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神戸市内において、新型コロナウイルス感染症患者の発生について(17~20 例目)

2020年03月15日 21時16分02秒 | おーいブログ

本日(3月15日)18:07に神戸市危機管理監、保健福祉局長の連名で、新型コロナウイルス感染症患者の発生について(17~20 例目) 、神戸市会議員に報告がありました。

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神戸市内において、新型コロナウイルス感染症患者の発生について(17~20 例目)

 

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予算特別委員会 第一分科会 市民参画推進局関係の代表質疑を行いました。(質疑要旨)

2020年03月13日 23時19分34秒 | おーいブログ

3月3日(火曜)午前10時から 第1分科会(市民参画推進局関係)は、第2委員会室にて会派を代表して、35分間当局と下記のとおり質疑を行いましたので、報告いたします。

1)新型コロナウイルス感染症対策について

2)磯上グランド内の新体育館の建設について

3)第10回の神戸マラソンについて

4)成年年齢の引き下げに伴う消費者教育について

5)神戸市の技能職の魅力発信事業について

(以下、質疑要旨)

○分科員(大井としひろ) こうべ市民連合の大井でございます。どうぞよろしくお願いします。 一問一答でお願いしたいと思います。たくさん質疑をしたいんで,だらだらした御答弁要りませんので,短い答弁でよろしくお願いします。  

そうしましたら,まず最初に,新型コロナウイルス感染症対策で,神戸市における対応方針に のっとり,この市民参画推進局としてどのような取り組みをされておられるのか,まずお伺いしたいと思います。

○岡田市民参画推進局長 市民参画推進局におきましても,市の対応方針を踏まえて対応してござ います。これまで文化施設やスポーツ施設などの所管施設での手洗い,せきエチケット等のポス ターを掲出をいたしておりますし,来館者向けにアルコール消毒液を配備するなど対応してまいりました。さらに,主催行事の延期または中止に加えまして,屋内における感染防止の観点から, 地域福祉センターを初め,区民センター,勤労市民センター,勤労会館,地区体育館,ポートア イランドスポーツセンターなどの所管施設について,本日3日から15日まで閉館とする対応をしてございます。  

当局といたしましても,引き続き本市対応方針を踏まえまして,日々刻々の状況を注視しなが ら,迅速かつ適切に対応してまいりたいと,このように考えてございます。

○分科員(大井としひろ) 市民参画局内の職員の皆さん方,子育て中の職員とかおられると思い ますけど,この方々の対応はどんなふうになってます。

○岡田市民参画推進局長 これにつきましても,市の行財政局の方針に基づいて対応しておるわけ でございますけれども,基本的には,やはり当局,結構若い職員が多いものですから,子育て中 の職員も多うございますので,年次有給休暇の取得の推奨ですとか,あるいは在宅勤務が取得可 能な場合には積極的にそれを活用いただく,あるいはフレックスタイムを活用いただく,こういうことを局内で推進をしているところでございます。

○分科員(大井としひろ) 実際に局内で何人ぐらいの方が今回それで休まれておられるんですかね。ちょっと教えてください。

○岡田市民参画推進局長 済みません,正確にきょう何人というのは―― ですけれども,フレック スタイムをとっている職員はそれぞれ数人おりますし,休暇を取る取らないは,休暇の内容が当日把握できておりませんので,ただ,これから推奨していくということでございます。

○分科員(大井としひろ) ぜひとりやすい雰囲気はつくっていただいて,子育て中のお母さんお 父さん,本当に大変だと思うんで,ぜひよろしくお願いします。  

そうしましたら,もう少しお話ししますが,消費者問題の窓口である市民参画推進局ということであれば,今,トイレットペーパーとかマスク等々が品薄とか,インターネットの高額販売と か,いろいろ,悪徳商法っていうんですかね,こういうのが横行しているようですけれども,この辺のところ,消費者センターをお持ちの市民参画推進局,何かその辺対応されておられるのか, ちょっとお聞きします。

○岡田市民参画推進局長 本当に今,スーパーとかそういうところでトイレットペーパーが品切れ とかいうデマに基づいた情報による消費行動だということで,消費生活センターにおきましても, フェイスブックを通じて日々情報を発信しておるんですけれども,これの中で早速注意喚起,啓 発をしているところでございます。また,こういう状況の中で,高額転売みたいなことが起こっておるということについても,積極的に市民の皆さんに注意いただくように,今,啓発をしているところでございます。

○分科員(大井としひろ) ぜひこの感染症対策,万全,抜かりのないようによろしくお願いしま す。以上です。  

そうしましたら,次に,磯上グランド内の新体育館の建設について御質問いたします。  

令和4年度前半の完成を目指しまして,勤労会館と生田文化会館の体育館機能を統合した新体 育館を磯上公園内のグラウンドに建設することになりました。この磯上グラウンドは,現在,サッカーやラグビーなど,小さな子供さんから高齢者まで多くの市民の皆さん方に利用されており ます。まあ言えば都会のオアシスといいますか,市民スポーツのメッカというべき場所にあるグ ラウンドでございます。  

このたびこの磯上グラウンドに新しい体育館が建設されることになったわけでありますけれども,従前は磯上公園内で外国人のスポーツ交流施設とあわせて整備検討を進めるというようなこ ともお話もあったようでございますけれども,グラウンド内に体育館を建てるといっても,やは り今,現にグラウンドを使っておられる市民スポーツ愛好家の皆さんがおられるわけでございますけれども,この皆さん方にきっちりと説明ができているのか,了解は得ているのか,その辺の ところ,御答弁お願いいたします。

○岡田市民参画推進局長 今,磯上公園のグラウンドを利用される方への説明の問題でございます けども,先ほど来御答弁申し上げておりますが,この2月に予算案を公表して以降,主な利用団 体との協議を精力的に進めているところでございます。利用者の皆様方のさまざまな御意見を丁 寧に聞きながら調整をしてまいりたいと,このように考えてございます。

○分科員(大井としひろ) そこで,ポートアイランドに代替地を用意して,グラウンドを整備し ますよということでありますけれども,私も若いころ,スリーダイヤのユニホーム着まして,ここで神戸リガッタアンドアスレチッククラブの皆さんとよくサッカーの試合をさせていただいたんですけれども,かつてはここはイングランドのプロのサッカーチームやラグビーの代表がお越 しになったというような歴史のあるグラウンドでもあるわけでございます。このような形で幕を 閉じるというようなことになるのは非常に残念でならないし,じくじたる思いがあります。しか し,それが神戸市としての次善の策というのであれば,単に代替のグラウンドを手当てしただけ ということにならないように,現在の利用者の皆さん方の声に丁寧に耳を傾けていただいて,意見を拾い上げてもらいたいと思っております。  

ぜひとも,場所は遠くなるが,誰もがよくなったことを実感できるような充実した施設となる よう検討してもらいたいわけでありますけれども,具体的な整備計画の策定は今後どのように進めていくのか,また,新たに整備された代替グラウンドは,利用者申し込みを含めていつから使うことができるのか,少しお伺いします。

○岡田市民参画推進局長 代替グラウンドの件でございますけれども,現状,この磯上公園が都心 部に存在する球技場ということで,大変多くの方に御利用いただいていること十分に認識をして ございます。同じ中央区内でございますポートアイランドに代替グラウンドを整備し,引き続き 現在の皆様方にも御利用いただけるよう対応してまいりたいと考えております。  

候補地につきましては,ポートライナーの医療センター駅から約500メートル,徒歩7分,中 央市民病院西隣の下水処理場の南側用地でございます。代替グラウンドの具体的な仕様につきましては,利用者の皆様方のさまざまな御意見をこれから聞いていきながら検討していくわけでご ざいますけれども,規模や附属設備等につきましては,その機能,利便性が向上したと利用者の 方々に実感をいただき,またより喜ばれるものになるように,工夫を考えていきたいと思ってございます。  

また,駐車場につきましても,先ほど来御答弁しておりますが,磯上公園にはございませんけれども,このたびは新たに設けたいということで,今後は子供たちの送迎などにも車をお使いい ただけるようになるのではないかと考えてございます。  

整備スケジュールでございますけれども,令和3年度当初から御利用いただけるよう,精力的 に整備を進め,磯上グラウンドを利用していただいている方々が利用できない期間が生じないよ うに,きちっと整備をしてまいりたいと考えてございます。

○分科員(大井としひろ) つい先日,2月の11日の建国記念日の日に,私が所属していますライ オンズクラブ―― 私ちょうどサッカー大会の実行委員長もさせていただいて,神戸FCと共催で,ここで小学校1年生,2年生,それから障害ある方々のサッカー大会をさせていただきましてね, 翌日の神戸新聞にも取り上げていただいたんですけれども,そういう小さな子供さんとか高齢者 の方々が使っていただくという意味では,体育館のあと3分の2ぐらいは残るということなんで, そういう意味では,そういう方々の使えるようなグラウンドというのもいいんではないかと思うんですけど,その辺のところはどう考えておられるんですかね。

○黒田市民参画推進局副局長 磯上公園のあり方的なお話になると思うんですが,磯上公園につい ては,私ども建設局が公園として管理してございます。今後,新体育館の建設,私ども始めますが,これにあわせて,周辺環境も踏まえまして,また皆様方の御意見もお聞きしながら,建設局 を初めとする関係部局で連携して,今後のあり方について磯上公園について検討していきたいというふうに考えてございます。

○分科員(大井としひろ) ぜひよろしくお願いしたいと思います。  

実は,磯上グラウンドもそうだったんですけれども,町なかの都会のオアシスということで, 結構砂じんというんですかね,砂ぼこりというのが,地域の方々からいろいろありましてね。あ そこも砂じん対策で高いネットを張ったりとか,いろいろしていただいておったはずなんですけ れども,そのときも人工芝という話がずっとあったんです。 

 今回も病院の西側というようなことになりますとね,やはり病院はもっとそういう意味では砂 じんとか,そういう問題というのは結構シビアな話になってくるんだと思います。この3億3,00 0万円という予算の中で人工芝のグラウンドというのをぜひ手当てしていただけたらなと思って おるんですけど,これは要望にしておったほうがいいですかね。そういうことで,ぜひよろしく お願いします。  

次に,第10回の神戸マラソンについてお伺いします。  

私も何度か参加したことのある神戸マラソンがいよいよ令和2年度に第10回を迎えることになるわけです。第10回大会では,震災からの復興を果たしてさらなる高みを目指して新たなステー ジへと進む神戸の姿や震災の経験・教訓を世界中に伝えるための記念事業を実施するとお聞きは しておるんですけれども,お子さんやフルマラソンに参加できない層にも参加してもらえるよう なメモリアルファンランというのも計画されておられるようですけれども,大いにいい取り組み だと思っております。   今回の10回目の記念大会,どのような大会にしようとお考えなのか,ぜひ局長のお考えをお聞 きしたいと思います。

○川中市民参画推進局担当部長 今回で第10回を迎えるということでございます。第10回の大会に つきましても,これまでの大会テーマ,感謝と友情をもとに,神戸マラソンの原点とも言えるあ りがとうの気持ちを未来へつなげていくため,キャッチフレーズを「ありがとう」の42.195キロ から変更し,ありがとう未来へつなごうを掲げて開催する予定でございます。  

第1回大会が開催されてから第10回の節目に当たることから,これまでの大会での取り組みを 振り返るとともに,大会テーマである感謝と友情を国内外により広く発信することで,創造的復 興を果たし,兵庫・神戸の姿や震災の経験・教訓を世界中に伝えるため,各記念事業の実施を行 い,また,ロードレースラベル取得大会としての国際的で競技性の高いレースと,市民ランナー も楽しむことができるレースを兼ね備えたさらに魅力のある大会を目指し,第10回大会を実行し ようと考えてございます。   具体的に第10回大会記念事業といたしましては,先ほどありましたように,メモリアルファンランを実施すること,あるいは神戸マラソンに参加意欲・・・連続して落選をされている方の連 続落選枠の設定,あるいは兵庫五国の食材を活用した魅力発信などを実施する予定でございます。 そのほか,10回記念大会としましては,特別ゲストとして野口みずきさんを招聘し,記念グッズ 作成等を行い,記念大会の機運醸成を図っていきたいと考えてございます。子供から大人までが 参画できる記念すべき大会となるよう,企画内容について引き続き検討してまいりたいと考えて ございます。

○分科員(大井としひろ) 私も何度か参加させていただきましてね,一番感じているのは,子供 たちから参加者の皆さんに贈られます絵手紙というのがあるんです。子供たちが一生懸命―― 5 年生か6年生の子供たちが書いてくれたと聞いておるんですけれども,手書きのそういう絵手紙 をもらいましてね。いつもみんなが応援してくれてるなというのは感じておるわけなんですけれ ども,私も走ってますとね,子供たちが沿道で―― 本当に私は前のほうじゃなくて,後ろのほう のぎりぎりの,ゴールするのもぎりぎりぐらいの―― もう何時間も子供たちが初めから最後まで 大声出して応援してくれて,あめとか果物とか,何かいろいろなものをお母さんと一緒にこうや って,いただきながら走ったという覚えがありましてね。やはりこの子供たちが一生懸命応援してくれているということで,神戸でまた走りたいなと思っていただいているランナーもたくさん おられるんじゃないかなと。  

今度はそういう子供たちに感謝も込めて,実際に子供たちにもマラソンを体験してもらうというようなことを考えたらどうなんでしょうかね。例えば小・中・高の子供たちに42.195キロを, 小学1年生は100メートル,中・高生は500メートルぐらいで,1,000人ぐらいでたすきをつないでいく,そんな駅伝とかリレー形式の,そんなみんなで走るというようなことは考えられないんでしょうかね。  

また,沿道で一生懸命応援してくれている子供たちもたくさんいるわけで,何人かのグループ ごとに白地の旗をお渡しいただいて,そこに子供たちが思い思いのメッセージや絵を描いていた だいて,その絵を,旗を沿道で振ってもらうというような,何かそんな子供たちにもっと盛り上げていただくような,そんな10回大会にしてはどうかなと思うんですけれども,どうでしょう。

○川中市民参画推進局担当部長 今まで応援の参加だった子供たちがスタート付近から大丸や南京 町あたりを走ることができるメモリアルファンランを実施予定でございます。ランナーが通過した直後の神戸マラソンの熱気が残るコースを子供たちが走ることを想定しており,大規模都市型 マラソンの疑似体験をできる機会を子供たちに提供したいと考えてございます。   委員の言っておりましたリレー形式の実施につきましては,子供たちと一般ランナーが一緒に 走ることを想定すると,少し安全性を担保するためにランナー間の距離を保つことや,競技定員 の見直し,交通規制時間の延長等が必要になることも考えられ,公認のフルマラソン競技とあわせての実施についてはいま少し難しいのではないかなというふうに考えてございますが,第10回 記念大会においては,ファンランに参加する子供たちや,それぞれ応援する子供たちが神戸マラ ソンの雰囲気をじかに体験できるように工夫することで,子供たちに貴重な機会を提供していき たいと考えてございます。

○分科員(大井としひろ) ぜひ子供たちが―― ぜひ今まで9回一生懸命応援してくれた子供たち のための10回大会にしていただいて,子供たちがどこかで―― 42.195無理だったら,たとえスタ ートの100メートルでもいいですから,何か代表ぐらいが一緒になってトップランナーと走るぐ らいの,そんなことぐらいは考えていただいて,それと,先ほど申しました子供たちの応援の旗なんかは,今はもう簡単に旗に―― 例えば紙に絵を描いて,それをそのまま旗に印刷して,旗な んて簡単にできるんですよ。そういう―― 先ほどの御答弁では,旗の子供の応援と いうのは一切おっしゃらなかったんですけど,ぜひ採用していただきたいんですけど,どうでし ょう。

○川中市民参画推進局担当部長 その辺につきましても,地域と知恵を出し合いながら,子供たち にスポットライトが当たるような企画を検討し,市内の生徒や子供たちが積極的に参加できるような機会をふやしていきたいと考えてございます。

○分科員(大井としひろ) 今,子供たち,きょうからコロナウイルスでというようなことで,多 分どれぐらいで終息するかわかりませんけどもね,夏過ぎて,オリンピック終わって,その後ぐ らいであれば,もうそういう状況でもないと思います。ぜひ子供たちが―― 今ちょっと閉塞感の ある中で子供たちもおられるんで,ぜひ楽しい,そしてみんなで楽しんでもらえるマラソン大会 にぜひしていただきたいとお願いします。  

そうしましたら,次に,成年年齢の引き下げに伴う消費者教育についてお伺いします。 

 民法の一部を改正する法律が平成30年6月に公布され,民法における成年年齢が20歳から18歳 に引き下げられ,令和4年4月1日から施行されることになっております。この成年年齢の引き 下げに伴い,18歳や19歳の若者が成年として自分の意思で契約ができるようになるわけでござい ます。例えばインターネットを通じた商品売買や消費者金融からの借り入れなど,自分1人でで きるようになってしまいます。十分な経験のない消費者教育や金融教育を受けてない若者が容易 に契約ができるようになることから,本人が想定していないような消費者被害,トラブルに巻き 込まれるのではと非常に危惧をしておるのは私だけではないと思います。特に年齢が低いほど素 直に受け入れる傾向があるともいう話も聞くわけで,制度が導入される令和4年4月まで時間が ないことから,早急にこの18歳以下の子供たちを対象に消費者教育を展開するべきだと思います けれども,御見解をお伺いします。

○黒田市民参画推進局副局長 御指摘の成年年齢の引き下げに伴う消費者教育についてということ でございますが,私ども成年年齢の引き下げによって,これまでの未成年者―― 18歳,19歳が親 の同意なく,クレジットカードを作成するであるとか,ローンを組む,携帯電話を購入する,ア パートを借りる,こういうことが単独で契約できることになるという問題がございます。  

神戸市の消費生活センターに寄せられる相談は,契約当事者が20から21歳の相談が18歳から19 歳の相談に比べて1.5倍から2倍と,成年になった途端に倍近くになるという傾向がございます。

このことからも,成人になった若者は未成年者取消権で保護されている未成年の若者よりも消費 者トラブルの被害に遭いやすい傾向にございまして,成年年齢の引き下げにより18歳,19歳の消 費者被害が拡大することが懸念されてございます。  

私どもの取り組みでございますが,御指摘の18歳以下の子供たちを対象として次のような取り 組みを行っています。1つは,高等学校における消費者教育でございますが,これは県の県立消 費生活総合センターが高等学校を対象に出前講座などの啓発を行ってございまして,私どもの市 においても,学校からの依頼に基づきまして,消費者トラブル防止等をテーマに出前講座をやってございます。また,教員向けには消費生活センターにおいてDVDなどの消費者教材の貸し出しを行ってございます。   また,大学における消費者教育なんですが,消費者問題に関する授業を関西学院大学と神戸学 院大学において実施してございまして,消費生活センター職員も講師を務めたりしてございます。

さらに,市内の芸工大であるとか武庫川女子大学,神戸女子短期大学,甲南女子大学でも,各1 回になりますが,講義を担当したりしてございますので,このあたりでそういう世代の啓発をし ているところでございます。  

また,事業者との連携としまして,携帯電話事業者3社と連携しまして,18歳以下を対象に, 消費生活センターなどの身近な消費生活相談窓口につなぐ消費者ホットライン188,これを案内 する啓発グッズ―― 元年度は消しゴムを配りましたが―― を啓発チラシとともに,携帯電話の契 約が増加する3月に配布したりしてございます。   地域による啓発につきましても,各区と連携して,例えば青少協―― 青少年育成協議会の支部 長会において,若者に被害が多い消費者トラブル等の情報提供を行うなどしてございます。  

今後,現在の取り組みを継続するとともに,特に,御指摘のように,高等学校への啓発を強化していくことが重要であると考えてございますので,高等学校への出前講座など,消費者教育の 拡充に向けて教育委員会とも検討を進めていきたいと考えてございます。   以上でございます。

○分科員(大井としひろ) 最初に私も言いましたけども,この教育というのが結構,高校生になってから―― これ2年間,時間がないんで,今はこの2年間の前後は高校生の18歳前の子供たち にしっかりとしないといけないんでしょうけども,こういうのがやっぱり,鉄は熱いうちにとい うように,もっと小さなところから,小さい子供の―― 小学生ぐらいの子供たちにこういう重要 性というのを認識してもらうような教育を取り入れていただかないと,いざ18歳になったときに は,この子たちがそういうことで対応できるかというと,なかなか厳しいんではないかなと危惧 しています。   特に今,高齢者の方々の詐欺事件なんか見てますとね,もうそれこそ私でもだまされるんじゃ ないか―― 高齢者というんじゃなくて,それこそあの手この手で,いろんな形で,だましの手法 で何億というお金がだましとられていると。これね,今度狙いを若年層のほうにこの手の連中が 向けますと,一気に,高齢者の方ではなくて,若年層のこういう詐欺事件が多発するのではないかなと思ってます。   そういう意味から言いましても,やはり市民参画の消費者の問題の窓口と教育委員会とが連携 とっていただいて,そして,もっと小さな子供さんの時代から,そして,常々こういう問題についての情報交換というんですか,こんな手合いの連中がこんなというような,何かそんなことを していかないと,これは本当にえらいことになるなと思ってます。あと2年後なんでね,ちょっ とその辺,もうちょっと危機感を持って答弁していただけます。

○岡田市民参画推進局長 今,副局長から御答弁申し上げましたように,現時点で高等学校をター ゲットにした教育といいますか,消費者教育を中心に進めておるところでございますけれども, 今いただいた御指摘も踏まえ,よく教育委員会とも相談をしてまいりたいと,かように思います。

○分科員(大井としひろ) こういう消費者トラブルというのは,学校,教育現場を深く理解して いる人材の育成というのが―― 強化というのが不可欠であると言われております。例えば相談員 を常勤の専門職として位置づけること,あるいは,消費者教育に関心のある方を一定期間消費者 行政担当部局に配置するというようなことも重要でしょうし,先ほども申しましたように,学校 現場との交流や,連携や,継続できる仕組みの構築というのが急務でないかと思っております。 この行政の横のつながりや連携,学校現場とかかわりを深めていくというような,そういう意味 で今でも何かやっておられることがあるんですかね。ちょっとそこをお聞きします。

○黒田市民参画推進局副局長 先ほどちょっと答弁で申し上げましたように,高等学校に対するあ れにつきましては,私どもの消費者センターにおいても,学校からの依頼に基づいて,そういう 消費者トラブル等の防止に向けた出前講座なんかも実施しているというふうに―― 活動をさせて いただいてございます。申し上げましたが,教職員の方々に向けても,DVDなどがありますの で,そういう消費者教育教材の貸し出しを行ったりするのが今の取り組みになってございます。

○分科員(大井としひろ) 私は消費者行政の担当部局,そういうところに,まあ言えば相談員を, 常勤の専門職というような人を置いていただくのはどうなのかなとお聞きしたんですけれども, また,学校現場の先生方との連携というか,学校現場の中にもそういう専門官という方がいていただいたほうがいいのではないかなと思います。こっちは教育委員会の関係なんで,また教育委 員会と話しますけれども,そういう意味で相談員を―― 常勤の専門職というような,そんな方は 今,神戸市には,市民参画推進局にはおるんですかね。

○佐久間市民参画推進局消費生活センター所長 先生御指摘の消費生活相談員につきましては,消 費生活相談業務は神戸市の場合,現在,委託業務になっております。その委託業務を受けており ます神戸市消費者協会のほうにつきまして,相談員のほうは17名ほど配置しております。   以上でございます。

○分科員(大井としひろ) その相談員の方々っていうのは学校とは何か連携というか,何かそんなことはされておられるんですか。

○佐久間市民参画推進局消費生活センター所長 今,相談員の件で申し上げましたが,神戸市の場 合,平成21年度から25年度までにかけまして神戸コンシューマー・スクールというのを開講いた しました。これで,消費者問題の解決方法の提案ができる人材ということで,消費生活マスター を輩出いたしております。現在もこの消費生活マスターが30名以上活動を行っておりまして,先 生御指摘の小・中学校へ依頼を受けて講義に参りましたり,地域団体,大学へ出向いて講座を行 ったり,新聞への執筆活動などを行って,消費者教育の推進に努めているところでございます。 今年度は,消費生活マスターの活動につきましては,延べ82回の活動を行っているところでございます。   以上でございます。

○分科員(大井としひろ) この種の問題というのは,先ほどの高齢者の方々のそういう詐欺の問 題とか,今度はこれが若い方々に向かっていくということで,18歳からということになりますと, この辺やっぱり高校生の彼らがターゲットになるということになると,このコンシューマー・ス クールですか,マスターというんですか,こういう方々は,そういう詐欺集団というか,そうい う方々とも対抗できるような,そんな教育っていうのはされておられるんですか。

 ○佐久間市民参画推進局消費生活センター所長 先ほど申し上げました神戸コンシューマー・スク ールにつきましては,平成21年度から25年度で終了しておりますが,その後,活動していただく マスターさんにつきましては,毎年研修会や研究会を開いていただいて,いろいろ知識の習得に 努めていただいております。この神戸コンシューマー・スクールを卒業したマスターさんが,消 費者トラブルの解決方法の提案ができるということでございますので,子供たちに向かってもいろんな場を通じて啓発,教育に携わっていただいております。  

先生がいろいろ18歳,19歳の部分で言われる部分でいきますと,我々消費生活相談を受けておりますので,年代別で見ますと若年層に多いトレンドが見えてまいります。具体的には,インターネット関連でオンラインゲームに関することとか,賃貸アパート関係,化粧品,エステというものがございます。このような事案を中心として,契約という大切なことを身につけてもらえる ように取り組んでまいっておるのがこの消費生活マスターでございます。中には弁護士の先生も いらっしゃいますし,弁護士の先生の勉強会も開いておりまして,そういう知識の習得に努めて まいるところでございます。   以上でございます。

 ○分科員(大井としひろ) ぜひそこの危機管理というか,これは,子供たちがそういう形で自己 破産というような,そういうことになりますと,社会人になったときに,それこそ一生重い十字 架背負ってというようなことになりかねない。大変これ危惧をしている,大変大きなテーマだと 思っております。ぜひこの神戸の子供たちからそういう子が出ないようにしていただくためには, やっぱり学校と連携していただいて,契約ということの重大性―― 事の重大性ということをしっかりと小さなときから教えていただいて,そういう自己破産とか,そういう形で人生棒に振るようなことのないような対策というのはぜひ考えていただきたいとお願いしておきます。  

最後に,神戸市の技能職の魅力発信事業ということで,市民生活や市内経済の基盤を支えてこられた多様な技能職の皆さんは,私たち神戸の,やはりものづくり産業の市の財産であると私は思っております。この技能職の皆さんから成る団体は平成3年度の48団体をピークに年々減少して,令和元年度11月には37団体となっておられるようでございます。  

ここには,人口減少社会の進行やライフスタイルの多様化,ICTの浸透などさまざまな要因 があるんだと思いますけれども,この技能職というか,名人と言われる,こういう方々を取り巻 く環境には,やはり後継者の育成や技術革新への対応,販路の拡大などさまざまな課題があると は思いますけれども,本市においてもこのような課題に対応するための施策の展開が必要だと思 いますけれども,これまでの取り組み状況はどうなのか,お伺いをしたいと思います。

○岡田市民参画推進局長 技能職の御指摘だったと思います。私もこの技能職というのは本当に市 民生活の基盤を支える―― 言葉は悪いですけど,目に見えない部分で本当に支えていただいている。ところが,なかなかそれがPRできずに,その存在という意義をわかってもらえないという状況に昨今あるというふうに,御指摘のとおり,私も同様に考えているところでございます。  

私どもといたしましては,この技能職の団体と一緒になりまして,そういう御指摘のあった後 継者育成等の問題について何とか解決策をということで取り組んでいるところでございます。まずは多くの市民の方にこの技能職の存在をわかっていただく,あるいは子供たちに興味を持って いただくと,こういうことが非常に大切であると考えてございますので,この若い世代を対象に, 技能体験などを通して理解してもらう施策を中心に進めてございます。  

具体的に申しますと,技能グランプリ&フェスタということで,毎年11月の技能月間に若年者 に対する実技指導や体験をここでも行ってございますし,また,この技能職団体と協力をいただきまして,平成5年度からになりますけれども,中学校に講師として皆さんに行っていただいて, 自分たちのわざと,それから職人というものの意義というものを授業の中で披露いただくということで,進路学習会と銘打って,市内の中学校にも御協力いただいて進めてきてございます。また,これに加えまして,20年度からは青陽須磨支援学校にも参りまして,障害を持つ生徒も対象 として技能体験を披露している。  

さらに,神戸マイスターというのを―― 今,名人というお話ございましたけれども,全国に通用する卓越した技術や技能を有する方で人格的にもすぐれているという,こういう方を選ばれて おるわけですけれども,この神戸マイスターにも,市内中学校にそのマイスターの授業として,自分たちでみずから講師として行っていただいているという状況がございます。  

トライやる・ウィークというのが中学生にございますけども,トライやる・ウィークの行き場 所ということにつきましても,美容師ですとか,洋菓子職人でありますとか,そういう技能職場 で積極的に受け入れておりまして,実際に仕事の体験もしているところでございます。  

また,技能職発信事業ということで,今ちょっとお手元にお持ちいただいていますけれども, 写真集を皆さんの協力でつくりまして,今,アドウインドーに,役所に入る手前でもキューブ型 のそういうのを置いてPRをさせていただいているんですけれども,動画も作成をしたりしてと いうことで,いい作品になってるんじゃないかなと思います。  

こういうものを積極的にあらゆる機会を通してPRしていくことで,市民生活の基盤を支える 技能の重要性というものを広く訴えていきたいというふうに考えてございます。

○分科員(大井としひろ) ぜひ,技能と技術は違いまして,技術は紙とか資料とかで伝承できるんですけど,技能というのは何十年と積み上げた上にできる名人芸なんですよ。この名人芸というのは,やはりすばらしい技能の名人の方が神戸市にはたくさんおられるんです。ここにもこの冊子を出していただきましたけれども,ぜひその名人芸を映像で残していただいて,その映像を 子供たちにぜひ見ていただくと,「僕もあんなんしたい」と思ってくれる子どもが出てくると思います。 そうすると,こういう職場がまた復活していただけるんではないかなと,そんな希望も持っておりますんで,そういう意味のものづくり産業をぜひ支えていただいて,よろしくお願いしたいと思います。   以上です。

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神戸市内で、新たに新型コロナウイルス感染症患者が確認されました。(11例目~16例目)

2020年03月13日 22時22分03秒 | おーいブログ

本日(3月13日)、午後6時32分に神戸市危機管理監、保健福祉局長の連名で、新型コロナウイルス感染症患者の発生について (11例目~16例目)、下記のとおり、神戸市会議員にメールにて報告がありました。

神戸市内で、新たに新型コロナウイルス感染症患者が確認されました。                                  

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神戸市より新型コロナウイルス感染症患者の発生について(10 例目) 報告がありました。

2020年03月12日 18時06分35秒 | おーいブログ

本日(3月12日)午後5時56分に神戸市保健福祉局長名にて、新型コロナウイルス感染症患者の発生について(10 例目) メールにて、神戸市会議員に報告がありました。

 

                                                                                               令和2年3月 12 日 
市会議員各位 
                                                                                 保健福祉局長   小原 一徳 
 
                          新型コロナウイルス感染症患者の発生について(10 例目) 
 
3月11日(水)、10例目の新型コロナウイルス感染症患者が確認されました。 本件において、引き続き、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を進めています。 
 
1.概 要 (1)年 代: 40 歳代 (2)性 別: 男性 (3)居住地: 神戸市内 (4)症状、経過: 3月 2日(月) 夜間に発熱 3月 6日(金) 高熱、頭痛、咳、嘔気、A医療機関受診 3月 8日(日) B医療機関受診 3月 11 日(水) 神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検査 実施し、陽性と判明。容体安定(入院中) 
 
(5)行動歴: 3月3日(火)~ 休暇取得。ただし、3月5日(木)は出勤 
 
※日頃からマスク着用 
 
(6)その他: 会社員、同居者1人、海外渡航歴なし ※濃厚接触者:同居者1人。職場については調査中 
 
 
【問合せ先】 神戸市保健福祉局   熊谷、水野 TEL:078-322-5241(内線 3002、3310)

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神戸市会 2月26日(水)の本会議場にて、代表質疑を行いました。(議事要旨)

2020年03月11日 20時58分42秒 | おーいブログ

令和2年度 神戸市会 2月26日(水)の本会議場にて、代表質疑(約35分)を行いました。議事要旨が出ましたので、質疑の詳細について、以下のとおり報告致します。

2月26日の午後から「令和2年度神戸市一般会計予算」他50議案について、会派を代表して代表質疑を行いました。(以下、質疑要旨)

以下、市長以下執行部と4点について質疑を交わしましたので、議事要旨を掲載し、ご意見等を頂戴いたしたいと思います。コロナウイルス感染症対策等については、同じ会派の川内議員から私の質疑の前に市長に申し入れ等を行っています。

令和2年度神戸市各会計予算並びに関連議案に対する質疑

(59番大井としひろ君登壇)(拍手)

○59番(大井としひろ君) こうべ市民連合議員団の大井としひろでございます。それでは,川内議員に引き続きまして,質疑をさせていただきます。

最初に,ガラス瓶のリサイクルについて質問いたします。

平成26年,第2回の定例市会の9月議会におきまして,久元市長への代表質疑で初めて御答弁いただいたのが,ガラス瓶のリサイクルでした。当時の神戸市のガラス瓶のリサイクルは,1人当たりの資源化量は0.16キログラムと,全国自治体ワーストワンの惨たんたるものでした。あれから5年余りがたちました。

平成30年度神戸市一般廃棄物処理実施計画で,排出・分別ルールの徹底の主な取り組みとして,ガラス瓶の単独排出の検討がなされました。平成30年度予算で新たな排出ルール,仕組みづくりの具体的取り組みとして,ガラス瓶の単独回収について,令和2年度から一部施行,調査し,令和4年度から全市展開をする。資源化推進のため,缶,ペットボトルと分けてガラス瓶のみの月1回程度の単独排出,資源集団回収による排出機会の拡大を環境局予算書に掲載されました。久元市長のガラス瓶の資源化量改善への意欲と本気度を感じております。

しかしながら,9年前の平成23年度の資源化量250トンから,平成29年度では4,600トンまで改善されましたが,依然として神戸市の市民1人当たりのガラス瓶分別基準適合物引き渡し量は低位にあり,政令市でワースト4,20都市中17番目,兵庫県内ではワースト5に入っております。

1人当たりの資源化量は,平成27年度で1.7キロ,28年度で2.82キロ,29年度で3キロと増加しているものの,全国平均5.50キログラム,政令指定都市平均4.93キログラムに遠く及びません。

神戸市と同程度の人口規模の川崎市は,6.89キログラムで,ベスト3に入っております。平成29年度年次リポートから推測計算すると,当市のガラス瓶資源化率は45%と,相変わらず市民の皆さんがルールどおりに瓶を洗って出していただいておるにもかかわらず,ガラス瓶の半分以上が資源化されていないわけであります。

一方,ペットボトルについても,リサイクル事業者が料金を払うことにより,入札価格や引き渡し料に応じて入札拠出金が交付されますが,今年度はその交付がない逆有償になったと聞いております。この原因の1つは,缶,瓶,ペットボトルの3種混合で収集しているため,ペットボトルの品質が低下することも問題としてあるのではないでしょうか。

資源化推進のためには,缶,ペットボトルと分けて,ガラス瓶のみの単独排出が重要であり,令和2年度には排出状況の調査が予定されているとのことですが,ガラス瓶の単独収集の実施について,今後,どのように取り組んでいくのか,お伺いいたします。

次に,国際経済戦略についてお伺いいたします。

少子・高齢化の進展や経済のグローバル化が進む中,今後も神戸経済を活性化させるためには,国内のみならず,海外からの投資,高度外国人材獲得,市内企業の海外進出,海外での販売促進など,海外との経済交流が欠かせないものと考えておりますが,当市としてどのような戦略,ビジョンを持って取り組んでおられるのか,お伺いいたします。

次に,神戸港の港勢についてお伺いいたします。

神戸は,みなと神戸を中心に栄えてきたまちでした。その神戸港は,開港以来,我が国の代表的な国際貿易港として,産業,経済発展の一翼を担い,市民生活や地域経済に大きく貢献し,平成22年8月には阪神港として国際コンテナ戦略港湾に指定され,さらに西日本の産業と国際物流を支えるゲートポートとして,基幹航路の維持・拡大や港湾サービスの向上などの取り組みを展開しております。

平成26年12月には,日本初の特定港湾運営会社となった阪神国際港湾株式会社を国と一体となり推進をしておるところでございます。

一方,米中貿易摩擦の長期化などの影響を受け,令和元年のコンテナ貨物取扱個数が前年度割れになると予想されるように,厳しい状況でもあります。

このような状況の中,国際コンテナ戦略港湾として今後どのように港勢拡大に努めていかれるのか,御見解をお伺いいたします。

4点目は,神戸空港の今後の展開についてお伺いいたします。

神戸空港は,平成30年4月から3空港一体的運営が始まり,民間のノウハウを生かして,関西全体の航空需要拡大並びに関西経済のさらなる拡大に向け,取り組みが進められてきました。

開港14年目の昨年の神戸空港の旅客数は,過去最多の329万6,000人でございました。昨年の関西3空港懇談会において発着枠の拡大や運用時間の延長などが決まり,規制緩和の実現で発着枠が広がり,新たな路線の開設や増便が相次いだことで過去最多になったものであります。

また,来月3月29日に運用時間が23時まで延長されることに伴い,発着枠も上限の80回に達する見込みとなります。

また,これら以外に関西3空港懇談会取りまとめでは,おおむね2021年ころまでに実現を目指す取り組みとして,神戸空港については,プライベートジェットの受け入れを推進することや,CIQ体制整備等についても関係省庁に理解・協力を求めていくとされています。現在の神戸市の取り組み状況をお伺いいたします。

以上,4点について,簡明な御答弁をお願いいたします。

○市長(久元喜造君) 大井議員の御質問にお答えを申し上げます。

国際経済戦略につきまして御質問がございました。神戸の経済の活性化のためには,このグローバル経済の中で,海外との経済交流をいかに推進をして,市内企業が海外で投資をする。また,海外から神戸に対して投資機会をふやしていくということが極めて大事であるというふうに考えております。そのためには,国,またJICA,JETROなどの国の機関,また兵庫県と連携をした取り組みも重要です。

海外への投資を促進をしていくためには,主要な投資先でありますアジア諸国における主要国の税や,あるいは雇用などの法制度,また商慣習,さまざまなビジネス慣行についての情報を収集をして,これを市内の企業に伝え,説明をするということも大変重要ですし,また,それぞれの民間企業,また業界で取り組んでおられる事柄ではありますが,ビジネスマッチングの機会をいかにふやしていくのかという観点からの取り組みも重要です。

また,神戸に対して投資を呼び込んでいくためには,神戸におけるビジネス環境をきちんと説明をし,情報発信をしていくということも重要であると考えております。特に直接私も,世界の主要な国あるいは地域で,神戸医療産業都市を初めとする神戸の産業活性化のための取り組みにつきまして,プレゼンテーションなども行っているところです。

またあわせて,海外からの投資を呼び込んでいくためには,神戸において企業が進出をしていただいた場合の従業員の方々の暮らし,あるいは家族の教育,さまざまな面でのこの暮らしという面についての水準を高め,そしてその情報を的確に発信をしていくということも重要ではないというふうに考えております。

また,このグローバル経済に対応するためには,すぐれた人材を神戸に呼び込んでいくということも重要です。500Startupsの取り組みも順調に進められてきております。海外からの応募者も大変ふえてきております。神戸に誘致が決まりましたUNOPSにおきましても,海外を含めたスタートアップがここに集結をして,さまざまな取り組みを行い,これが国連の調達につながっていく可能性も出てきております。

いずれにいたしましても,これらの取り組み以外の取り組みとして,どういうものがあるのか,アンテナをしっかり高く張りまして,国際経済戦略の積極的な展開を図っていきたいと考えております。

神戸空港の今後の展開につきまして,お答えを申し上げます。

昨年5月に開催されました関西3空港懇談会におきましては,おおむね2021年ごろまでに実現を目指す取り組みとして,神戸空港については,国内線の1日当たりの発着枠を60から80回に拡大をする。運用時間を22時から23時まで延長することとあわせて,今後,ニーズの高まりが予想されるプライベートジェットの受け入れの推進と必要なCIQ体制整備等の関係省庁への理解・協力を求めていくことなどにつきまして,関経連を初め関係自治体などに御理解を得て合意をいただきました。これは神戸空港の利活用の拡大を図っていく上で大きな一歩であると考えております。

発着枠の拡大によりまして,これまで3都市で新規就航が実現をいたしました。昨年の神戸空港の利用者は過去最高の329万6,000人を達成いたしました。運用時間の延長につきましても,国土交通省において必要な管制官の増員なども対応していただけることになりました。

これを受けまして,1月下旬に航空会社が発表した3月29日から始まる夏ダイヤにおいては,青森便の就航とあわせて,かねて経済界から強い期待が寄せられておりました22時台の羽田便の実現や,那覇便が充実することになりまして,結果的には拡大した発着枠が全て埋まることになりました。

プライベートジェットの受け入れも重要です。ただ,残念ながら,平成30年度の受け入れ実績は24回にとどまっております。これは国際定期便が未就航の神戸空港では,CIQの職員がプライベートジェットの出入国の都度,各機関から出張して審査を実施しておりますために,直前申請などが多い商用目的のプライベートジェットへの対応が難しいことなどが考えられます。

これまでにも神戸商工会議所からの要望を受けまして,CIQ各機関の関係省庁に対し,プライベートジェットの受け入れ時間帯の拡大や,フライトプラン提出期限の短縮とあわせて,職員配置などの体制の充実を国家予算要望などの機会を通じて要請を行ってきました。今年度は,昨年5月の関西3空港懇談会における合意を踏まえまして,兵庫県とも連携し要望いたしましたけれども,不定期で到着するプライベートジェットのために,体制を確保することが困難であるなどの理由から,実現には至っておりません。

今後,あらゆる機会を通じまして,関西の総意として,CIQ関係省庁に働きかけを強化していくとともに,神戸空港のプライベートジェットの受け入れ空港としての認知度を高めるための取り組みを行っていきたいと考えております。

ほかの御質問につきましては,副市長からお答えをさせていただきます。

○副市長(岡口憲義君) 私から,まずガラス瓶のリサイクルにつきまして御答弁を申し上げます。

当市におきましては,ごみの資源・減量化のため,リデュース・リユースにまず取り組んでおりまして,リターナブル瓶のリユースを促進するために,瓶の店頭回収等を行っている市内の小売店を認定し,市民への周知も図ってきたところでございます。

そして,このリユースが図られなかったガラス瓶につきましては,ステーションで回収をしておりますが,御指摘のとおり,3種混合収集でありますために,十分な資源化が図られてこなかったところでございます。

ガラス瓶の資源化向上を図るため,平成27年度より資源リサイクルセンターでの手作業による瓶の回収,色選別に加えて,民間事業者にカレットを含む残渣の資源化を委託をしております。その結果,平成30年度の市民1人当たり資源化量は,お話にありました2.79グラムとなり,以前に比べまして資源化が図られてはいるものの,御指摘のとおり,政令指定都市の中では低い水準である,これは事実でございます。

ガラス瓶のさらなる資源化を図りますために,現在,ガラス瓶の単独収集に向けた検討を行っているところでございます。このガラス瓶の単独収集を実施するに当たりましては,市民の方々の排出方法や,排出の頻度,収集体制等について検討する必要がございます。しかし,現在,ガラス瓶は3種混合収集を実施しておりますため,ガラス瓶のみの排出量の詳細なデータが把握できておりません。そのため,令和2年度は,まずは全戸から抽出した対象ステーションで排出実態調査を行い,排出量や排出状況等の詳細なデータを収集したいと考えております。

さらに,この調査結果をもとにいたしまして,市民の方々への意見聴取も行い,令和4年度のガラス瓶の単独収集について,費用対効果を踏まえ,市民の方々から理解が得られるような方策を十分検討してまいりたいと考えております。

次に,神戸港の港勢につきまして御答弁を申し上げます。

神戸港は,国際コンテナ戦略港湾政策に基づき,国,阪神国際港湾株式会社と一体となって集荷事業に積極的に取り組むことにより,これまでコンテナ取扱個数を増加させてきました。しかしながら,近年の海運業界におけるコンテナ船の大型化,アライアン再編,航路改編等によりまして,寄港地の絞り込みが進んでいるほか,釜山港における西日本をターゲットとしたトランシップ貨物の取り組みなど,港湾間競争が激化している状況にございます。

加えまして,直近では,昨年からの米中貿易摩擦の長期化や,中国の経済成長鈍化等の影響を受け,全国的に輸出が伸び悩む,または減少傾向にある中,輸出港である神戸港はより大きく,その量が減っております。その結果,直近の11月累計において約262.9万TEUとなり,通年で290万TEUを下回る見込みとなっているところでございます。

令和2年度につきましては,戦略港湾に関する予算を大幅に増加し,ハード・ソフトの取り組みを進めることとしております。

ハード面におきましては,特に基幹航路に投入されている船舶の大型化に対応した高規格コンテナターミナルの整備や,ハーバーハイウェイのETCの整備,ICTを活用したコンテナターミナルの渋滞対策の検討などを進め,港と内地とのつながりをスムーズにし,船社にとっても荷主にとっても使いやすい港の整備を進めてまいります。

ソフト面におきましては,集荷対策として阪神国際港湾株式会社と密に連携し,基幹航路誘致対策を強化いたします。まず航路誘致といたしまして,これまでの港内における公費相当分の支援に加えまして,広域に至るまでの費用の一部を補うため,市の単独上乗せの支援額を倍増したいと考えております。

また,貨物船におきましても,内航フィーダー,フェリーに対する基幹航路利用時の支援単価を大幅に非基幹航路利用の3倍に増加させるなど,航路支援,貨物船の両面から基幹航路の維持拡大を図ってまいります。

また,神戸港の強みである在来貨物につきましても,集荷支援を増額するほか,在来貨物の誘致方策を業界の意見を聞きながら検討してまいります。

さらに,神戸港の物流改善を図る取り組みとして,官民一体となったアジア広域集荷プロジェクトチームにおきまして,ドライバー不足,BCPへの対応,安定した輸送ルートの確立,神戸港における付加価値の付与などのトライアル事業を実施することとしております。

これらハード・ソフトの取り組みにより,国際コンテナ戦略港湾施策を積極的に推進し,神戸港の機能強化,国際競争力を図ってまいりたいと考えております。

○59番(大井としひろ君) どうもありがとうございました。それでは,これから一問一答でお願いしたいと思います。それでは最初に,神戸空港について,再質問させていただきます。

先日,開催されましたワールドカップラグビーの際に,神戸空港を利用されたプライベートジェット機が相当数、 先ほど市長,24回とおっしゃっていただきましたが、ことしはオリンピックイヤーでもあり,さらなるプライベートジェット,ビジネスジェットの飛来が多数あるんではないかなと思われますけれども,この神戸空港を利用される皆さん方の利便性を考えますと,よく区役所のワンストップ化とかいうような言い方で,IT化とか,手続の簡素化を含めまして,ワンストップで受け入れができるような,そんな神戸空港のビジネスジェット,プライベートジェットの受け入れ体制というのも,ぜひ考えていただかなければならないんではないかと思います。と同時に,このCIQの充実を図って,誘致拡大を図っていかなければならないと思いますけど,この辺の御見解をお聞かせいただきたいと思います。

○副市長(岡口憲義君) 御指摘にありましたとおり,昨年のラグビーワールドカップの期間中に神戸空港を利用していただいたプライベートジェットは,一昨年と比べて,国内・国際合わせてですが,約48%の増というふうなことになりました。そして,ことしは東京オリンピック・パラリンピックが開催され,さらに関西ではワールドマスターズゲームズ2021,2025年大阪万博などのビッグプロジェクトが計画されておりまして,今後も需要が拡大するこの関西におけるプライベートジェットを含む航空需要を確実に受けとめていかなければならない。そのための神戸空港におけるCIQ体制の強化は喫緊の課題であると考えております。

東京オリンピック期間中の首都圏空港である羽田,成田におきましては,VIP以外のプライベートジェットは規制されるというふうな状況になっておりますので,こういった機会を逃すことなく,まずは神戸空港におけるプライベートジェットの受け入れを確実に行いつつ,こういった事情を踏まえた神戸空港におけるCIQ体制の強化に向けて,さらにはワンストップ化に向けて,必要なCIQ各機関への関係省庁への働きかけを強化していきたいと考えております。

○59番(大井としひろ君) ぜひこの辺のところをよろしくお願いして,最終的には,このCIQの充実を図っていく延長線上には,やはり定期便の国際化とかにもつながっていくわけで,やはりこの辺のところをきっちりと時間を置いて進めていただく。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

次に,ガラス瓶のリサイクルについて質問させていただきますけれども,他の自治体の先進事例も調査されて取り組む必要があると思っております。瓶のリサイクルに対して,最善の状態となる回収の対応策は以前にもるる述べさせていただきましたけれども,千葉市や川崎市やいろんなところで,いろんな新しい取り組み,やり方を進めておられるわけでございます。ぜひその辺の他都市の情報もしっかり収集していただいて,来年度は調査をするということでございましたけれども,ぜひその辺のところをよく調査をしていただき,最もリサイクルにつながる方法を構築していただいて,排出頻度についてもしっかりと検証する必要があると思いますけれども,この辺のところ,例えば今考えておられるのは,神戸市の収集頻度というのは月1回なのでしょうか,2回なのでしょうか。それとも,どの程度の排出頻度を考えておられるのか。その辺も含めて,ちょっと御見解をお聞きしたいと思います。

○副市長(岡口憲義君) 排出頻度につきましても,令和2年度に行う調査結果を踏まえて,十分検討したいと考えております。

実際のところ,この調査を予算化するに当たりましては,月1回程度を想定してきたのは事実ではございますけれども,例えば政令市トップの新潟市は月2回,また瓶の単独収集をしておられる多くの政令市では週1回というのが多い状況にはございます。このあたり,費用対効果等も考えながら,また瓶の排出量,その結果も踏まえながら,どのような収集頻度または収集方法が神戸にとってふさわしいか,このあたりを総合的に考えつつ,さらに市民の皆様の負担の軽減という形から,どういったことが適切かという観点も含めまして,調査を踏まえ,しっかり検討していきたいと考えております。

○59番(大井としひろ君) 今,副市長のほうから月2回とおっしゃられましたけれども,ベストテンに入っているところというのは月2回ないし3回なんです。あとは週1回。ぜひその辺の排出頻度についてもしっかりと調査していただいて,よろしくお願いしたいと思います。

この令和2年度から,全市的に排出量や排出状況の調査を実施すると。そして4年度からガラス瓶の単独回収に向けた方策を検討していくということになっておりますけれども,そもそもこの令和2年度からモデル地区でガラス瓶の単独回収を試行するとしておられたわけでございますけれども,なぜこのガラス瓶の単独回収の試行をやることにならなかったのか,その辺についてお伺いしたいと思います。

○副市長(岡口憲義君) やはりそのガラス瓶の単独収集にもさまざまな方法があるのは,これは議員も御存じだと思います。単独収集でも,例えば色分けをするのか,混色をするのか。さらにまた,袋をするのか,コンテナでやっていくのか。その場合に,収集車はパッカーでやるのか,いわゆる平ボディーと言われているダンプでやるのか。このあたりについて,もう少し検討が必要ではないかということから,少し時間をかけて検討をしたところでございます。

来年度は実態調査に入りますので,そういった実態調査の中で,さまざまな手法を検討し,的確な手法を見つけていきたいというふうに考えております。

○59番(大井としひろ君) もう少しお話しさせていただきますと,今回,ベストスリーに入っておられる川崎市の平成29年度の一般廃棄物処理達成状況報告書を見させていただきますと,類似都市との比較分析が載せられておるわけです。それによると,人口1人当たりのごみの排出量,神戸市は971グラム,川崎市は859グラム,資源化率,神戸市は14.8%,川崎市は19.5%,廃棄物のうち最終処分される割合,神戸市15.5%,川崎市10.9%,人口1人当たり年間処理費用,神戸市1万2,316円,川崎市9,962円,最終処分減量に要する費用,神戸市3万7,316円パートン,川崎市3万4,076円パートンで,当市と比べると川崎市は効果的で効率的な回収をやっておられる。この違いは何かと思われますか。これは,いかに市民の皆さんの理解と,市民の皆さんに協力を得られているかどうかということの違いがここにはあらわれておるんではないかと思っておるわけなんですよ。この辺のところについて,副市長,どうお考えですか。

○副市長(岡口憲義君) 御指摘のありましたとおり,川崎市は,例えば瓶の単独収集においてコンテナ収集をされております。これは市民の皆様の御理解と御負担がなければできない方法でありまして,そういった方法の違いから,結果的には資源化量が違い,資源化率に大きな差が出てきたと,こういうふうに考えております。

私どもといたしましては,先ほども少し申し上げましたが,市民の皆様の負担ということも考えながら,市民の理解をしっかり得られるそのような方法も,その観点も含めて,効果的な収集方法を探していきたいと,実現したいと考えます。

○59番(大井としひろ君) ぜひ市民の理解を得るためには,やっぱり行動していただかないと。そのためには,やっぱり市民の中に入っていかないと,市民の声っていうのは多分聞けないと思いますよ。そして令和2年になって,さあといったときには,できませんでしたでは,それではもう何をかいわんかということになるわけで,ぜひその辺のことも含めて,よくお考えをしていただきたいと思います。

まとめますけれども,今,国連のサミットにおいて採択されました,あの持続可能な開発のための2030アジェンダに記載されましたSDGsの推進,これは国際社会において,都市の役割に対する期待が高まる中で,持続可能な世界の実現に向けた課題解決に取り組む重要性が一層増してきておるわけであります。

このSDGsのゴール12に,つくる責任,使う責任というのがありまして,廃棄物の発生を大幅に削減する。消費者にも持続可能な消費と生産パターンを確保する責任があるということであります。ルールどおりにすすいで出したガラス瓶を半分以上資源化していないことは,市民のこの責任を果たすことを妨げているということになるわけであります。

今回,ガラス瓶の単独収集することにより,市民の使う責任の履行を促進することになるわけであります。ぜひその辺のところも考えていただいて,神戸市はSDGsのイノベーション拠点であるグローバルイノベーションセンターの開設に向けての基本合意書にもサインをされたとお聞きしております。これは世界で3番目になるようでありますけれども,パートナーシップで目標を達成しようというゴール17の取り組みになるわけであります。久元市長のSDGsの推進の意気込みを感じております。ぜひこの瓶の単独収集によって,神戸市民の1人当たりの資源化量の現行を3キログラムから2倍,3倍ふやしていただいて,政令市トップのガラス瓶のリサイクルを達成していただいて,SDGs推進都市神戸をぜひ実現していただくようにお願いしたいと思います。

次に,国際経済戦略について御質問をいたします。

神戸は,一昨年,神戸の開港から150年を迎えました。神戸の貨物量は,阪神・淡路大震災前は世界で3本指に数えられるほどのコンテナ貨物取扱量を誇っておりましたけれども,震災の影響もあり,今やアジア諸港におくれをとっているのが現状です。開港以来,国際都市神戸を自負してまいりました当市ではありましたけれども,阪神・淡路大震災,少子化・高齢化,急速な人口減少によって,神戸ブランドの価値は大きく落としているのが今の神戸市でないでしょうか。

震災から25年がたち,これからは大きくかじを切って,守りから攻めへの転換を図る時期に来ているんではないかと思われます。まずはまちの再生を最優先されなければなりませんけれども,それと同時に,神戸のブランド力やポテンシャルを上げることにも注力をしていかなければなりません。ポテンシャルを上げることは,神戸のまちの勢い,経済力,知名度を上げ,神戸に投資を呼び込むなど,世界に神戸の情報を発信していくことでないかと思います。

外交は国の専管事項ではありますが,神戸のために国は動いてくれません。これからは自治体が率先して,民間外交,自治体外交を進めていくことで投資を呼び込み,人を呼び込んでくる施策がますます重要になってまいります。

今回,市長室国際部国際課に国際連携専門官が1名配置されることになりました。民間企業で培われた国際ビジネスの経験者を現在募集されておりますけれども,私はこの程度の補強でよいのかと感じております。

現在,神戸市市長室国際部国際課の体制は,部長以下,課長2名,係長4名,担当者3名,正規職員10名に加え,一般任期つきの外国語職員2名と外国語嘱託職員3名の15名の体制でやっておられるわけでございますけれども,他都市を調べてみますと,5大都市と言われた時代に肩を並べていた横浜市では,今や,局長,副局長,グローバルネットワーク担当理事各1名に,部長5名,課長14名,係長29名,担当者28名,一般任期つき外国語職員2名,計80名の体制で経済面での交流を推進し,海外の活力を取り込むことで,市内経済に活性化につなげていくという明確なビジョンのもと,横浜市の国際戦略が描かれております。

当市でも全庁的に共有すべき基本的な考え方を整理し,庁内各部局での企業誘致,ポートセールス,市内企業進出支援,インバウンド観光誘致,市内民間企業との連携した国際協力など,経済面を重視した取り組みを戦略的に統括し,神戸市の成長につなげていくための戦略を策定していく必要があると思います。現行の市長室国際部国際課の体制では,他都市と十分な対抗ができないのではないかと思っております。横浜市のように綿密な国際戦略を立て,世界の国々から神戸市に投資をしていただく仕掛けを構築するためには,また都市間競争を勝ち抜くためにも,現行の体制の強化を図るべきと考えますけれども,その辺の御見解お聞きしたいと思います。

○副市長(寺﨑秀俊君) ただいまの議員が御指摘になりましたように,都市間競争を勝ち抜く上で,国際経済戦略は極めて重要であるということ,全く私どもも同感でございます。その上で,横浜市の体制との違いについて御指摘ございました。

若干解説いたしますと,横浜市におきましては,TICAD,いわゆるアフリカ開発会議という大きな会議を抱えておられます。この会議の担当の部長以下,複数の課長,複数の係長さんも,この国際局の中におられるという事情もございます。また,県からのパスポートセンターの移管に向けた準備室,準備課なども置かれておりまして,ちょっとこの見かけの人数だけて比べるのは不適当ではないかなとも思っております。

その上で申し上げれば,組織のあり方というのは,国際に関するもの1つを全て1つのセクションにまとめるというやり方もございますが,本市におきましては,もちろん国際部が全体のヘッドクオーターの機能を果たしておるわけですけれども,個々の国際戦略につきましては,実行部隊であります例えば新産業でありました医療産業都市でありましたり,ポートセールスでありましたり,観光でありましたり,つかさつかさでその国際の仕事をやっているというのが実態でございます。

インドとの交流1つとりましても,また先ほど市長から答弁ございましたUNOPSの話につきましても,これは国際部門,もちろん連携しておりますけども,市としては新産業部のほうで誘致をし,かつ今回の成果に結びつけたという実績もございます。

いずれにしましても,こういった各事業におきまして,専門性を持って深く取り組む必要があるわけでございますが,御指摘のように,コントロールタワーとしてのこの国際部の強化というのも必要であると考えておりまして,平成29年度には国流企画担当として,課長級,係長級を各1名配置し,御指摘ございましたように,令和2年度よりは民間企業で培われました国際ビジネスの経験やノウハウも生かして,国際連携専門官を新たに配置することといたしております。

いずれにしましても,御指摘ございましたように,この国際経済戦略が都市間競争にとって極めて重要であるという認識に立って,今後とも神戸市の戦略強化に努めてまいりたいと考えております。

○59番(大井としひろ君) 今,インドのほうに,トランプ大統領御夫妻が初めてインドに訪問したということで,映像がきのう,おととい,ニュースで流れておりましたけども,クリケットの競技場に10万人を集められて,歓迎式典の様子がテレビで放映されておりました。そして,トランプ御夫妻が,ガンジーアシュラムという,そこでトランプさんが糸を紡ぐ様子が放映されておりました。

実は,このガンジーアシュラムというのは,ガンジー元首相が独立運動の活動拠点として使ったところで,その独立のときに貧しい農民の人たちの貧富の差をなくすために立ち上がった,そういう象徴の場所でもあるわけでございます。

実は,先月,神戸市会日印友好議員連盟が中心になって,神戸市,市内企業,商工会の皆さん,総勢51名で,インドグジャラート州アーメダバードにビジネスミッション団が派遣されました。久元市長以下,経済使節団全員でこのガンジーアシュラムに訪問し,久元市長が糸を紡ぐ様子がインドのテレビのニュースで大きく報道されたわけであります。

これは私のホームページ,フェイスブック見ていただいたら,ぶら下げてますんで,また見ていただいたらいいと思いますけれども,まさにインドの方々から見ると,農民の皆さんや貧しい人たちは,日本から,神戸から来た神戸市長は,インドの救世主というふうな見方で見ておられるわけですよ。この前,リバーサイドのあそこで共同宣言の調印式をしました。あのときもたくさんのマスコミが来ておりました。

そして市長以下,私たちが出た後に,外にもたくさんのマスコミが待機しておりまして,アーメダバードの市長とカンリ官,30人か40人ぐらいのインドのマスコミが囲んで,2人にインタビューをしている様子が映っておりました。まさに,インドでは,この神戸の日本のこういう使節団を歓迎されておられるということでもあるわけなんですよ。しかし,グッドタイミングのこの情報を今の国際部の体制で本当に大丈夫なのか,心もとないと思っておるわけであります。もう時間が少なくなったんですけど,簡単で結構ですから,この辺のところ,せっかくここまで盛り上げたインドとの交流を今後どうするというときには,やはりその辺の組織も必要ではないかと思いますけれども,少し簡単に御答弁いただけますか。

○市長(久元喜造君) ぜひ,今回の成果を具体的な成果につなげていきたいと思っております。ハッカソンへの参加,また神戸大学とも連携した交流につなげていきたいと思っておりますが,同時に,先ほど寺﨑副市長からお答え申し上げましたように,新産業部を初めそれぞれの部局が大きくかかわっております。司令塔としての国際部につきましては,やはり御指摘を踏まえながら,充実をさせていきたいというふうに考えておりますけれども,各部局との連携も考えながら,そういう方向で取り組んでいきたいというふうに考えております。

○59番(大井としひろ君) 最後に,神戸港の関係でございますけれども,神戸港については,ぜひ阪神国際港湾株式会社や国と一体となって取り組んでいくことはもちろんでありますけれども,神戸港の競争力強化のためには,官民一体となって,世界でコンテナ貨物の取扱量が両手の10本指に入るぐらいの神戸港になるように,ぜひ頑張っていただいて,よろしくお願いをして,終わりたいと思います。

どうもありがとうございました。(拍手)

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神戸市会議員に新型コロナウイルス感染症対策における神戸市の対応方針 ―第2弾―のお知らせが届きました.

2020年03月11日 20時24分11秒 | おーいブログ

本日(3月11日19:02)に神戸市新型コロナウイルス感染症対策本部 危機管理官、保健福祉局長の連名で、新型コロナウイルス感染症対策における神戸市の対応方針 ―第2弾― のお知らせが、神戸市会議員にメールで届きました。

市会議員各位
                                                                                                                                         令和2年3月 11 日
                                                                                        神戸市新型コロナウイルス感染症対策本部

                                                                                                                                 危機管理監 山平 晃嗣

                                                                                                                                  保健福祉局長 小原 一徳
                                 新型コロナウイルス感染症対策にかかるお知らせ
新型コロナウイルス感染症対策における神戸市の対応方針第2弾について、別紙のと おり、お知らせいたします。
                               連絡先:神戸市新型コロナウイルス感染症対策本部 078-322-6481(内線 902-9720)

 

新型コロナウイルス感染症対策における神戸市の対応方針 ―第2弾―

                                                                                                                                         令和2年3月11日


神戸市においては、これまでに9例(兵庫県発表分を合わせると10例)の新型コロナウ イルス感染症(以下、「感染症」という。)患者が発生した。今後、当分の間、市民、企業、関 係機関等の協力を得ながら、さらなる感染拡大防止に向けて、最大限の努力を継続する。
一方、この感染症との戦いは世界的な流行拡大を踏まえると、短期間で収束することが 見通せない状況であることから、感染拡大防止に努めながらも、子どもたちの居場所づく り、市民の暮らし、経済活動等をできる限り回復・維持していく努力も必要である。
このため、本市として以下の措置を講ずることとする。
1. 感染拡大防止への取り組み 神戸市内においても感染症患者が増加傾向にあるとともに、感染症患者クラスターの発生が濃厚な状況にある。これまでの感染拡大防止の取り組みを進めながら、国のクラスタ ー対策の専門家の知見も活用しながら、保健所を中心とした関係組織の持てる力を
*クラスターが新たなクラスターを生み出すことを防ぐ
*重症化した患者、あるいはそのリスクの高い患者に対し、適切な医療を確保する ことに集中投下することが必要である。
あわせて、市民の皆様に対し、集団感染を防ぐため、
1 換気が悪い、不特定多数の人が密集して過ごす空間は避けましょう 2 風通しの良い空間づくりを心がけましょう。 また、引き続き、感染症対策の3つの基本
1 こまめな手洗いをしよう
2 咳エチケットに努めよう
3 発熱等の風邪症状の時は外出を控えよう
を守っていただき、冷静な行動を呼びかける。
2. 学校園について(教育委員会) 3月15日(日)までとしていた市立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、高等専門学
校、特別支援学校の臨時休業を、下記のとおり春休み開始まで延長する。 ・ 3月19日(木)まで 高等専門学校
・ 3月23日(月)まで 高等学校
・ 3月25日(水)まで 幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校
ただし、児童生徒の生活状況を把握するとともに、春季休業中の指導等を行うため、登校前の検温の徹底、感染防止対策に十分に配慮した上で、3月17日(火)から小学校、中 学校において分散登校(この登校は授業日ではないため、必ず登校させるものではない。) を実施する。
(小・中学校の分散登校日)

・ 3月17日 小1・小4
・ 3月18日 小 2・小 5・中1
・ 3月19日 小 3・小 6・中 2

※ただし、小規模校等については上記と異なる場合がある。
その際、小学校においては、登校児童全員(分散登校日に指定された学年)に通常献立 の給食、中学校においては給食申込者(分散登校日に指定された学年)のみ給食を提供 する。これらの給食の食材費は公費負担とする。
特別支援学校では、小集団でも感染リスクが高いため、分散登校は実施しないが、年度 末までに 1 回の登校をお願いする。
市立幼稚園については、引き続き、家庭で保育できない幼児について、預かることとする。
私立幼稚園については、引き続き、家庭で保育できない幼児について、預かる対応を要 請する。
3. 社会教育施設(教育委員会)、その他市有施設等について 閉館中の市立図書館については、3月17日(火)から開館する。ただし、年代区分による
入館時間帯の設定(協力依頼)など感染防止のための必要な措置を講じた上、閲覧室・座 席の利用の禁止など一部サービスを制限し、館内滞在時間を30分以内とする。
神戸市立博物館及び美術館については、団体による来館など密集した観覧の禁止、接 触する展示物の撤去など感染防止の必要な措置を講じた上、3月17日(火)から開館する。
神出自然教育園については、子どもたちの野外活動の場の確保の観点から、3月17日 (火)より開園する。
その他の市内施設については、原則としてこれまでと同様の措置を3月25日(水)まで 継続する。
4. 保育園等について 市内施設において感染例が発生したことから、体調不良者について出勤・登園させない
措置をさらに徹底したうえで、引き続き、市立、私立とも、臨時休業は行わない。あわせて、 感染防止の観点から可能な限り家庭保育を要請する。

5. 学童保育について 体調不良者について出勤・来所させない措置をさらに徹底したうえで、春休みまでは引き
続き、通常の長期休暇と同様、午前中からの保育を実施することとする。学童保育にあた る職員確保に資する特別加算、教員のサポート派遣についても継続して実施する。
・ 3年生以下 午前中から学童保育で預かり
・ 4年生以上 学校で受入、放課後、必要な場合は学童保育で預かり
6. 企業等への要請について 引き続き、子どもを養育する従業員、職員で必要がある者に配慮し、休暇の取得、在宅
勤務等が可能となるよう対応を求める。
7. 経済対策について 中小・小規模事業者に対する経営等相談窓口「ひょうご・神戸経営相談センター」を産業
振興センターに設置し、融資制度をはじめ各種相談を実施するとともに、新型コロナウイル ス対策のための「経営円滑化貸付」を通じて、引き続き、市内事業者の資金調達を支援す る。
また、国の緊急対策においても、「新型コロナウイルス感染症特別貸付制度」による金利 の引き下げや中小・小規模事業者等に対する実質的な無利子・無担保の資金繰り支援、 雇用調整助成金の特例措置の拡大など、各種支援策が打ち出されており、状況に応じてこ れら施策を効果的に活用する。
8. 屋外活動を通じた児童の居場所の確保 3月10日(火)~3月31日(火)までのうち、市立学校の臨時休業期間及びこれに準じる
措置が終了するまでの期間、地域・NPO 等が行う子ども向けプログラムの支援(3 月 10 日 より市ホームページで受け付け開始済)を行い、神戸の資源を活用した屋外活動による児 童の安全な居場所確保を進める。
その他公園等を活用した屋外プログラムも3月 31 日まで実施する。
9. イベント等について 3月25日(水)までの市主催イベント等について、会場の状況等を踏まえ、開催の必要
性を改めて検討し、不要不急のものについては開催を延期・中止する。
10. 予算措置について 上記について、追加で必要な予算については、既存予算や予備費等により迅速・柔軟に
対応する。

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神戸市より新型コロナウイルス感染症対策のための市立学校園の臨時休業の延長等について、下記のとおり連絡がありました。

2020年03月11日 19時35分59秒 | おーいブログ

神戸市教育委員会 教育長より、3月 15 日(日曜)までとしている神戸市立学校園の臨時休業の延長について、工業高等専門学校 は、3月19日(木曜)まで、高等学校は、3月 23 日(月曜)まで 、幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校は、3月25日(水曜)まで、臨時休業の延長について神戸市会議員文教こども委員会委員に下記のとおり連絡がありま神戸市教育委員会 教育長より、3月 15 日(日曜)までとしている神戸市立学校園の臨時休業の延長について、工業高等専門学校 は、3月19日(木曜)まで、高等学校は、3月 23 日(月曜)まで 、幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校は、3月25日(水曜)まで、臨時休業の延長について神戸市会議員文教こども委員会委員に下記のとおり連絡がありました。

 

 

文教こども委員会委員 各位
                                                                                            令和2年3月11日

                                                                                                                        教育長 長田淳


        新型コロナウイルス感染症対策のための市立学校園の臨時休業の延長等について
新型コロナウイルス感染症対策のため、3月3日から臨時休業している神戸市立学校園につい て、今般の状況に鑑み、下記のとおり対応することといたします。
                                                             記
1.臨時休業の延長
3月 15 日(日曜)までとしている市立学校園の臨時休業について、以下のとおり延長する。
・工業高等専門学校 3月19日(木曜)まで
・高等学校 3月 23 日(月曜)まで ・幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校 3月25日(水曜)まで
※引き続き、家庭で保育できない幼児児童生徒については学校園で受け入れを行う。
2.小・中学校における分散登校 小・中学校においては、児童生徒の生活状況の把握や、春季休業中の指導等を行うため、
3月 17 日(火曜)から 19 日(木曜)にかけて、学年を限定して児童生徒の登校日を設ける「分 散登校」を実施する。(別表参照)
・登校前には、家族等同居者を含め検温、健康管理を行う。本人または同居者に発熱など の風邪の症状がみられる場合は登校させない。 ・登校時には、教室等における児童生徒同士の距離を確保するなど感染防止の措置を講 じる。また、児童生徒の生活状況や学習状況の把握とともに、「あゆみ」「通知表」を手渡す。 ・登校日以降については、学校が児童生徒の家庭訪問や電話連絡等により個別に生活状 況や健康状態の把握を行う。
3.小・中学校における分散登校時の給食実施 小・中学校では分散登校時に給食を実施する。 ・小学校においては登校学年の児童全員に通常献立を実施する。 ・中学校においては登校学年の給食申込者に対してのみ実施する。 ・これらの給食の食材費は公費負担とする。

4.学校行事の実施 卒業式等は、感染防止に配慮のうえ簡素化して実施する。
中学校卒業式 幼稚園修了式 工業高等専門学校卒業式 小学校卒業式 (高等学校は既に実施済み)
3月 17 日(火曜) 3月 18 日(水曜) 3月 19 日(木曜) 3月 24 日(火曜)
(別表)分散登校(小・中学校)および学校行事等の日程 分散登校
学校行事等
中学校卒業式
幼稚園修了式
工業高等専門学校卒業式
高等学校登校日
小学校卒業式
3月16日 月 3月17日 火 3月18日 水 3月19日 木
3月23日 月 3月24日 火 3月25日 水 3月26日 木
小学校
1,4年生 2,5年生 3,6年生
(6年生)
中学校
(3年生) 1年生 2年生
3月20日

3月21日

3月22日

小・中学校春休み開始 ※ただし、小規模校等については分散登校が上記と異なる場合がある。
5.特別支援学校について (1)個別登校
・特別支援学校では、小集団においても感染リスクが高いため、分散登校は実施しない。原 則保護者同伴で年度末までに1回の登校をお願いする。
・個別登校は、児童生徒個人ごとに登校時間帯を分け、登校後も個別に対応する。
・登校時は、児童生徒の健康・生活状況の確認、個別の指導計画の手渡し等を行う。 (2)登校日
・卒業の対象学年の児童生徒は、各校で設定した下記の日程で個別に卒業証書を授与する。 3月16日(月曜) いぶき明生
3月18日(水曜) 友生、青陽須磨
3月19日(木曜) 青陽東、盲学校
・上記以外の学年の児童生徒は、23 日(月曜)から 27 日(金曜)までの間で個別に調整する。 ・個別に登校時間帯を設定することから、スクールバス、給食の提供は行わない。

〇学校の臨時休業・感染症・給食についての問い合わせ先 教育委員会事務局学校支援部健康教育課 TEL:078-984-0695(内線 956-6380)
〇学校行事・分散登校等についての問い合わせ先 学校教育部学校教育課
TEL:078-984-0715(内線 956-6437) 学校教育部児童生徒課 TEL:078-984-0724(内線 956-6452)
〇特別支援学校についての問い合わせ先 学校教育部特別支援教育課
TEL:078-984-0730(内線 956-6470)

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神戸市会議員に新型コロナウイルス感染症患者の発生について(7・8・9例目)報告がありました。

2020年03月11日 17時37分42秒 | おーいブログ

先ほど(3月11日PM5:20)、神戸市会議員に神戸市危機管理監、保健福祉局長、こども家庭局長名の3名連名で、神戸市会議員にメールで報告がありました。

                    

                       令和2年3月 11 日

市会議員各位

                        危機管理監 山平 晃嗣
                       保健福祉局長 小原 一徳
                      こども家庭局長 森下 貴浩

     新型コロナウイルス感染症患者の発生について(7・8・9例目)

3月11日(水)、新たに7・8・9例目の新型コロナウイルス感染症患者が確認されま
した。これらの患者は全て、4例目の患者が確認された市内の認定こども園に勤務していま
す。
本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を始めています。
なお、これまでに市内で確認された事例は、兵庫県発表分とあわせて 10 例になります。
概 要
【7例目】
(1)年 代: 60 歳代
(2)性 別: 女性
(3)居住地: 神戸市内
(4)症状、経過:
2月 27 日(木) 咳あり
3月 4日(水) 咳憎悪
3月 10 日(火) 熱、痰、咽頭痛、帰国者・接触者外来を受診
3月 11 日(水) 神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検査

実施し、陽性と判明

市内の感染症指定医療機関に入院
(5)行動歴 :現時点で詳細は判明しておらず、公表すべき必要な情報は、改めてお知

らせします。

【8例目】
(1)年 代: 30 歳代
(2)性 別: 女性
(3)居住地: 神戸市内
(4)症状、経過:
2月 26 日(水) 咽頭痛
3月 10 日(火) 帰国者・接触者外来を受診
3月 11 日(水) 神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検査

実施し、陽性と判明

市内の感染症指定医療機関に入院
(5)行動歴 :現時点で詳細は判明しておらず、公表すべき必要な情報は、改めてお知

らせします。

【9例目】
(1)年 代: 20 歳代
(2)性 別: 女性
(3)居住地: 神戸市内
(4)症状、経過:
3月 5日(木) 発熱
3月 10 日(火) 帰国者・接触者外来を受診
3月 11 日(水) 神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検査

実施し、陽性と判明

市内の感染症指定医療機関に入院
(5)行動歴 :現時点で詳細は判明しておらず、公表すべき必要な情報は、改めてお知

らせします。

【参 考】4例目・第2報
概 要
(1)年代: 50 歳代
(2)性別: 女性
(3)居住地:神戸市内
(4)症状、経過:
3月 3日(火) 発熱あり
3月 8日(日) A 医療機関を受診、咳なし、肺炎あり
3月 9日(月) 神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検

査実施し、陽性と判明

現在、市内の感染症指定医療機関に入院中
(5)行動歴 :
3月3日(火)~7日(土) 主に北園舎で保育従事
3月5日(木) 園児の受診に同行
(6)その他:
市内の認定こども園勤務、同居者1人、海外渡航歴なし
※濃厚接触者については、同居者及び職場(園児及び職員)の調査を実施中
職場(園児及び職員)の体調確認を実施し、有症者には帰国者・接触者外来の受診
を勧奨
患者が勤務する市内の認定こども園は、3月 10 日(火)始業時より臨時休園して
います。

【問合せ先】
神戸市保健福祉局 熊谷、水野 TEL:078-322-5241(内線 3002、3310)
神戸市危機管理室 馬場、小塚 TEL:078-322-6234(内線 902-9701、902-9720)
神戸市こども家庭局 豊永、坂井 TEL:078-322-5250(内線 4802、4840)
井出、伊藤 TEL:078-322-6849(内線 4865)

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新型コロナウイルス感染症患者の発生について(6例目)

2020年03月11日 17時37分35秒 | おーいブログ

 先ほど(3月11日PM5:20)、神戸市危機管理監、市民参画推進局長、保健福祉局長、水道局長の4名の連名で、 新型コロナウイルス感染症患者の発生について(6例目)、神戸市会議員にメールで報告がありました。

 

                                                                                                令和2年3月 11 日

市会議員各位

                                                                                       危機管理監 山平 晃嗣
                                                                             市民参画推進局長 岡田 健二
                                                                                    保健福祉局長 小原 一徳
                                                                                            水道局長 広瀬 朋義

                                    新型コロナウイルス感染症患者の発生について(6例目)
3月 10 日(火)、新たに6例目の新型コロナウイルス感染症患者が確認されました。
本件において、引き続き、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を進めています。
1.概 要
(1)年 代: 70 歳代
(2)性 別: 女性
(3)居住地: 神戸市内
(4)症状、経過:
2月 25 日(火) 咽頭痛、咳、倦怠感、食欲低下、嘔気
2月 27 日(木) 発熱
3月 5日(木) 発熱のため、A医療機関受診
3月 7日(土) A医療機関受診
3月 9日(月) B医療機関受診、紹介を受けC医療機関を受診
3月 10 日(火) 神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検査

実施し、陽性と判明

市内の感染症指定医療機関に入院、容体は安定している。
(5)行動歴:
2月8日(土)~13 日(木) 観光目的で海外旅行
3月6日(金) 市内で会食
※日頃からマスク着用
(6)その他:
水道局東部センターで清掃等業務に従事、シルバー人材センター会員、
同居家族なし
※濃厚接触者については、職場等 14 人
【問合せ先】
神戸市保健福祉局 熊谷、水野 TEL:078-322-5241(内線 3002、3310)
神戸市水道局水道局 桑形、柴田 TEL:078-322-5867(内線 901-5810、901-5811)
神戸市シルバー人材センター 南部 TEL:078-252-0319
神戸市危機管理室 馬場、小塚 TEL:078-322-6234(内線


新型コロナウイルス感染症患者の発生について(6例目)

2020年03月11日 17時33分16秒 | おーいブログ

 先ほど(3月11日PM5:20)、神戸市危機管理監、市民参画推進局長、保健福祉局長、水道局長の4名の連名で、 新型コロナウイルス感染症患者の発生について(6例目)、神戸市会議員にメールで報告がありました。

 

                                                                                                令和2年3月 11 日

市会議員各位

                                                                                       危機管理監 山平 晃嗣
                                                                             市民参画推進局長 岡田 健二
                                                                                    保健福祉局長 小原 一徳
                                                                                            水道局長 広瀬 朋義

                                    新型コロナウイルス感染症患者の発生について(6例目)
3月 10 日(火)、新たに6例目の新型コロナウイルス感染症患者が確認されました。
本件において、引き続き、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を進めています。
1.概 要
(1)年 代: 70 歳代
(2)性 別: 女性
(3)居住地: 神戸市内
(4)症状、経過:
2月 25 日(火) 咽頭痛、咳、倦怠感、食欲低下、嘔気
2月 27 日(木) 発熱
3月 5日(木) 発熱のため、A医療機関受診
3月 7日(土) A医療機関受診
3月 9日(月) B医療機関受診、紹介を受けC医療機関を受診
3月 10 日(火) 神戸市環境保健研究所において新型コロナウイルス感染症の検査

実施し、陽性と判明

市内の感染症指定医療機関に入院、容体は安定している。
(5)行動歴:
2月8日(土)~13 日(木) 観光目的で海外旅行
3月6日(金) 市内で会食
※日頃からマスク着用
(6)その他:
水道局東部センターで清掃等業務に従事、シルバー人材センター会員、
同居家族なし
※濃厚接触者については、職場等 14 人
【問合せ先】
神戸市保健福祉局 熊谷、水野 TEL:078-322-5241(内線 3002、3310)
神戸市水道局水道局 桑形、柴田 TEL:078-322-5867(内線 901-5810、901-5811)
神戸市シルバー人材センター 南部 TEL:078-252-0319
神戸市危機管理室 馬場、小塚 TEL:078-322-6234(内線)

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