藤田けい☆幸せブログ

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お見舞いに行って、思う事

2014年05月07日 | 日記
気持ちよく晴れた、ゴールデンウイーク明けの朝。
今日は、吹田市にある大阪大学医学部付属病院へ
お見舞いに行ってきました。

万博記念公園の緑は、今が一番美しい季節。
そんな環境の中に、病院施設は建っています。
大阪モノレール『阪大病院前』駅を降り、目の前にそびえる病院を見て、思わず
 「わ~、おっきいな」と独り言。

10階の病室からは、どこまでも続く万博記念公園の森。
そして遠くには、蜃気楼のように霞んで、梅田の高層ビル街が見えます。

ランチは、14階にある『スカイレストラン』に行ってみました。
ここは本来、先生や学生さん達のための福利厚生施設らしく、
入口には、白衣をかけておくハンガーがあったよ。

リーガロイヤルホテル直営レストランだから
メニューが豊富。
デザートやケーキも充実していて、リッチな雰囲気でした。

太陽の塔を眺めながらの食事は、美味しかったのですが
どこからともなく、かすかに漂ってくる消毒薬の臭い(私、嗅覚だけは敏感で)
それが、ここが病院であることをつねに思い出させてくれました。

病院内には、広いローソンだけでなく、美容室や郵便局、
私の好きなスタバやサブウェイまであって、
明るくて、素敵な環境です。

でも、だからこそ、重い症状で入院している人の悲しみとの対比が
際立つ気がします。
レストランに入る前に借りたトイレでは、
一人で泣いている女性と、遭遇しました。


お見舞いに行くと、いつも、『健康は当たり前のことではないのだ』と
思い知らされます。

ついつい言い訳ばかりして、自分を甘やかせてしまう『不摂生』を
今度こそ改めなくっちゃ。。。と、決心したりもします。

この決心は、時間がたつと忘れてしまうのですが
誰かのお見舞いに行くたびに、また決心しなおします。

病気・怪我一つせず過ごせて、ラジオでおしゃべりまで出来る環境が
どれほど恵まれていて、有難いことなんだろう。。。
帰りのモノレールに揺られながら
涙が出るほど、感謝の気持ちが湧いてきました。