姑息な そのまんま東

　そのまんま東は宮崎県知事の後は、国政か、さらにその前に、東京都知事を狙っていた。
ガラパゴス石原が連投を断念するや、立候補する意向を発表し、マスコミを使っての露出作戦に出たが、ガラパゴス石原が一転続投を宣言するや、恐れおののいて尻尾を巻いて逃げ出す腰抜け振りを晒してしまった。
　しかし、石原の「天罰発言」にさすがの都民も不快感を抱いていると見るや、この時とばかり立候補の意向を示した。

　いや、選挙だから勝つことを念頭に行動するのはいい。
　今まで勝てそうだったので立候補しようとしたが、勝てそうもないのでやめた。
　しかし、また勝てそうなので立候補する。
　それでいいのだ。そのまんま東は素直にそういえばいいのだ。

　ところが、このたびの震災を目の当たりにして「震災に強い都市づくり」とかぬかして立候補することにした・・・どこまで姑息なやつなんだ。

　愚かな都民（いままでガラパゴスに投票したという意味で）は、今度の選挙でそのまんま東に投票するのだろうな。

　カジノ構想、雇用機会を確保するとかほざいて、まさに富裕層のための都政をやっていくのだろう。





　ヒトラーは「器の小さい野心家」に過ぎなかったのだが、そのまんまもまさにそうだ。
　その意味で、危険な人物と言える。