黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

第16回志賀高原・山ノ内町コカリナ フェスティバル 8月25日

2012-08-30 16:36:09 | 情報
 毎年恒例で行われているコカリナフェスティバル。
いつもは、志賀高原のスキー場のホテルを借り切って行われるのですが、今年は、麓の山ノ内町中央公民館をコンサート会場にして行われました。
地元山ノ内町の町民の方、長野県内や東京、新潟、茨城、遠くは滋賀県から500名もの皆さんがやってきてくださり、会場は超満員.
この残暑厳しい夏に熱気溢れるフェスティバルになりました。
開幕と同時に地元の4ッの小学校の子供達がそれぞれに歓迎演奏。それから黒坂黒太郎コンサート。
さらにはコカリナ愛好家30団体がそれぞれに演奏。 これらがどれも、それぞれに特徴があって飽きることがない。
午後1時から始まったフェスティバルが終わったのは午後6時過ぎでした。
夜は、ちょうどこの町の夏祭り、それぞれが町に出て、ストリートコカリナ演奏を展開しました。


被災地支援コンサートVol.73  神戸市      8月7日

2012-08-10 16:10:22 | 被災地支援
広島の平和コンサートの後、神戸に向かいました。神戸で被災地支援コンサートを作っていただきました。会場は長田区。ここは、阪神淡路大震災の被害が最も大きかったと言われる土地です。その復興、再開発で建てられたピフレホール。400席ほどですがとてもまとまりがあり、音の響きも良いホール。そしてスタッフの皆さんも大変協力的で有り難かったです。主催は神戸コカリナアンサンブルくるみ。チケットは一ヶ月前に完売。お断りするのに大変だったとか。コンサートの最初に「くるみ+神戸のこどもたち」で「さんぽ」「大樹の祈り」「六甲の雲を追いかけて」を演奏してくれました。「六甲・・」は僕が神戸の皆さんのために3年ほど前に贈った曲。震災被害から立ち上がった神戸の皆さんの日々を淡々としたメロディーに託しました。そして、このコンサートでも「石巻の子どもコカリナ」が演奏してくれました。「桜の栞」は福澤さんのピアノ伴奏も入って、長いバージョン。一切譜面無しで前を向いて、堂々と吹いてくれました。最後のアンコールには再び登場、会場と一緒に故郷石巻の復興を願い「ふるさと」を演奏しました。子ども達は神戸の皆さんの家にホームステー。深い絆が生まれたようです。
交流会では石巻の高校一年生Sさんが、涙で何度も声を詰まらせながら、大好きだったアメリカ人英語教師テーラーさん(石巻渡波小学校で子供達を避難させた後津波に遭い亡くなる)の話をしてくれました。神戸と石巻の交流はこれからさらに深まるでしょう。
本当に素敵な7人娘達でした。

神戸ピレフホールにてアンコールの「ふるさと」を会場と


被災地の子ども達と広島へ

2012-08-10 15:21:54 | 被災地支援
 今年もまた、広島で開かれた高校生平和集会にてコンサートを行いました。この平和集会でのコンサートはもう30年近く続いています。
「被爆樹コカリナ」もこの平和集会のコンサートがきっかけで生まれました。そして、今年は、被災地石巻のコカリナ合奏団の小中高生7名も僕と一緒に参加してくれました。
彼らが演奏に使うコカリナは石巻門脇小学校の前にあったアカマツからできたコカリナ。演奏曲は「桜の栞」「ふるさと」。
8月5日平和集会で演奏、6日は慰霊祭・記念式典参加の後、あの会場のすぐ前にある、「ひろしま子ども平和像」の前でも演奏。
67年前のあの日と同じように焼けるような太陽が照りつける広島の青空。その青空に、被爆樹コカリナと石巻被災松コカリナの音が響き渡っていました。

 写真は「子ども平和像前での演奏」


被災地支援コンサートVol.72   北海道 稚内     7月29日

2012-08-01 10:44:48 | 被災地支援
最高気温19度。長袖がないと寒いくらい。36度という地獄のような熱さの東京から行った身が、ホッと落ち着きを取り戻しました。
日本の最北端の町稚内。この「わっかない」という地名は、アイヌ語で「冷たい飲み水の沢」を意味する「ヤム・ワッカ・ナイ」から来ているとのことです。
まさにその名の通り、美味しい冷たい水をいただいたような3日間でした。この町には今までどのくらい訪れているでしょう。10回は下らない。
フォークシンガーの時代から何度も何度も呼んでいただきました。4年前も稚内文化センターでコカリナコンサートをやっていただきました。
そして今回は東日本大震災被災地支援コンサート。会場は4年前と同じ稚内文化センター。会館のスタッフの皆さんもとても親切に音響、照明をしてくださり、
お客さんも温かく、とてもいい感じで行うことができました。
 コンサート終了後は、ピアノがある喫茶店で打ち上げ。ピアニストの福澤氏がノってしまい、一般のお客さんも巻き込んで、大騒ぎ。
この方をピアノのあるところに連れて行ったらもう大変。本番であれだけ弾いていてもなんのその、弾き続けます。本当にピアノが好きなのでしょう。
打ち上げが終わり外に出たら小雨が降っていました。その涼雨の中、宿に帰る。
身も心も洗っていただき、これからのコンサートに向けての活力をいただきました。大好きな町です。


カラフトに向かう船の発着場だった稚内ドーム