小学校の同級生の T ちゃん。
勉強が出来て、可愛くて、明るい性格、少しいたずら、の
人気者、いざとなったらクラスのみんなをまとめる、男らしさが
ありました。誰もが憧れる大学に入り、有名商社に入社して、
外国で仕事をしていました。
帰ってきて話を聞くのが楽しみでした。
偶然夫と知り合いになり、奥さまとも一緒にお付き合いが始まりました。
夫が亡くなった時私を励ましてくれました。有り難かったです。
その T ちゃんが3年ほど前から自分が分からなくなってしまいました。
奥さまはとても辛い毎日を過していますが、本人はのんびり自分の世界で
好きな所に行って彷徨っていました。
奥さまは痩せて疲れ切ってしまいました。体重が36キロになってしまいました。
ケアーマネージャーのすすめで、半年前に施設に入り
お嬢ちゃんや奥さまのことも忘れてしまったそうです。
あの T ちゃんが~と淋しくなりました。
退職したら、小説を書くと言っていた T ちゃんに夫は未だですか?なんて言って
いましたが、自分が先に旅立ってしまいました。
T ちゃんはいたって元気で、顔の色艶も良く、外を歩いていても普通の人と
変わらなかったそうです。
私は奥さまの話を聞いて泣きそうで、慰めることも出来なくて情けないです。
今年は実をつけてくれましたが。3本あった木が
1本になってしまいました。
松の木に根元でツワブキ、金冠が咲きました。
鉢のツワブキ水不足です。
お友達がそういう状態辛いですね。
奥さまにもなんて声をかけたらいいのか
分かりませんよね。
みんな年を取ると色んな事がおこるのですね。
若いころは病気もせず怖いものも無くて
無敵な感じがしますが、やはり若いうちだけですね。
そう考えたら人間の人生って意外と全力で楽しめる時間にも限りがあるように思えますね。
太陽のように耀いていた人が、と思うと可哀想ですが
本人は幸せでしょうね。
最後はどのようになるのでしょうか。
楽しいような、怖いような気持ちです。
だんちょう様にとってはまだまだず先の先のお話しですね。
ご心配に感謝です。
いずれは 行く道かも知れませんが
出来れば避けたいものね。
最後までしっかり自分らしく・・・・
無理かな私。
その後お身体の具合はいかがですか?
お見舞い申しあげます。
いずれ行く道も自分では分からないから、良いかも
しれませんね。
果てしない道を歩くしかありません。
元気に突っ走るか、のんびり行くか、
分からないから良いかしら。