食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『顛末記について』

2012年12月10日 18時16分50秒 | 日記

入院中は暇で何かすることを探していたのに、日記めいたものやメモ程度のこともPC

に記録していない。唯一の記録としてOUTLOOKの予定表に抗がん剤治療のことを残

していたが僅かなものでしかなかった上に、Windows7が発売された時にバックアップを

取り忘れ、病院でアップグレードしてしまい何もかもパーになった。

残っているのは私と妻の頭の中だけで、かなり怪しいから早く書き溜めておかなければ

と気は競れるものの筆の進みは遅い。昨年の暮れに始めたこのブログのおかけで、ざっ

くりとした病気の経過を残すことができた。

顛末とは最初から最後までだから発病から完治までという位置づけになるが、癌には完

治はないからきちんとした意味づけからすると顛末記とは成りえない。名前にいいものを

思いつかないから、一応これまでの所を区切りとして書き綴っている。

あんなに暇人だったのだからメモでも書き留めておけば・・・と何度も悔やんでみたが、

みその皺が延びてしまわない内にと頑張って書いている。

今度は時系列に纏めつつあるので、ブログにアップしてあるようなバラバラな形態では

くなり、読み易いものになればと思いながらの仕事だ。元々、このブログの主旨は同じ

病気で困っている人の参考や励ましなればと思い始めたものだが、今は回復後(取り敢

えず・・・)の日常生活が主になっている。癌になった。治療した。何とかやっている。こう

した延長線上にある今も癌と闘っていることには違いないから、本当は『闘病記?』

『冬でーす』

今朝も風が強く時折、横なぶりの雪が舞っていた。山小屋の朝一は火の気ゼロだし谷間

だから風は通り冷蔵庫の中のようだ。ストーブに火を入れても鋳物製だから、直ぐには温

かくならず15分以上は、寒い所で我慢比べをしているようだ。

しかし一旦温まると冷めにくく、薪が燃え尽き炭になっても十分な熱を発するから、熱効率

もいい。沢山の薪を焚くと沢山の炭が溜まるので、それを隣の部屋の囲炉裏に入れてや

る。するとこの部屋も暖かくなるから・・・・と言ってもこの部屋では何もしないから不要なれ

ど、捨てるのも惜しいからこんなことに利用している。

寒いと私は騒いでいるが、本番はこれからのこと。本腰を入れて冬に向かうぞ。


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