第2学校
モンゴルでは義務教育校は番号で呼ばれている
無機質な学校名である
日本のように地域の地名や昔の地名で
学校が成立していない
現在は子供の数が増え増築により200近い学校名が
有るのじゃないか
その中において第2学校は伝統ある学校
歩いて5分の場所に国立大学校が林立する
国立大学教職員用の子弟のために設立された学校
学校の隣は職員のための集合住宅が林立している
校庭を横切るのを趣味にしている爺さんは
何処の学校が是非か直ぐに分かる
学級崩壊した学校の傍を歩いたり構内を歩けば
四六時中ボワーンという喧騒が校舎内から響いてくる
また学校近くの溜り場には学校ポリスがウロウロしている
(低所得層の子が通う学校)
反対に教育をまじめに受けている構内では
生徒がいるのかどうか心配するほど静かである
外から教室内を見ると生徒がびっしり座って
先生の声に耳を傾けている
声がするのは授業始まりと休み時間に
授業が終了し退校する時間だけ
静かな空間
昨日も授業中に構内を横切ったが静かだった
現在でも教職員関係者の子供たちだけあって
教育の大切さを知っているのか
授業を静かに受けている