回遊魚

主に政治ブログを回遊し、簡単に紹介していきます。基本コンセプトは「護憲」です(^^

普天間飛行場移設問題

2009-02-15 11:34:07 | Weblog
米国新大統領オバマの使者としてクリントン米国務長官が明日(16日)来日する。そして翌17日には中曽根弘文外相と、普天間飛行場移設を日米合意通りに実施することを明記する「在沖海兵隊のグアム移転に係る協定」に署名する。

http://s04.megalodon.jp/2009-0214-1022-13/ryukyushimpo.jp/news/storyid-140762-storytopic-53.html

 さて、この協定が沖縄県民の不利益を軽減するなにがしかの意味を持つものなのか。詳細は知らされていないが、海兵隊のグアム移転は確かにその軽減に繋がるだろうが、ことはそう単純ではない。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-140779-storytopic-53.html

 これは自民党議員にも不安をもたらせる協定のようだ。新大統領オバマやクリントン女史は、言うまでもなく米国の国益のためだけに行動する。果たして日本の政治家は日本の国益のためだけに働いてくれるのか。
 かつて、平沼赳夫元経産相に「親子二代の風見鶏」と言われた中曽根弘文外相はどれだけの仕事をしてくれるのか。もちろん期待は出来ないが、この協定を巡って野党が国会で協定の真の意味をさらけ出し、衆議院での承認が否決されないまでも一定の働きが出来れば、次期総選挙へ向けて与党にダメージを与えることは出来るだろう。

 宗主国アメリカに対して「植民地協定」は絶対に認めない! こういう気運が生まれないものか。

「笑っちゃうくらいあきれた」それはこっちの台詞だ!

2009-02-15 10:19:10 | Weblog
 小泉元首相が麻生現首相に対して、郵政民営化についての対応を「笑っちゃうくらいあきれた」と言い放ったが、小泉よ、それはこっちの台詞だろう。
 だいたい引退を表明した君がなぜここに来て大きな顔で登場するのだ。いや、事情はわかるがね。詰まるところこういうことだろう・・・

 小泉・へらへら平蔵は、外資企業から破格のキャッシュバックを約束され、郵政民営化、すなわち郵政米営化を推し進めた。
 民営化の意味を国民に正確に説明すると「売国奴」と見破られるので、仲間内にも詳細はほとんど明らかにせず、民営化による正しい競争原理のもとで郵政の健全な発展が待っているから、ひいては国民の大きな利益に繋がると、真っ赤なウソをつきとおした。
 しかし昨今、郵政民営化の真の意味と疑念とが、ネットや、マスコミまでもとりあげ、政府も急激なブレーキを踏む事態となった。
 さらに首相までもがあの発言だ。つまり流れが大きく変わることがはっきりとしてきた。
 これは小泉やへらへら平蔵にとっては絶対に許されないことだ。キャッシュバックの話しが消えてしまうし、さらにまずい状況が予想されるからだ(後述)。そして、彼らよりも危機感を持ったのが、彼らのバックボーンである外資企業だ。目の前の大きなぼた餅が取り上げられようとしているからだ。
 外資企業はさっそくマスコミにさらなる圧力をかけ(外資企業のコマーシャル料はマスコミを黙らせる力がある)、さらに小泉を登場させ、大きな取り上げ方をさせた。それが今回のプチ騒動だ。

 この外資企業と小泉と、おこぼれに預かりたい取り巻き連中の茶番劇。
 まさに国民の多くは 「笑っちゃうくらいあきれた」のだった。さらに次のことも賢明な国民は理解できるだろう。


 与党が下野すると、外資と小泉・へらへら平蔵には危機的な状況が待っているということだ。
 検察が動くからだ。彼らの売国的な悪行の数々が整理されて国民の前に明らかにされることになろう。

 その日が待ち遠しい。