食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『雑想考、旅の思い出』

2013年09月10日 18時13分59秒 | 回顧録

そもそもの話、私は旅行が余り好きではなかった。電車に揺られて目的地まで何もす

ることはないから、しょうもない週刊誌でも買い込み、生温くなりかけたビールを飲み

ながら・・・目的地は何処かの温泉宿?、シーズンになると人は混むから風流とは程遠

くなる、料理は大体お決まりのパターン・・・・・時間をかけて行くものではなさそうだっ

た。50歳で退職し元気は残っているし時間もたっぷりあるから、旅に出ようと思い計画

をすれば、何処にでも行くことは可能になっても検討項目にさえあがらない。米子~

ソウルに就航した国際定期便の利用促進キャンペーンを知り、折角就航したものだか

ら絶やさないように少しでも協力しようと、アシアナファンクラブに入会したが、きっかけ

となり海外・国内で旅を楽しもうと言う心境の変化が出てきた。

旅に出かけると思い出作りはまず写真、ビデオとなる。こうしたものを上手く編集して残

している方が羨ましいのだが、私は撮ったはずのものがPCの中で難民になったり、整

理されず消されてしまったりで多くは残っていない。ビデオに至っては機械が変わる度

に放置され続け、気づいてコピーし直そうとしても再生不可の憂き目にあい、これも多

くがパー。結局、以前の旅の思い出を探し出すには本格的な家探しでもしなければ出

てこないだろうし、本当に残っているのかさえ危うい。物を書くのは浅才故、達者ではな

いが書くことは余り苦にならないのに、旅の事を纏めたことはない。

折角、あちこちと出歩いて来て日本にはない日常を経験したのだから、残されている資

料や記憶を頼りに思い出集でも書いてみようと思っている。


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