感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

水と暮らす鳥たち

2020-05-20 | 野鳥 バードウォッチング

ダイサギが、浅瀬で魚を待つ。

捕獲成功、

 

アオサギも、上手に捕まえた。くちばしが魚に刺さってるし…。

 

夜に魚を捕るゴイサギは、相変わらず昼間の休息

 

マガモの夫婦には、いつの間にか5羽の子供が、

 

カナダグースは陸上で草を食べる。子供はこれからの様子。

 

水面ギリギリを忙しく行きかうツバメ、BARN SWALLOW。

珍しく枝にとまっているところ。

 

カモメが飛んだ。

 

OSPREYのダイビング。鷺は、くちばしで魚を捕るから頭から水に。オスプレイは、足で魚を捕るから、足から水に飛び込む。

 

遠くの空に、BALD EAGLE、ハクトウワシ。

よく、このあたりで飛ぶ彼らを見かける。この場所に暮らす彼らの家族がいるらしい。

 

ご存知の通りアメリカの国鳥。白い頭に黄色いくちばし、黒いボディーに白い尾。翼を広げたら2メートルにもなると言う事だ。若い鳥は、茶色と白のマダラで、ゴールデンイーグルかなと間違いそうになる。でも、ゴールデンイーグルがこちらで見られることは、ほとんどないらしいから、白頭鷲で間違いない。

彼らが飛んでいる場所は、自然の保護区のような場所の上空になる。数年前に、その場所を人口の恐竜を野外に置いたテーマパークに改造しようと言う政治家の案があった時、地元の野鳥愛好家たちが、激しく反対したことで有名な場所。ゴミが散らかっていたり、草木がランダムに生えては枯れて、人間にとっては魅力に欠ける場所かもしれないけど、野鳥にとっては貴重な憩いの場所。その場所に、この白頭鷲が定住していると言う事を聞いたことがある。

恐竜を展示して人を呼ぶためにこの手つかずの自然を、壊していいのか、

一度壊した自然の仕組みは、簡単には取り返せない。

森林の開墾で、住宅地の開発で、鳥たちが羽を休める木が減り、農薬の散布で野鳥が食べる昆虫や虫たちが減り、ゴミや汚染水で鷹や鷲が食する魚が減り、渡ってくる鳥が減る一方であると言うのに、たかが、偽物の実物大恐竜を展示して人寄せをするために、わずかに残っている鳥の憩いの場所を、つぶそうと言うのだから。政治的に利用しないで欲しい。

幸い、このプランは可決されていないと聞いているが、いつ何時どうなるかわからない。

ここには、自然の湿地帯がある。水のある周辺は、それでもまだ木々が残っているから、鳥たちが毎年渡ってくる。水際で暮らす鳥たちの大切な限られた休息地になっている。

人間は、どこでも暮らせる。でも、鳥たちは、環境が整っていないと暮らせない。それを壊してきたのが私達。

 

わずかに残った自然の中で、生きのびている彼らが、けなげだなと。

この場所をきれいにしようと言う組織もあるので、英語がちょっと、と言ってないで、ボランティアしてみようかと、思ったりしている。

 

 



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