引越しをしてから約1ヶ月。
すいぶんと暮らしも落ち着きました。
建具の調整や外回りなど、気になるところはたくさんあるのですが、なんとか日常的に落ち着いた生活ができるようになってきました。
今日は、雨なので外の仕事が出来なくて余裕があったので、家の一部を写真に収めてみました。
台所のシンクはIKEAの陶器製です。
両端は、上がり框に使われていた桜の板を家具職人の友人にお願いして天板に加工してもらいました。
IKEAのシンクがすごく使い心地がよくて大満足です。
台所のガス台周りのタイルです。
デッドストックものを扱っている地元の雑貨屋さんから購入して妹が貼ってくれました。
掃除もしやすく雰囲気もとても落ち着いていて、これもとても気に入っています。
ガス台は、業務用のもの。変な制御機能が付いていなくてシンプルで使い易いです。
お風呂。
こだわって壁と天井に杉板を張ってもらいました。
浴槽は福島の家と同じくステンレス製のもの。
ステンレスの浴槽は、福島の家で40年近く使っていたのですが、今でも新品のようにぴかぴかでお風呂はこれしかない!と最初からきめていました。蓄熱も抜群です。
そして素晴らしいのが、この風呂蓋。
やはり福島で40年使っていた発砲スチロールみたいな蓋がとてもよかったので、似たようなものを
探した結果ネットで購入したものです。発砲性のものだと空気の層がたくさんあって断熱に非常に良いようです。
業務用のものらしく浴槽に合わせて切って使います。厚い大きな発砲スチロールのような感じですが、これがすこぶる良いです。軽いし、本当にお風呂が冷めにくいです。値段もとても良心的です。
見かけがいまいちなのは全然気になりません。
耐久性は疑問が残るところです。
手作りのバイオトイレです。
下のタンクには、籾殻と米ぬかと発酵菌が入れてあります。
外から撹拌出来るようにレーキを仕込んであります。
基本的な構造は汲取式なのですが、発酵がうまくいけば、殆ど汲み取りをせずに使えるはずです。
一ヶ月以上使っていますが、最初の数週間はハエが飛んだり、こまか~い虫がいたりでうまく発酵していなかったようですが、ここのところとても順調です。煙突から強制的に排気しているので、匂いもまったくありません。
トイレは本当に頭を悩ませました。
下水に流すのは簡単ですが、なんとか循環させたいところです。
せっかく田舎に来たのだから、ここを他人任せにしてしまうのは違うと思うし、他人任せでも地球環境に良くて快適で低価格なものがあれば良いのですが、この3条件をクリアするものは現存しません。となったら作るしかありません。
一番大事なことは、快適さということでした。
使用頻度が高いトイレが快適で衛生的でないと暮らしも快適でなくなります。
トイレ、とても大事です。
冬が寒さで菌の働きが弱くなるのが心配です。いざとなったら外から水を入れて簡単に汲取りが出来るようになっています。
トイレの扉です。
家具職人の友人に作ってもらいました。
建具類は、全部あったものを調整して使っていますが、トイレだけはおさまりが悪くて折り戸の必要があったので、お願いしました。ステンドグラス入りでとっても雰囲気が良いです。
洋風ですが、古民家にもよく似合っています。
基本的には、極力買わないであるものを利用しました。
そして、新しく購入するものはなるべく自然素材のものや燃やしても害が少ないものを使いました。
それでも電気関係やコンクリートやビスなど自然に帰らないものも多くありますね。
出来るだけ長く使う事でゆるしてもらいましょ。