「蒲郡市は本州のほぼ中心に位置し、渥美半島と知多半島に囲まれた温暖な気候の海辺の街で、沿岸一帯が三河湾国定公園に指定されている。海と山に囲まれた景勝地であることから愛知県内屈指の観光地でもある。また、温暖な気候を活かしたフルーツ栽培がさかんで、特に「蒲郡みかん」の生産では日本国内で有名で、温室栽培の「蒲郡温室みかん」の出荷量は全国屈指である。また、伝統の「三河織物」では織物・繊維ロープ工業が発展し、昭和40年代には市内工業製造出荷額のうち80%近くを占めていた。現在は、工業分野の多様化により繊維工業の比率は下がっているものの、繊維ロープ製造業界においては日本一の生産量を誇る」と百科事典に紹介されています。その紹介の通り、駅に着くと、冷え切った日本列島の中で、ここだけは春が来ているような暖かさに包まれました。コートもなしで外を歩けることの幸せを感じてコンサート会場へ。ガラス張りのホールから穏やかな海が見え、本当に気持ちよく演奏することができました。コンサートの中でコカリナサークル「ドルフィン」の皆さんが素晴らしい演奏を披露してくれました。そして矢口と一緒に「ほの国の歌」も。
この曲は3年ほど前、蒲郡で行われた「里唄コンサート」のために僕が作った歌。
この地域は昔「ほの国」 と呼ばれていたのだそうです。「ほ」は「穂」であったり、ホッとするの「ホ」であったりするのだそうです。
本当に心落ち着く土地です。