菜の花日記

小さい喜びがあれば幸せ

泳がなかった鯉のぼり

2016年05月02日 | 日記
ずいぶん昔の事です

隣町に住んでいて三人の男の子に恵まれました

小さな家とは言え庭もそこそこありました

ある時私の実家から「鯉のぼり」を買ってあげたいと連絡がありました

当時は生活が楽ではなく自分たちでは買えなかったのでした

母親から現金が届きました親って有り難いなぁと思いました

ところが鯉のぼりを泳がすのもあと数年と言うことで

子供たちの教育費に化けてしまいました

親には申し訳ない気持ちでいっぱいでした

その後鯉のぼりが泳いでいるのを見ると私の胸が痛むのです

子供たちは忘れています

私は忘れることが出来ません
コメント (6)
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