馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

多産系野良公集団

2016-02-21 03:20:28 | 犬・番犬・野良犬・狼

ビックリポン!

週末で外気温度も苦にならなくなったので久しぶり河川敷を覗いてみました!

居ました!河川敷野良公集団が日向ぼっこ!

前回は昨年暮れに生まれたベージュ系の子犬が10匹中2匹しか居なくて
最悪の事を考えてしまいました

生き残りが5匹か6匹生存している事を確認!丸々太り健在です!

中の1匹は相変わらず離れた場所で親犬に虐められていましたが

         クロ子犬の棲家(穴倉)

河川敷には両岸に高層マンションが林立し高島平化している
我がマンションも一番離れ場所に建設されているが近い将来!

マンション群に埋没する運命なのか

それともマンション群に飲み込まれるのを防げるのか?

①火力発電所へ石炭を運び入れる引込み線が存在する限り飲み込まれない
②隣に首都で一番人気の飲料水工場がある(ビタジュース会社)
③その隣に火力発電所から流されている電気集中管理敷地(火力発電施設)がある
④一面は工業道路の中核を担う国道が走っている
⑤国道の反対側にも首都最大のウオッカ酒造会社がある

上記の条件でマンション群団に飲み込まれる事はないと考えられる

またまた子犬が6匹?

   生まれて1ヶ月位の子犬たち?

どうもこの野良公集団のオスは精力絶倫なのかメスが多産系の犬なのか
10匹近く産む子宝さんに恵まれた野良公集団のようだ!

今度はクロで統一した子犬で生き残り容易い!

人間も暖かくなったのか家族や赤ちゃんを抱いた親が日向ぼっこ中!

今度はクロで胸に白の印で統一(野生の証なのか月の輪熊とか)

   昨年暮れに生まれた子犬が子守中

すっかり大きくなり丸々太っている!これで一安心!

昨日、数えた限り5匹から6匹は生存している事が判明!
生存率50%である・・あの寒さを乗り切ったのでベージュは

これから集団の中心的な役割をしていくことだろう!
(衛生局の捕獲員に捕まらない限り)

私としては人間と野良公が共存共栄している珍しい社会現象なので
無闇に野犬狩りをして人間と野生犬の共存関係現象を絶滅させないで欲しい

野生狼と人間が共に生きて来た最後の楽園都市(自然環境)の実態地

前回の子犬も生きていました

   子育てをしているんです

野良犬と言っても人間と一定空間離れた森や草原で暮らし食料調達時だけ
人間集団地に現れて狩りをするという狼と違い

野良公たちは態々、人間の傍で生活して生き延びている

時には人間の食料にもなっていることだろう
でも野良公も狼や他の獣から人間を守っている番犬の役割もしている

私が一番感心したのは

野良公たちには人間と共存共栄を営む為の一番ルールが存在する事
①人間と共存できない強い犬を自然淘汰している
②病気に掛かった犬を自分たちで処分している事
 狂犬病・病気した犬・
③人間に吼えかかったり威嚇する仲間を集団で本能的に排斥(処分)している
④野良公集団のボスは必ずしも強い犬じゃなく人間と共存できるボス犬(オス)
 をリーダーにして縄張りが存在している
⑤野良公だから狂犬病ワクチン等などはしていない犬が存在している
 それも首都で多くの人間が生きている環境内で

私も現地人より一番危険だと考えられる野良公の環境に一番近い場所で
野良公を観察しているが危険な犬や病気に掛かっている犬を殆ど見かけない

10余年の間に何度か危険なリーダーを中心にした野良公を見たり
実際、威嚇されたりした事があるが、大半は保健省の係官から捕獲されたり
していなくなっているのが現状である

生物学科で動物行動学を専攻している学生さんや研究者の皆さんには
研究対象としては面白いテーマだと考えていますが問題点もある

研究は年間を通して何年間も野外観察が主になるので問題もある
半年間、マイナス20度・30度の環境で相手は半野生だから生活範囲が複雑

野外観察・追跡調査が出来るかどうかである

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