金融工学概論

先ほどの記事で触れるのを忘れたので、
川口有一郎教授について。

氏は疑惑の「かんぽの宿一括売却」について、疑惑はない！と言い切ったそうだが、彼は金融工学の専門家だそうだ。
では金融工学とは？

　なんのことはない、実体経済を全く無視したマネーゲームを、それらしく応用数学をこねくり回して説明したように見せかける、現代の「錬金術」、すなわち高度（わかりずらくしているという意味）な与太話だ。
　これが学問だなんて聞いて呆れる。しかも与太話で庶民を煙に巻いた「学者」がノーベル賞（正確には「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞」で、微妙に違うのだが）を受賞しているのだ。

　え？概論ってこれだけ？
　そのとおり！金融工学なんてこういうことだ。
　だからその専門家なんて、胡散臭い詐欺師のような者と思って間違いないだろう。川口有一郎なる者の言葉が胡散臭いのはあたりまえのことなのだ。

植草氏に感謝！

本日も植草氏の渾身の日記
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

へらへら平蔵のみっともない逃げ答弁。わたしは右翼でも何でもないが、こういう卑怯な日本人は我慢がならない。
１月１日に日本に住民票を置かないことによって住民税を払わなかったと得意げにへらへら顔で喋る、卑怯者の極み、へらへら平蔵。こやつは「羞恥心」という日本語を理解していないに違いない。

「ＣＭＳＡ日本支部」に関する昨日の記事もぜひ目を通して頂きたい。

　まるで１冊の新書版の数ページ分にあたるような貴重な記事を、惜しげもなくわれわれに提供してくれる植草氏に深く感謝する。