食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回顧録、手術後の身体の変化Ⅱ』

2013年02月10日 18時03分39秒 | 回顧録

【指の腫れ】

気付いた時、自覚症状はなく右手薬指の第2関節辺りが腫れているように見えた。

その内、徐々にではあるが腫れが大きくなり、その関係で曲がり難くなってきたが、

これも不便さを生むようなことはなく、ネットでかじった『リンパ浮腫』ではないかと疑

った。肩の症状が消えて暫くしてからのことだった。先生はレントゲン写真では異常

はないからMRIで調べることを提案されたので、生まれて初めてのMRI体験。

カプセルに入る前に『どのような音楽が好みですか』と聞かれたからポップ調のもの

をお願いし、ヘッドフォンを渡される。いざ、診断が始まるとドンガラ行進曲で肝心の

音楽は聞き取れない。MRIはこんなに五月蝿い診断装置だとは知らなかった。

あんな中に長らくいたら健康な人でも、どこか悪くなりそうだ。五月蝿い思いをして調

べて貰った結果は『腫瘍などの疑いはありません』

つまり、異常は見当たらないのである。その後、通院は止めたが冬には寒さのため指

が曲がり難く、ビンの蓋を開ける、小刀で細工をするなどの作業が困難になった。手を

温めたりすると曲がり難さは多少良くなるものの万全ではない。そうこうする内に、気に

ならなくなったり、またぶり返したりの繰り返しで、それは3年経った今でも同じだ。

ただ当初の症状と異なるのは,指を曲げようとすると『カッキン』という感じで曲がること

があることだ。他人に聞いたら『第2関節ならリューマチじゃないか』と言う人もいたが、

医者の見立てでは、それはないようだ。どうやら、こいつとは長い付き合いになりそうだ。


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