今年11月に控えているニューヨークカーネギーホール、ロスアンゼルス合同教会100周年記念コンサートの公演のため、打ち合わせや、ホール下見を兼ねて両都市を訪問、プレコンサートもしてきました。ニューヨークは30代後半から40代にかけて、ピースボイスという国連に高校生達を連れて行くプロジェクトで毎年のように訪れていた町。今回、十数年ぶりの訪問です。あの頃に比べると随分キレイな町になった、というのが第一印象。治安も良くなったとか。確かに何となく落ち着いた空気を感じました。ただ物価は驚くほど高い。以前は日本より安いものが沢山あったのですが、今は朝食ひとつでも日本の倍近くはする。アメリカの物価がすべて高いわけではなく、ロスアンゼルスなどは日本と変わらない。ニューヨークだけが異常に高いのだそうです。
カーネギーホールは今まで外からは何度も見ているのですが、中に入ったのは初めて。アメリカ一の格式と伝統を誇るホールにもかかわらず、スタッフの皆さんはとてもフレンドリーに出迎えてくれました。そして、ステージで試奏。客席は4階まであり、客席数は2700、とかなり大きめなホールなのですが、席数ほどの広さは感じさせないまとまりのある客席。響きはさすがに良く、気持ちよく試奏させていただきました。あの響きだったら音響はほとんど使わずに演奏できます。コカリナ合奏団のハーモニーも美しく響き渡るでしょう。
「ニューヨーク日本人学校」はマンハッタンから北に車で1時間ほど行ったグリニッジという高級住宅地の中にありました。昔は全寮制のミッションスクールだったと言うこと。礼拝堂もあり、まるであのハリーポッターの学校のようです。そこでミニコンサート。子ども達約160人に「国立競技場のコカリナ」を手渡しました。話には聞いていたのですが、何とも素直な子ども達で、小鳥を抱きかかえるようにコカリナに息を吹き込み、真剣にミニ講習会を受けてくれました。午後はおかあさん達とのコンサート。煉瓦作りの古い講堂にコカリナの音と周美の歌が響き渡り、楽しい時間を過ごすことができました。コンサート後、すぐに書いて手渡してくれた四年生の感想文も素晴しいものでした。
「今までコカリナという楽器を知りませんでした。でも、この世の中にこんなキレイな音がする楽器があることを知ったので、とっても嬉しかったです。黒坂さん達に言い切れないくらいの感しゃの気もちでいっぱいです」
「日本にいた友だちとお別れするのはとても悲しかったけど黒坂さん達のえんそうで楽しくなりました。日本にいる友だちにじまんしたいです」
この日本人学校のコンサートにはカーネギーホールのコンサートの実行委員でもあるアメリカ人女性イレーン・リプカンさんも同行してくれました。
彼女もコンサートやコカリナを吹く日本の子ども達に痛く感動してくれました。
そしてリプカンさんのご主人があの世界一の美術館メトロポリタン美術館の学芸員とのこと、日本人学校コンサートの後、私と周美をメトロポリタン美術館に連れて行ってくださいました。そしてご主人と一緒に、ちょうどやっていた世紀の大写真家アーヴィング・ペンの企画展や一般の人が入れない地下の収蔵庫も案内してもらいました。そこには日本の古い本がビッシリ。相当価値ある資料だとのことです。
日本に何回か来た事があり、日本語も少し話せる情熱的な女性です。
そして翌日は、ニューヨーク在住の日本企業の集まりでもある「日本クラブ」(http://www.nipponclub.org/about_us/?lang=ja)を訪問しました。
広報の方にお会いできればそれで良い、と思っていたのですが、なんと商工会議所の事務局長さん他、中心の方が3名も応対してくださり、その人達がまたとても良い人たちで、「この企画は素晴らしい。全面的に応援させていただきます」
と、おっしゃってくださいました。というわけで、11月のカーネギーホールコンサートに向けとても良いスタートが切れた、と思っています。
日本人学校コンサート
カーネギーホール舞台にて
カーネギーホールは今まで外からは何度も見ているのですが、中に入ったのは初めて。アメリカ一の格式と伝統を誇るホールにもかかわらず、スタッフの皆さんはとてもフレンドリーに出迎えてくれました。そして、ステージで試奏。客席は4階まであり、客席数は2700、とかなり大きめなホールなのですが、席数ほどの広さは感じさせないまとまりのある客席。響きはさすがに良く、気持ちよく試奏させていただきました。あの響きだったら音響はほとんど使わずに演奏できます。コカリナ合奏団のハーモニーも美しく響き渡るでしょう。
「ニューヨーク日本人学校」はマンハッタンから北に車で1時間ほど行ったグリニッジという高級住宅地の中にありました。昔は全寮制のミッションスクールだったと言うこと。礼拝堂もあり、まるであのハリーポッターの学校のようです。そこでミニコンサート。子ども達約160人に「国立競技場のコカリナ」を手渡しました。話には聞いていたのですが、何とも素直な子ども達で、小鳥を抱きかかえるようにコカリナに息を吹き込み、真剣にミニ講習会を受けてくれました。午後はおかあさん達とのコンサート。煉瓦作りの古い講堂にコカリナの音と周美の歌が響き渡り、楽しい時間を過ごすことができました。コンサート後、すぐに書いて手渡してくれた四年生の感想文も素晴しいものでした。
「今までコカリナという楽器を知りませんでした。でも、この世の中にこんなキレイな音がする楽器があることを知ったので、とっても嬉しかったです。黒坂さん達に言い切れないくらいの感しゃの気もちでいっぱいです」
「日本にいた友だちとお別れするのはとても悲しかったけど黒坂さん達のえんそうで楽しくなりました。日本にいる友だちにじまんしたいです」
この日本人学校のコンサートにはカーネギーホールのコンサートの実行委員でもあるアメリカ人女性イレーン・リプカンさんも同行してくれました。
彼女もコンサートやコカリナを吹く日本の子ども達に痛く感動してくれました。
そしてリプカンさんのご主人があの世界一の美術館メトロポリタン美術館の学芸員とのこと、日本人学校コンサートの後、私と周美をメトロポリタン美術館に連れて行ってくださいました。そしてご主人と一緒に、ちょうどやっていた世紀の大写真家アーヴィング・ペンの企画展や一般の人が入れない地下の収蔵庫も案内してもらいました。そこには日本の古い本がビッシリ。相当価値ある資料だとのことです。
日本に何回か来た事があり、日本語も少し話せる情熱的な女性です。
そして翌日は、ニューヨーク在住の日本企業の集まりでもある「日本クラブ」(http://www.nipponclub.org/about_us/?lang=ja)を訪問しました。
広報の方にお会いできればそれで良い、と思っていたのですが、なんと商工会議所の事務局長さん他、中心の方が3名も応対してくださり、その人達がまたとても良い人たちで、「この企画は素晴らしい。全面的に応援させていただきます」
と、おっしゃってくださいました。というわけで、11月のカーネギーホールコンサートに向けとても良いスタートが切れた、と思っています。
日本人学校コンサート
カーネギーホール舞台にて