天然酵母パンの店 パパゲーナ

2011年11月に閉店いたしました。
14年間、本当にこころからありがとうございました。

稲刈りしました。

2015-10-15 19:41:12 | 畑のこと


今年も無事に稲刈りが出来ました。
骨董級のバインダーを何とか調整してもらいながらの稲刈りでした。
すぐ上の家の方が農機具メンテの仕事を退職したばかりなので、
何かと助けてもらっています。(ありがたや、ありがたや!)
今年はお天気にも恵まれてすんなりと脱穀まで出来そうです。
こんなにやりやすい年も珍しいのではないかと思います。

今年は餅米も植えました。
こちらは晩生なのか、来週あたりに稲刈りとなりそうです。

稲作は、草さえ取ってあげれば元気に育ってくれます。
今年は苗作りに失敗して、どうなるかとても気をもみました。

2年目の今年は、昨年よりもチャレンジしてみました。
まずは、種もみを昨年の収穫籾からしたこと。
育苗土を畑からとってきたこと。
一般にはあまりしない方法です。
より自然を求めて。

でもそれが失敗と不安の原因となりました。
肥料切れとなり、枯れ始めた苗を田植えしなくてはならず、本当に心配しました。
通常は、育苗土に化学肥料が入っています。もちろん消毒もされているでしょう。
その違いを考慮することなく、育苗期間が長かったために、肥料切れを起こしたようです。
それでも稲はとっても元気に育ってくれました。
お米の生命力はすごい!です。

今年の反省がたくさんありすぎて、来年の稲作が楽しみです。



今年は里芋がよく出来ました!








今年の稲の様子

2015-08-28 22:11:40 | 畑のこと
久しぶりの更新となってしまいました。

今年の稲の様子です。


昨年よりもだいぶ小さく分けつも少ないです。
今年は苗作りを失敗して元気がない苗を田植えしなければならなかったし、
苗も足りなくて一本植えの上、捕植も出来なかったので仕方ありません。
昨年は長く休耕田になっていたところで有機物が大量にあったせいか異常に大きかったので、
これが本来の姿なのかもしれません。

お米作りはわからないことだらけです。
除草剤を使わない農法は、除草剤を使うそれとはまったく違った農業だと言ってもいいかもしれません。
最大の問題が除草で、それさえしてあげれば稲の持つ力でよっぽど下手なことをしないかぎりは育ってくれます。
稲は本当にたくましいです。

写真の左のまだ濃いみどりいろの方は餅米です。
コシヒカリよりも3週間ほど遅れて出穂です。

こちらは生命力が強いのか晩稲だからなのかものすごい分けつです。
これからの成長が楽しみです。
今年の年末は餅つきするぞ!
豆餅つくぞ!

啓蟄

2015-03-06 12:29:21 | 畑のこと
今日は、啓蟄ということで庭に出てみました。
まだまだ風も冷たく寒い日が続きますが、
庭の草木は芽を膨らませ着実に春へと向かっているようです。

自然のささやかで確実な歩みは喜びと元気を与えてくれます。
私も季節に取り残されないように農作業の準備をしなければ。

春一番の花。大好きなクロッカス!


もう終わりかけの蕗の薹。


顔を出したばかりの三つ葉。


ネギ類は早いうちから芽を出します。


力強くたくましいライ麦



腐葉土 get !!

2015-02-03 17:51:01 | 畑のこと

近くに放置されていた草の堆積物を頂いてきました。

10年前後放置されていたらしく、とても良い腐葉土となっていました。
表面にはきのこ菌が10センチ位の層になってありました。
その下には15センチ位のふわふわの腐葉土が!

久々にすごく興奮しました。
どんなきれいな宝石よりも洋服よりも嬉しいです。
自然と歳月が作り上げた天然の腐葉土と土着菌。

多くの農業者は、これに見向きもせずに化学肥料を買ってきます。
昔はとても貴重なものだったはず。

これを活かして今年は美味しい野菜を作るぞ~!

やっと新米を食べました☆

2014-11-27 18:03:08 | 畑のこと
5月の苗作りから始めたお米作りがやっと一段落しました。
無事に籾すりが済んで食べる事が出来ました。

野菜と違って食べるまでの道のりは遠く、機械に頼るところも多かったお米作りでした。
労力がかかった分、食べられるようになった時の喜びはひとしおです。
一年分の備蓄が出来るところも野菜と違うところでホッと一仕事を終えた感じです。
気が抜けて外仕事に出ることが少なくなってしまうところがまだまだ未熟者です。

こちらはもう何回も強い霜が降りていますが、
そんな中でも成長を続けている野菜たちはとても頼もしく美しいです。
思わずパチリ☆


9月の末に播いた葉物は虫が付く事もなくとてもきれいです。
霜が降りるととたんに成長する強者もいます。
とり遅れた二十日大根もまだ食べれますし、
初めてまともに出来た人参の味は野性味があってとても甘いです。

この時期の畑の様子は、朽ちていく命と生き生きとしていく命の両方を観察出来るので特に楽しいです。
これからの作業は、豆類の収穫、乾燥、調整と田んぼの溝堀りを残すだけです。
晴れの日が続くといいな。