけないのです。
そのためにも、今回は剣を鞘に納め、執行部には猛省を促したうえで、新しい体制で戦っていけないでしょうか。私はそう願います。
■俺はまとも、に味を〆た玉木代表。
前の記事でも書きましたが、私はまとも。を売りにしている山尾議員と仲を深め、憲法議論や積極的な政策提案を行っている事に対して
ネットから多くの賛辞を贈られてきた玉木代表。さずかし気持ちよかったでしょう。
新しい答えを作る、という美名のもと、政策実現のためなら安倍政権とだってちゃんと協力する。一見格好いい姿勢です。
違憲や違法を繰り返す安倍政権とまともな政策協議などできるはずもありませんが、玉木代表はその姿勢を貫く。
すると、ネットでは右寄りの方や維新の支持層から絶賛される。俺はまとも、に味をしめたんですよ。
参院選後、国民民主党は自民党や維新の会と急接近をしました。これが枝野代表が共同会派を急いだ理由の一つともいわれています。
振り返れば、あれだけモリカケを非難してきた玉木さんが、どこかの党首会談でその話題に一切触れず、安倍首相から握手を求められ応じていました。
お互い笑顔。それに対するネットの賛辞もすごかった。あそこらへんから玉木さんは「俺はまとも」路線のうまみを覚えたのだと思います。
■国民民主党とは、何者なのか。
以前の記事でも書きました。彼らは何をしたいのかわからない。少数で相手にされない野党としてずっと政策提言に興じるのか。
それとも、政権交代を狙っていくのか。維新と連携していくのか。自民党と組んで政策実現をしていきたいのか。よくわからないんです、最後まで。
色んな方の意見をたくさん取り入れる人間的には素晴らしい玉木さんですが、それが政党の色に全面に出てきてしまっています。
「何をしたいの?何者なの?」
いまだに「国民民主党ってなに?」と世間から言われ、支持率が伸びない理由の一つです。
■怨念を乗り越え、進む。
立憲民主党の理念政策は曲げない。ボトムアップの政治を作り、真に国民のための政策を実行する。
立憲の理念は絶対に譲れません。曲げる必要なんて一切ない。 ただし、もう合流をするという事実が出来上がりました。
次に必要なのは、この決定に文句をつける事ではなく、次に何をするかを決めることです。
立憲の弱点はリベラルすぎる、左翼だと思われているところ、にあります。致命傷ともいえる。
これを真ん中に寄せ、リベラルも保守も包摂できる多様性を受け入れる国民政党である事を見せることが支持を幅広く集める方法の一つです。
簡単に言うと、立憲には参加できなかった無所属議員の無条件受け入れです。
熱烈立憲支持者の「野田だけは嫌」とか聞く必要は一切ありません。もう怨念を抱えたまま進めるほど、立憲には体力がありませんし、
あなた方の怨念を体現するのが立憲ではありません。
加えると、前原さんや小沢さんなど、怨念の権化ともいうべき方々も受け入れてあげるべきです。
許してあげよう、とは言いません。許す必要などない。ただし、彼らは選挙に強く、人脈も深い。利用しなくてどうするんですか。
旧民主党の議員も鵺のように飲み込む自民党に対し、民主党が好き嫌いを続けていては一生勝てません。もう怨念はこりごり。
もちろん彼らに火種はあります。ですので、彼らに二度と反旗を翻さないよう支持者として私は党に嘆願を出したいと思っています。
ここで、2012年の大量造反から、2017年の希望の党騒動、2019年の血みどろ参院選の遺恨、2020年夏まで続いた怨念の連鎖を止めたいのです。
もう流れは決まりました。あとは進むだけ。進むときに何をするべきか。民主党は変わるべき時です。
綱領や基本政策の骨子が、両党の幹事長および政調会長から正式に出された事を受けて、
国民の玉木代表は臨時役員会を開き、これを協議。最終的に合流賛成・反対が割れた事を受けて、
国民民主党を分党し、自身を含めた反対派の議員たちは合流をしない。という事になったようです。
玉木代表は以上の事を記者会見で発表しましたが、すぐさま泉政調会長は「分党は了承していない」と否定。
津村議員も「玉木さんの暴走」と突き放し、みんなが大好きな民主党の内輪もめが再び姿を現していました(笑)
この合流新党に対する私自身の意見は、消極的賛成です。
もはやこの流れは止まらないし、相当の議論を経て決められた結論。そして無所属議員も参加できる器になった事。
そして、何より正式に出された綱領や基本政策の骨子をみても、立憲民主党の党員となった自分の中で
なんとか飲み込める内容になっていると感じたから、賛成を決めました。
だたし、消極的な賛成です。
消極的にならざるを得ないのは、やはりプロセスに問題があったからです。
唐突に出てきた合流構想をはじめ、党の支持者や地方議員、候補予定者を置き去りにしてきた混迷した交渉過程は
本当に苦痛以外の何物でもなく、何より次々ハードルを上げてくる玉木代表に対する立憲の譲歩の姿勢は
身を切り裂かれんばかりのつらさがありました。
合流するなら反対はしない。でもやるならまとまれ。まとまれないのなら、やるな。
これは私が当初から言ってきた事です。トップが決めた事ならば従う。ただし、まとめろ。責任を持て。という事です。
これがどうも出来そうにないと思わされた交渉過程でした。だからこそ、破断を望みましたが形には収まったと思います。
本当にどうしようもない人たちの集まりが民主党だと心から軽蔑をしていますが、自民党を倒せる可能性があるのも民主党だけ。
ここが苦しいところなのです。
私は立憲民主党を応援する党員パートナーズです。
相容れない急進的な支持者もおられますが、候補予定者の方々を含め、支持者の中にも仲間や同志がたくさんいます。
どうか、もう、過去の怨念と決別し、なんとか立憲の理念が残った新綱領を受け入れ、軽蔑すべき交渉過程に関しても飲みこみ、
一緒に戦抜いていけませんでしょうか。
もう二度と、こういうつまらない事を延々と繰り返すような事態を起こしてはいけないのです。
そのためにも、今回は剣を鞘に納め、執行部には猛省を促したうえで、新しい体制で戦っていけないでしょうか。私はそう願います。
■俺はまとも、に味を〆た玉木代表。
前の記事でも書きましたが、私はまとも。を売りにしている山尾議員と仲を深め、憲法議論や積極的な政策提案を行っている事に対して
ネットから多くの賛辞を贈られてきた玉木代表。さずかし気持ちよかったでしょう。
新しい答えを作る、という美名のもと、政策実現のためなら安倍政権とだってちゃんと協力する。一見格好いい姿勢です。
違憲や違法を繰り返す安倍政権とまともな政策協議などできるはずもありませんが、玉木代表はその姿勢を貫く。
すると、ネットでは右寄りの方や維新の支持層から絶賛される。俺はまとも、に味をしめたんですよ。
参院選後、国民民主党は自民党や維新の会と急接近をしました。これが枝野代表が共同会派を急いだ理由の一つともいわれています。
振り返れば、あれだけモリカケを非難してきた玉木さんが、どこかの党首会談でその話題に一切触れず、安倍首相から握手を求められ応じていました。
お互い笑顔。それに対するネットの賛辞もすごかった。あそこらへんから玉木さんは「俺はまとも」路線のうまみを覚えたのだと思います。
■国民民主党とは、何者なのか。
以前の記事でも書きました。彼らは何をしたいのかわからない。少数で相手にされない野党としてずっと政策提言に興じるのか。
それとも、政権交代を狙っていくのか。維新と連携していくのか。自民党と組んで政策実現をしていきたいのか。よくわからないんです、最後まで。
色んな方の意見をたくさん取り入れる人間的には素晴らしい玉木さんですが、それが政党の色に全面に出てきてしまっています。
「何をしたいの?何者なの?」
いまだに「国民民主党ってなに?」と世間から言われ、支持率が伸びない理由の一つです。
■怨念を乗り越え、進む。
立憲民主党の理念政策は曲げない。ボトムアップの政治を作り、真に国民のための政策を実行する。
立憲の理念は絶対に譲れません。曲げる必要なんて一切ない。 ただし、もう合流をするという事実が出来上がりました。
次に必要なのは、この決定に文句をつける事ではなく、次に何をするかを決めることです。
立憲の弱点はリベラルすぎる、左翼だと思われているところ、にあります。致命傷ともいえる。
これを真ん中に寄せ、リベラルも保守も包摂できる多様性を受け入れる国民政党である事を見せることが支持を幅広く集める方法の一つです。
簡単に言うと、立憲には参加できなかった無所属議員の無条件受け入れです。
熱烈立憲支持者の「野田だけは嫌」とか聞く必要は一切ありません。もう怨念を抱えたまま進めるほど、立憲には体力がありませんし、
あなた方の怨念を体現するのが立憲ではありません。
加えると、前原さんや小沢さんなど、怨念の権化ともいうべき方々も受け入れてあげるべきです。
許してあげよう、とは言いません。許す必要などない。ただし、彼らは選挙に強く、人脈も深い。利用しなくてどうするんですか。
旧民主党の議員も鵺のように飲み込む自民党に対し、民主党が好き嫌いを続けていては一生勝てません。もう怨念はこりごり。
もちろん彼らに火種はあります。ですので、彼らに二度と反旗を翻さないよう支持者として私は党に嘆願を出したいと思っています。
ここで、2012年の大量造反から、2017年の希望の党騒動、2019年の血みどろ参院選の遺恨、2020年夏まで続いた怨念の連鎖を止めたいのです。
もう流れは決まりました。あとは進むだけ。進むときに何をするべきか。民主党は変わるべき時です。
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