天然酵母パンの店 パパゲーナ

2011年11月に閉店いたしました。
14年間、本当にこころからありがとうございました。

こんにゃく作り

2015-02-17 20:11:45 | 日記

今年3回目のこんにゃく作り。

昨年の春に知人よりこんにゃくの種芋をもらい初収穫したものでこんにゃくを作っています。
なかなか難しいです。

灰汁とこんにゃく芋と水分の関係がよくわからずレシピが安定しません。
芋の質と灰汁の濃度を安定させるのが困難なので仕方ありません。
経験から、よい塩梅を覚えていくしかないようです。

今回はすごく上手に出来ました!
一度に大量に出来てしまうためにいろいろな方に食べていただくのですが、
とっても好評です。
『次回もこんにゃくを!』とのリクエストまで?! 頂きました(笑)

この篠山の土地で収穫するものはなんでも淡白な味のようですが、
こんにゃくも他の手作りこんにゃくよりも淡白に感じます。

さしみこんにゃくで頂くのが最高ですが、
煮物にしても味が染み込みやすくとっても美味しいです。

福島にいた時からこんにゃくは憧れだったので嬉しいです。

親芋に付いている小さな種芋を3年~4年かけて育てて初めて収穫出来るこんにゃく芋。
芋類は、普通の種と違って毎年作り続けていかないと種を継げません。
私が頂いているこんにゃく芋は何百年、もしかして何千年(!?)前からどれだけ多くの人たちの手によって守られてきたのでしょうか。

私も絶えることなく種芋を継ぎ続けてこんにゃく仲間を増やしていきたいと思います。

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薪ストーブでカンパーニュ

2015-01-22 21:53:46 | 日記

薪ストーブで焼いたカンパーニュです。


9月に据えた薪ストーブ。
しんしんと冷える篠山の冬にはこれと炭こたつが何よりも体を暖めてくれます。
今日は暖かかったので、こたつだけで良かったくらいなんだけれど、
パンを焼くために少しぜいたくをして焚きました。

薪の燃焼室とオーブンがまったくの別室になっている構造のために、
焼きムラも少なく、煙や灰なども付かないため、料理やケーキやお菓子には最適です。

薪ストーブも一日中焚いているわけではないし、
天然酵母で自然発酵のため、焼成開始時間の調節がむずかしく、
しかも、ほどんど余熱で焼くので温度計も当てにならないということで、
なかなか使いこなせずにいたのですが、
ようやく要領がつかめてきました。

今日はベストな焼き上がり☆
しっかりと焼き込まれたカンパーニュは、香ばしい香りとほんのりとした甘さが最高においしいです!

美味しいチーズが欲しいところです(笑)
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竹やぶの整理

2015-01-21 21:36:28 | 日記


先週から裏庭の竹やぶの整理を始めました。
上の写真のように枯れた竹があちこちで倒れていて、びっしりと竹も生えていて、竹やぶの中は真っ暗です。

ここは真竹といって主に加工用の竹林です。
家の改修の際の新規壁は、この竹を割って竹木舞いの土壁に利用しました。

食用にもなるらしいのですが、まだ食べた事はありません。
お隣の方が、じゃがいもと炊くと美味しいよと教えてくれました。

10年も放っておいたところです。
一日に10本ほど切れば1週間~2週間仕事かな~と踏んでいたのですが、
実際に作業してみるとなかなか進まず一ヶ月はかかりそうです。

孟宗竹の林も少しあるのですが、こちらは竹が太いのでこれまたちょっと手強そうです。
隣にある栗畑の枝を折らないようにするのが大変です。

この冬はゆっくりと体を休めようかと思っていましたが、
しばらくは毎日汗をかきながら外仕事をすることになりそうです^^;







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今年も芋煮会

2014-12-16 16:54:22 | 日記


去年に引き続き今年も福島版芋煮会やりました。

今年は、うちで採れたお米で塩にぎりと手作りこんにゃくと野菜をふんだんに使った芋煮会でした。

地域の方に分けて頂いた鹿肉と猪肉も炭火で焼いていただきました。

買ったものは殆どなくて9割位が自家製か頂き物。

なんて贅沢なのだろうと思います。
私にとっては究極の贅沢です。
でも私にとってはあたりまえの暮らし。

ここに集った仲間たちもみ~んな大好きな人たち。
来年もこうして収穫祭を兼ねて芋煮会が出来たらいいな。

福島にいたときには、芋煮会ってそんなにしなかったけど、
こちらにきてからは毎年欠かせない行事となりそうです。



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あったか~い!

2014-11-04 10:15:47 | 日記
ここ数日は初冬らしく朝晩かなり冷え込むようになりました。
篠山は関西でもとても寒い地方です。
しかも私の住んでいる地域はその篠山でも一番寒いと言われているところです。
11月末には外のバケツの水が一晩で1センチ厚さに凍ります。

9月に軽井沢で個人で手作りされている方の薪ストーブを据えました。
ロケットストーブ式でとても燃費がよく、オーブンがついているため、ケーキやパンなども焼ける優れものです。
今は、ほとんどガスを使う事無くこの薪ストーブで料理をしています。

気密性のない古民家で冬暖かく過ごすには薪ストーブは必須と思い、私のライフスタイルにあったもの探しました。
あっさりと『これ!』というのが見つかり、わざわざ遠くまで運んで設置してもらいました。
一点一点丁寧に手作りされているストーブです。
その割りにはとても良心的な価格です。
無理な相談にも快く応じてくれて、低価格で高機能なストーブを手に入れることが出来ました。
作り手の顔が見えるものを日常に取り入れられることは喜びとなり心を豊かにしてくれます。

その薪ストーブとセットで最近毎日使っているのが、昔の炭行火(すみあんか)です。
この家の庭の隅に捨てられていたものです。
現代人の私は何に使うかわからなかったけど、何かとても質の良いものとの感じは見て取れたので捨てずにとっておきました。

寒くなって薪ストーブを使うようになって、こたつも欲しいねということになり、
母の幼い時の記憶を頼りにストーブから出た炭を入れて恐る恐る使ってみました。

すると、ものすごく気持ちの良いあたたかさなのです。
よく見てみると、とても機能的に作られていて、熱量も充分でとげとげしないやさしいあたたかさです。
炭行火だけ単独で使うと炭熾しが大変なので、面倒で使わなくなりそうだけど、
薪ストーブとセットだったら手間要らずなので、日常使いが苦になりません。
もう、本当に気持ちがよくて一度使ったら手放せません。
それに、薪ストーブを早めに火を落として炭行火に移行すれば、燃料の節約にもなります。
頭寒足熱で体にも良さそうです。

今度は七輪を上手に使えるようになりたいなと思っています。
薪ストーブを一つ据えることで、日常がガラッと変わります。
理想の暮らしにまた一歩近づきました。
うれしいです。


机の下に行火を置いて、


その上に熱に強い羊毛の毛布をかけて入ります。


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