残酷な栽培者
我が家には二種類の植物が春に花を咲かせわたすを勇気付けてくれる
ひとつはセントポーリアもうひとつはウンベラータ(別名・中国のバラ)
4月になる前に新枝が多く出て枝ぶりや成長を妨げる為、選定をしている
選定した小枝は挿し木で根を出させ
4月頃に土植えにして花が好きな現地人にプレゼントしている
こういうわけで栽培のわたすは残酷極まりない栽培者なんです
昨年暮れ最後の花が終わると新しい小枝を沢山出してきた
成長の早い丈夫な枝で不ぞろいな小枝を選定した
何となく枝振りを整えて美しい花を咲かせようと考えているわたす!
何気なく見ると
ところが何気なく葉の部分を見ると蕾どころか花のがくが出て開花寸前!
挿し木なので水分だけじゃ開花は遅く・・ヘタするとこのまま枯れる可能性がある
咲いたら嬉しいし・・今年最初の開花宣言
清楚な一輪
現地人の意地悪な美女(本人が思い込んでいるだけ)が言うには
この花は気難しい植物だと言う・・何故だと質問すると
美人が栽培すると花を付けないと言う(この家にも我が家の挿し木を上げている)
何年前だろう!葉は青々と繁り勢いはいいが花を付けない(日当たりも好し)
我が家のは沢山花を付けてわたすを喜ばしていると自慢する
何故、君の家の花は咲かないのだろうと言う?と言うと・・・
上の言葉が返ってきた次第である
要するに私が美人だから植物が焼餅焼いて咲かないと言うのが彼女の自説!
わたすは心の中で叫んだ!間違っている・・
毎日、アンタが毒を吐くから花芽が枯れるんじゃ!
でもわたすはレディーファーストである・・
私がブ男だから我が家のは咲くのかと・・
喜んだねー!こうしてわたすは相手を持ち上げる天才でもある
でもわたすの本性は小悪魔である!
彼女の家を後にすればチエッと舌を鳴らし
○スめと罵るのが癖になっている・・
イカンいかん口汚い言葉は禁物じゃ
植物も心優しい人を見抜く力を自然と備えていると自負している