馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

切ないね

2018-02-09 05:15:25 | 首都散策・風景・冬期

雪景色

昨年の九月からいきなり寒さ襲来
新年もアッという間に過ぎ二月の初旬も終わりそう

旧正月が過ぎれば春が来ると現地人が言う
3地区の現地人と会うと週間の温度推移予測を

PCで眺めていた

日曜日まで寒さが一段と寒くなると表示されていた
寒さなんか関係ないという現地人も弱っている

記事を書いている現在、午前6時半(日本時間)
マイナス36度になっている

こんな寒さが半年以上も続いているのである

深夜から粉雪が舞い綺麗な夜景でしたが
午前六時頃から窓が寒さで曇りだしたので

カーテンを閉める(断熱材も当てて)

  昨日の景色

眼下を眺めると久しぶり石炭貨車の行列みる
数えていたが途中で止めた

石炭貨車を数えている暇はない
早く出かけなきゃ

暴風雪

  灰色の空

一階の駐車場へ出てきたら愛車のカバーが捲れていた
カバーを元に直して散歩に出かける

広場も道路も粉雪の中に黒いものが沢山、混じっている
よく見ると細かい石の塊である

突風が吹きまくったのである

バス車窓

    

バスに乗ると首都中心地へ向かう道路は何処も渋滞中
平和橋に有る外気温度表示版はマイナス16度を示している

風のせいもあるが表示温度より寒さを感じる

片足負傷

    

国立師範大学横にある学生ショッピングモールの入り口で
野良の子犬がうずくまっている

口元に息で氷が付着している

私も極寒地で長らく生態系を観察しているから
ものの状態でどういう状況かが少しは理解できる

子犬の周りだけ体温で雪が融け形が付いている

少し離れた場所でもう一匹が私を警戒している
結論から言うと子犬の左前足がだらりとしている

私のみ検では第一関節あたりが折れているか負傷している

長い時間、餌を取らないで動いていない証拠である
野良犬はどんな子犬でも人が近寄ると逃げるものである

それが私が近づいても立ち上がるが動こうとしない
相棒が心配そうに私を見ている

野良公兄弟?

  女学生が蹴散らす

野良犬に餌をやっちゃいけない事ぐらい理解している
以前、可愛さの余り特定の子犬に餌をあげて

嫌というほど自然界のルールを知ら示しめさせられたから
五・六年前だろうか好みの子犬だけに餌をあげていた

餌あげを終わり帰りかけに
少し離れた別の場所で親犬や兄・姉・仲間の犬に

威嚇を受け私が上げた食べ物を全部戻させられたのを
私は見てしまった

戻した餌を全部の仲間が物凄い勢いで奪い合っていた
翌日から可愛がっていた犬だけが見当たらなくなってしまった

でも昨日は食料品店から250gのウインナーを購入して
二匹の野良公に食べさせた

野良犬だから普通は人の手からは食べないのだが
余程、お腹が空いていたのか二匹とも食べてくれた

怪我した理由は二通り考えられる
①道路を横断中、車と接触(タイヤ)した可能性が有る
②野良犬の別集団か仲間の成犬に咬まれたかである

犬の喧嘩を見ていると相手前足や後ろ足を咬んで攻撃する
交通の激しい道路を横断中にタイヤに足を踏まれる

可哀想だがこの寒さに怪我するという事は悪い結末になる

モンゴルの野良犬に私はよく声を掛けます
今度、生まれ変わってくる時は

日本か米国の国で生まれなさいと

夜景と

    

悲しいやら情けないやらで寒さを堪え乍ら歩いていると
歩道のど真ん中に氷柱が通せんぼをしているのに遭遇

天然の氷柱である極寒期限定の芸術作品

機関車

  野良公の事ばかり考え

今夜も寒さが厳しい高架橋に付いた頃には
マイナス25度以上で機関車を写す事など考えてなかったが

でもタイミングよく機関車が来てくれた

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