やれ台湾だ!、やれウクライナだ!・・・・北朝鮮だ!・・・そういえば、インド軍事大国化も言われている、どこぞの大統領も何かやりたくてうずうずしている雰囲気というか感じが見え見えですし、どこの国の人でも人はきな臭いにおいがお好きなのかもしれない。
ところで、1971年7月号の富士ジャーナル誌が手元にある。今は残念ながら出ていない雑誌だ。この20~21ぺー氏に大きな見出しが出ている。「台湾解決でアメリカに招かれた元馬賊王」とある。そして、その22ページには小見出しで「アジアのために米国に直言」とあり、本文にこんなくだりがある。「・・・何のために僕を呼ぼうとしているのか・・・・例のニクソンドクトリンに関連して僕の意見を聞きたいんだ・・・」とあり、白朗はなぜ招聘されたのかを了解している。ニクソンの思惑を実現するためには一番難しいのは「台湾」という訳だ。本誌(富士ジャーナル編集者)は、「ニクソンが、それを実行するにしても、反対する勢力、例えば台湾政府などがありますが…」と語りかけている。白朗は「・・・・日本のなかにも相当有力な団体が、それを喜ばないだろうはっきり言うと反対するだろう、といったわけだが、それは誰ですか。というので、あなた方も御存知の台湾ロビーと称する、岸、賀屋、佐藤といった自民党の主流派だ、というと、向こうもさるもので、その反対の理由は何ですか。という。・・・」と続けている。そして、台湾ロビーについて具体的に説明に入っている。同誌の編集者は次の小見出しに「台湾ロビーは亡国奴だ」と。これは尖閣につながる話であるわけだが、詳しくは本誌を見ていただきたいものである。(文責:吉田)
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