藤田けい☆幸せブログ

読んだ人が、ホッとした気持ち、
明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

素敵な日傘が似合う女性。。。

2014年07月23日 | 日記
リスナーの方から、誕生日プレゼントに
日傘を頂きました。

もったいなくて中々使えません。
梅雨も明けて、夕立の心配もなさそうな今日、
やっと日傘デビューです。

番組の時に着ている服の中から、私の好みの色を想像して
選んでくださったのが、落ち着いたオリーブグリーン。

 「この布で作ってもらうからね」と、麻布を見せて頂いた日から1週間後、
手渡された傘は、想像以上に素敵でした。

持ち手は楓。本当は、彼が愛用している日傘と同じ藤が良かったのですが
女性用はなかったそうです。
でもこの楓が、艶のある渋い茶色で、うっとりするほど良い色なのです。

そして使ってみて、しみじみ実感したのは。。。
傘は、持ち手が命だってコト。

骨など一部を除いて木製で、分厚い麻布の日傘なのに
少しも重さを感じないのです。
握ると、すっと手になじむというか、滑らかに吸い付くような感触。

 「絶妙な握り心地やわ~」独り言をいっているうちに、あっという間に駅に着いて
たたむのが惜しいくらいでした。

職人さんが丁寧に作り、すみずみまで心配りの行き届いた傘。
生まれてから今日まで、何本も日傘を持ってきましたが、
こんなに満ち足りた気持ちになったのは、初めてです。

他の人に分からなくても、本当に上質なモノを持つ喜びは
当人をこんなにも優雅で、幸せな気持ちにしてくれるんですね。

私もそろそろ、良いものを持っても
許される年齢になったのかもしれません。
これまで、中身が伴わないから。。。と思って、遠慮してきましたが
もしかしたら、持ち物が、中身を成長させてくれるかもしれません。

現に、今日一日、知らないうちに言葉遣いやしぐさが丁寧になっていました。

帰り道、上田さんに会いました。
違いの分かるマダム上田さんは、一目で日傘の価値を見抜いたみたいで
 「持ち慣れない傘を持って、肩凝ったんちゃう?」と言われちゃいました~(笑)
この傘がしっくり似合う、優美な女性になるべく、今年の夏も精進します♪


嬉しおす、嬉しおす

2014年07月22日 | 日記
 『何年ぶりのメールでしょうか。けど、放送は聞かせてもらってましたよ』で
始まる懐かしい文面。
ヘビーリスナーのしかべぇさんです。

 『脳と指は動きますので』と、病床の不自由な体で、
長い長いメールを送ってくださいました。

数年前、しかべぇさんから久しぶりのメールを受け取ったことを思い出します。
そこには、病院のベッドで、また私の番組を聞けることが嬉しいと
その喜びを、夜空の打ち上げ花火に例えた内容でした。

涙が出るほど嬉しかったので、今でもよく覚えています。
文面の中にいっぱいあった『嬉しおす、嬉しおす』という言い回しは、
あれから、私のお気に入りのフレーズになりました。

福祉の仕事をされてきた経験と、介護・看護を受ける立場になった経験。
二つの経験をふまえた思いを、パソコンを使って文章で残したい、
それが生きている証だからと、昨日のメールにありました。

感動しました。
余命数ヶ月の宣告を受けながら、あっという間に4年半。

彼は、おせわになった人達に何か恩返しをしたい、
それならば、自分しか出来ない経験を文章で残そうと、
毎日、毎日、命を輝かせながら、自分に課した使命を全うされています。

そのライフワークが、生き甲斐と励みになって、ますますお元気になられることを
お祈りしています。
そして、昔のようにお会いできる日が来ることを信じています。

命を輝かせて一瞬一瞬を生きている、しかべぇさんに負けないよう
私も充実した毎日を送って、元気に声を届けたいです。
これからも一緒に、生きていきましょう♪

傍聴席で考えたこと

2014年07月18日 | 日記
取材で、ある刑事裁判を傍聴しました。
ラジオパーソナリティをしているせいか、
法廷では、内容だけではなく、声にも注目してしまいます。

今日は、裁判官の中に女性もいらっしゃったし
弁護士、検事ともに個性が際立っていて、それぞれの声に特徴がありました。

罪状を確かめるというより、一言一言が諭すように聞こえる声。
情状酌量や、事情を訴える様々な気持ちが込められた声。
きっぱりと罪状を糾弾する、潔いハキハキした、よく通る声。

声って、会話の内容や感情だけではなく、
その人の人柄や日常までも、ハッキリ示すんですね。

マイクを通して、皆さんに届く私の声も
こんなふうに、言葉で語らないモノまで届けてしまうんだ。。。と思いました。

やはり、声は嘘をつけないみたいです。
どんなにうまく計算したつもりでも、わざとらしい作り声ってスグ分かる。
地声なら地声で、心身の健康状態から日頃のポリシーまで、如実に表してしまう。。。

つまり、
 「自分は、ラジオでどんな声を届けたいか?」を考えることは
どんな毎日を過ごし、どう生きていくべきかを考える事と同じなんですね。

エレベーターでご一緒した、年配の女性弁護士さんの
自信に満ちた声が、耳に残っています。
長く続けてきた仕事で磨かれた、とっても魅力的な声でした。

私にとって理想の声は、『温かみがあり、素直で明るい声』
いつかは、そんな声の持ち主になれるよう、日々の生活を送りたいと思います。

朝の冷蔵庫

2014年07月13日 | 日記
今朝は、早朝の涼しいうちに
アイロン掛けをすませてしまおうと、起きぬけの寝ぼけ眼のまま、
アイロンのスイッチを入れました。

その時、誰もいないはずの階下から、かすかなアラーム音が。

何だろう?我が家は、洗濯機のタイマー予約もしないし
エアコンの不具合? もしかして、電話の受話器が上がったまま?

そっと1階に降りていったら、その微かなアラーム音は
ある確信に。
「これって、冷蔵庫だ!」

キッチンに飛んでいくと、なんと冷蔵庫どころではなく
冷凍庫の引き出しが全開だ~っ!

朝日の中で、悪夢のような光景に、しばし呆然。
 「泥棒の仕業?」いいえ、犯人は夫です。

なぜなら、この引き出しには、
夫が真夜中の風呂上りに食べる『アイスクリーム類』が入っているから。

 「ちょっと~っ! 昨日の夜中、冷凍庫開けたでしょ?」
思わず2階の寝室に駆け上がって、爆睡中の夫を揺り起こす私。

 「ん、引き出しが開いてたって?」
そして、「ごめ~ん」と言って、また寝てしまいました。。。(笑)

あまりの反応に怒る気もなくなり、トボトボ階下に戻って
キューブアイスがすべて解けて、水浸しになっている引き出しを
タオル5枚使って掃除したのでした。

アイスクリーム以外にも、ホームフリージングしておいた『すりおろし生姜』や
刻んだ大葉や葱、『スライスレモン』やスープストックなど、
あらゆる食材が室温に戻って、質感もすっかり別物に変わって、何だかドロドロ状態(笑)
悲惨。。。

節電を生きがいに、いかに冷蔵庫の開閉時間を短縮するかを日々工夫してきた私。
一晩中、全開されていた冷凍庫(冷蔵庫の比ではないでしょう?)の電気代を考えると、
ストレスマックス!

でも、つい先日
 「免疫力を下げないために怒らない!」(恨むのもダメなんだって~)と決めたばかり。

だから、『肉・魚の冷凍引き出しじゃなくて、ラッキーだったわ。。。』と
モーニング・コーヒーを飲みながら、必死で自分をなぐさめるのでした。

しか~し!あの全開した冷凍庫のシルエット。。。目に焼きついてトラウマになりそう。
そのうち、夢に出てくるはず(涙)

お誕生日ありがとう

2014年07月04日 | 日記
40数年前(書かへんのか~(笑)の昨日、
阿倍野区の大阪市立大学医学部附属病院で生まれました。

今日は、近所の歯医者さんに行ってきました。
虫歯は1本もありませんでした。
歯磨きが大好きな私。このまま、記録を更新します。

そして、一人で実家にいる父(母は友人と旅行中♪)に電話しました。

昨日の番組で、リスナーの皆さんから
身に余るほどの素敵なメッセージやお祝いを言ってもらって、
花束やケーキなど、プレゼントをたくさん頂いたことを報告すると。。。

 「ちゃんと一人ひとりの人に、ありがとうって言うたんか?」だって(笑)
小さい頃、いつも父に言われていた言葉。

無口(笑)で恥ずかしがりやの私に
いつもそう言って、お礼の言葉を口にするように、促してくれていました。

 「うん。ちゃんと言うた!」そう答えると、
 「そうか、そうか」 満足げな父なのでした。

電話を切ってから、肝心の目的である『父にありがとうを言う』を忘れたことに
気づきました。

 「誕生日は、生んで育ててくれた両親に、お礼を言う日よ~」
なんて、番組ではいつも言ってる私でしたが。。。実際は、気恥ずかしくて言えません。

でも、花束が豪華だった事や、ケーキがどんなに美味しかったか
プレゼントの中に、オーダーメイドの日傘があった事など、自慢しまくる(笑)私の話を
嫌な顔どころか、自分のこと以上に嬉しそうに聞いてくれました。

父の姿を見ていると、子供が幸せでいることが、何よりの親孝行かな~と
都合のいい事を考える私でした。

でも、これは娘にとっても同じ。
両親が、健康で生き生き楽しそうに毎日を過ごしている姿を見るのは
本当に嬉しいです♪


雨の中をたずねてくださった皆さん、
素敵なメッセージや、バースデーカードを番組に寄せてくださった皆さん、
心に残る素敵な誕生日を、本当にありがとうございます♪
感謝の気持ちと笑顔を忘れず、この一年も元気に過ごしたいと思います。